旅レポート

大崎の鼻、五色台展望台、瀬戸内海歴史民俗資料館、瀬戸大橋

香川県高松市にある瀬戸内海歴史民俗資料館

本日のサマリー

51日目:香川県三豊市〜香川県坂出市

走行距離:88.6Km

香川県にある歴史民俗資料館で瀬戸内海の里海・里山文化について学びました。
また、見つけたかったサヌカイトも見つけました。
というかサヌカイトだらけでした(笑)

昨晩の夕食用に買ったカツオのタタキです。最近、薄々気付いていたのですが、お客の目を欺くようなお刺身の切り方をしているお店があります。昨日のは特に芸術的でした。

パックに入っている時には、厚みが7〜8mmはあるように見えます。

ところが、反対側は厚みがまったくありません。ここまで、あからさまに薄いのは初めてです。角度を寝かしながら切っていくのでしょうけれど、ここまで出来るものですかね。今度、柵で買った時にやってみようと思いました。

つるぎ町にある道の駅 貞光ゆうゆう館で買った「おからのサラダ」です。「希少価値」と書いてあり買いました。このサラダがめちゃくちゃ美味しかったです。ご満悦おばさんは、それほどでもないと言っていましたが、自分は大好きです。ちなみに道の駅に袋詰めされたおからが3袋まで無料で持ち帰ってよいと書いてありました。地元のお豆腐屋さんが出しているのだと思います。そのおからを使って作るのですね。また、あったら買おうと思います。

前置きが長くなりましたが、道の駅 たからだの里さいたの朝です。

天気がいいです。快晴です。

今日は、坂出市にあるマルヨシセンター 池園店で食材を調達した後、

坂出市にある大崎の鼻に行きました。車は駐車場がなく、右側に写っている車のように路肩に駐めました。

左が小槌島で右が大槌島です。島の周りが青くて美しかったのですが写真では、そのようには見えません。ここ大崎の鼻から坂道を車で登っていくと、

高松市の五色台展望台に着きます。

景色は、それほどでもありませんでしたが、

サヌカイト(讃岐岩質安山岩)だらけでした。サヌカイトを見つけて帰ろうと思っていただけに、これには驚きました。ここ坂出市の標高が高めのところにはサヌカイトがあるようです。

標本サンプルになりそうな大きさのものを1つ持って帰ることにしました。

高松市にある瀬戸内海歴史民俗資料館(無料)に着きました。

ここは、無料でありながら、展示室がたくさんあります。

イワシ地曳網船です。木材は日南市の飫肥杉を使っているそうです。飫肥杉は、ごま節と呼ばれる小さい節もあり、建築材には不向きであるものの、水に強く、柔らかく油分も多いため、曲げを必要とする船材に適していたそうです。造船はその地域で船材を調達するのが常識であったのですが、杉山が少ない瀬戸内地方では飫肥杉の優れた材質からよく利用されていたようです。

ごま節が少ないものは、建築材として地元で消費されていたのではないだろうかと思っています。ちょっと調べてみたいと思いました。それにしても、四国にまで飫肥杉が来ていたとは感動しました。

企画展「伝統と創造 讃岐のり染 ー暮らしを彩る一」をやっていました。いつもは、このように華やかな館内ではないのかもしれません。

讃岐のり染は、もち米・糠・塩・石灰などを水で練って炊いたのり(糊)で筒描きしたり型紙などでのり置きしたりした模様(輪郭線)や文字が防染となって、色が混ざり合うのを防ぎ、各色を際立たせる染め技法です。

とても、色鮮やかです。幟や祭りなどに使用されていたようです。

後期北前型弁財船模型です。船体の特徴に、天保年間(1845年~)以降に北海道の松前藩が北前船に課した重税に対抗するための工夫で、首尾を大きく反り上げて作り、計算上の積荷の容積を減らすように造られています。

