写真は、今年の旅の全ルートです。
今年は5回の旅に出て、北は北海道から南は九州の北部まで観ることが出来ました。今年1年を振り返り、旅のまとめをしておこうと思います。
令和4年(2022年)旅のまとめ
- 日数:222泊227日
- 走行距離:18,317.6Km
■四国地方(1月12日〜3月1日)48泊49日 3345.1Km
四国は大学時代にオートバイで八十八ヶ所巡りをして以来の訪問でした。すごく細い道があった記憶があり覚悟して行ったものの海沿いを中心に走ったせいか、そのような道にはそれほど出くわしませんでした。内陸部も巡る予定が雪が降ってきて断念しました。愛媛県のお魚がすごく美味しいことを知るとともに道の駅のお惣菜が充実しているのも愛媛県でした。この旅から石垣の造りや日本の神様により深く興味を持つようになりました。
■甲信越地方・富山(4月2日〜4月24日)22泊23日 1496.6Km
目的地を決めずにぶらりと巡る「ぶらり旅」と称してスタートしました。通行止めなどにも臨機応変に対応して旅を続けた結果、富山に着きました。そこで立ち寄った「ヒスイ海岸」でヒスイ探しの魅力に取り憑かれ、ひいては石の魅力にどっぷりとハマるきっかけとなった旅でした。この旅をきっかけに、ふたりとも石を見る目が変わりました。もう一度会いたいと思える人にたくさん出会うことができた旅でした。
■北陸地方(5月19日〜6月15日)27泊28日 2038.1Km
「石探しの旅」と銘打ってヒスイやきれいな石を見つける旅に出ました。ヒスイ棒と長靴を持参して挑んだもののヒスイを見つけることは出来ませんでした。しかし、オンファス輝石という美しい石をカミさんが見つけ、ますます石の魅力にハマっていくこととなりました。前回の旅でもう一度会いたいと思っていた人(ふたり)に会うことが出来ました。願いは叶うものであることを知りました。福井県は道路の凹凸が酷い県でした。しかし、それを除けば旅をするのにとてもいい県で大好きになりました。能登ふぐが美味しいことや、氷見うどんが乾麺であることなど食に対する興味と知識が増えました。この旅から朝のラジオ体操と温泉での筋トレを兼ねた体洗いをするようになりました。
■北海道(6月28日〜9月9日)73泊74日 7221.3Km
「どこが良かったか」よりも、「何が良かったか」を聞いてほしい旅でした。そう思うようになったのは、この旅からでした。何度も行っている場所だから、そう感じるのだとするならば、これからの旅はいずれ、そのように変わっていくのだろうと気づきました。また、走ったところを地図に描きながら走ることの良さを知ったのもこの旅からでした。素晴らしいおつきあいをさせていただいた方々がたくさん出来ました。その中の数名の方とは、その後も連絡を取り合って(取れる状態で)あることが貴重な財産となりました。
■九州北部地方(10月21日〜12月12日)52泊53日 4216.5Km
「神社仏閣を回っている時には天候に恵まれる」という仮説を裏付ける旅となりました。何かの力を感じないわけにはいきません。ホンモノの中津のからあげがとても美味しいことや、豊後水道で捕れた魚の刺し身は硬くしまっていてとても美味しいということなど食に対する気付きもたくさんありました。今頃になって洋服を買う際にはワンサイズ大きめを買った方が良いことに気づきました。(タンブラー乾燥で縮むことを想定してです)
旅を始めた頃は、「どこが良かった?」と聞かれると、ここが良かったと答えることが出来ました。しかし、最近は「どこが良かった?」と聞かれると少し困るようになりました。そう聞かれるよりも「何が良かった?」と聞かれる方がいいと思うようになりました。
ところが、では「何が良かった?」と聞かれても、これまた別の意味で答えに窮するのでありました。とても、言葉に出来るようなものではないからです。何百日も旅をしてみたら見えてくる何かとでも表現したらよいのでしょうか。
旅もずっと続けていると求めるものが「モノ」から「コト」にシフトするのだなと気づいた年でした。言っていることが抽象的でわからないと思いますが…。
今年は、親しくなった人がたくさん出来た年でした。しかも、どの方も個性豊かで旅をしていなければ絶対に出会うことなかったであろうタイプの方々です。末永くお付き合いが出来るように、この絆を大切にしていきたいと思います。また、カミさんの体調も思っていた以上に良くなってきた気がします。これら今年の良かったことすべてを神様、仏様、ご先祖様、出会った方々に感謝したいと思います。
本投稿を持ちまして、今年の投稿を終了します。来年は精神面がさらに充実した旅となるように行動したいと思います。
今年1年、このブログをご覧いただいてありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
それでは、みなさま
良いお年をお迎えください