軍船「安宅」の模型です。16 世紀の文禄・慶長の役(豊臣秀吉の朝鮮出兵)頃の軍「安宅船」の模型で、伊勢地方を中心に発達した伊勢船の特徴の「戸立て造り」の船首を持つ船です。安宅の由来は「あたけ=敵恐れずあれ廻る舟」ともいわれていますが、諸説あるらしいです。先日話を聴いた学芸員さんは、安宅は水軍のことだと話されていました。安宅という地名もありますし、よくわかりません。

西日本の背負運搬具コレクション展をやっていました。地域ごとに特色があるようです。このような調査は地道な作業であるものの文化を継承していく上で重要なことだと思います。資料をいただいて来ましたので、帰ったら、しっかり勉強したいと思います。資料保管担当係(ご満悦おばさん)から「ちゃんと見てよ」と言われていますが、失礼この上ないです。

神輿です。

獅子のダンジリがありました。

斗栱が変わっていますね。

こちらは、よくある二手先ですね。

神社を象った神輿がありました。

ここの資料館の壁は、ここを作る時に出てきた石(サヌカイト)を使用しているそうです。

屋上の展望台に行ってみました。中央奥に微かに見えるのは、2年前に行った屋島です。かわらけ投げをしたところですね。

瀬戸内海がよく見えます。

下を見るとサヌカイトだらけでした。

ここの資料館は、館内を廻る時に外に出たり、入ったりする構造になっていました。壁のサヌカイトが美しいです。

民俗資料館によくある昔の物がここにもありました。

ここ瀬戸内海歴史民俗資料館は、あまり期待していなかったのですが、予想以上にためになりました。ネットの口コミを鵜呑みにするものではないと思いました。

このあたりの海は、すごくきれいです。

今日のお昼は、2年前にNさんから、おすすめをいただいていた宇多津町の本格手打うどん おか泉に行きました。しかし、店の周りにも車が多く、駐車場に駐められる気配もなく、すぐ近くにあるこだわり麺や 宇多津店に行きました。

ここも人でいっぱいでした。

ぶっかけ温(小)360円、とり天150円です。少し甘めの出汁に鰹節があっていました。とり天に塩味が効いていてとても美味しかったです。自分は、丸亀製麺のうどんとの違いがわかるほどの味覚がないと言うことがわかりました。

ご満悦おばさんは、いか天140円、いも天120円です。いも天は温かくて美味しかったけれど、いか天は冷めていたとのご評価でした。

今日のお風呂は、丸亀市にある丸亀ぽかぽか温泉680円です。

所感:ラドンを多く含む温泉だと思います。水色と白色のタイルを使っており、雰囲気が銭湯っぽいスーパー銭湯です。2つあるサウナは人でいっぱいでした。塩サウナは入れませんでした。

温泉諸元 泉質:単純弱放射能冷鉱泉(低張性 弱アルカリ性 冷鉱泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、 pH8.3、源泉温度 20.2℃、メタけい酸 30.1mg、炭酸水素イオン 172.1mg、ラドン 72.2x 10^-10Ci/kg、内湯4(2m x 3.2m 寝湯ジェットバス4基付き、4㎡、1㎡ 電気風呂、3.2m x 2mジェットバス6基付き)、外湯2(1.2m x 3m、1.2m x 3m)、サウナ2(ドライ 4人x 3段、塩 5〜6人)、水風呂1、洗い場34ヶ所

瀬戸大橋の途中にある坂出市の与島パーキングエリアに着きました。築山展望台から見た瀬戸大橋です。

築山展望台から見た駐車場です。左側が売店などがある建物です。トイレはこの建物の向こうよりで遠いです。できるだけ左側の奥に行く必要がありますが、間違って出てしまうと岡山まで行ってしまいます。

売店などが入っている建物の上にある展望台から見た駐車場です。トイレはこの写真の左側手前なのですが、助手が右奥の方にトイレが有ることに気づきました。

これです。

ここのトイレのすぐ近くに駐めました。

トイレが近くなりました。ここはWiMAX +5Gが入りそうもないのですが、よく入ります。

今日は、ここに泊まります。

今日で四国ともさようならです。(正確には明日の朝)

では、また明日です。

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