旅レポート

阿波史跡公園、宮谷古墳、天石門別八倉比賣神社、徳島市立考古資料館、矢野の古墳、奥谷1号墳

徳島県の徳島市立考古資料館にある
城山の貝塚のジオラマ

本日のサマリー

49日目:徳島県板野町〜徳島県美馬市

走行距離:73.5Km

今日は久しぶりに古墳を巡り太古の時代に思いを馳せました。

道の駅 いたのの朝です。昨晩から冷蔵車なのかエンジンをずっと動かしていたトラックが駐まっていました。お仕事とは言えトラックの運転手さんたちは大変だなと思います。あわせて、道の駅の雰囲気は駐まっている車で大きく変わるものだなと改めて思いました。

今日は、まず徳島市にある阿波史跡公園に行きました。

歩道と車道を隔てる石が緑色片岩で出来ていました。驚きました。

宮谷古墳(みやたにこふん)です。気延山(きのべやま)南東端の標高約50mの尾根上に3世紀末頃に築かれた、徳島県下でも最古級の前方後円墳です。古墳は全長約37.5m、後円部で高さ約3mになります。写真左側が前方で右の木があるところが後円側です。

後円墳側から観たところです。よくわかりませんね。

後円部墳丘南側斜面の葺石でしょうか。もしそうであれば3世紀の終わり頃に、これを積み上げた人がいるわけです。

このあたりは、本当に緑色片岩の石垣が多いです。

天石門別八倉比賣神社(あまのいわとわけやくらひめじんじゃ)です。

石段を登っていくと拝殿が見えてきました。

本殿はよく見えませんでした。御祭神は大日霊女命(おおひるめのみこと)で天照大神のことです。

この神社自体が気延山の古墳の上に建っています。

本殿の裏をさらに進むと五角形の石積みの祭壇がありました。その上には「つるぎ石」と呼ばれる石が収められている祠があります。この祭壇は一説によると卑弥呼の墓であり、この阿波一帯こそが邪馬台国であると言う説がありますが、おそらく違うと思います。

周りにはたくさんのどんぐりが落ちていました。リスがいたら食べ物に事欠かないと思います。

阿波史跡公園の碑です。もちろん緑色片岩で出来ていました。このあたりには約200の古墳があるそうです。

緑色片岩を積み上げた石垣なのですが、あまり見ることがない谷積みになっています。片理の筋の美しさを引き立たせる積み方であると思います。

阿波史跡公園には、竪穴式住居や高床倉庫が復元された「古代の邑」があります。

ここにある公衆トイレが石好きな人(自分たち)には、たまらないトイレです。緑色片岩を積み上げたトイレなのです。中は普通のトイレでした。

片岩の美しさを別な形で表現した岩がありました。すごく美しいと思います。

徳島市にある徳島市立考古資料館(無料)です。

企画展で、「弥生時代の石器」をやっている最中でした。

資料館の内部です。

昨日観た城山の貝塚の当時を表現したジオラマがありました。手前側が海辺の砂浜になっており、中央上に洞窟らしきものがあります。

一番右が突線鈕式6区袈裟襷文銅鐸(国指定重要文化財)の複製品です。とても大きな銅鐸でした。

三角縁神獣鏡は、前期古墳(3世紀後半〜4世紀)の代表的な副葬品で、政治的同盟または統合の証しとして畿内政権から地方の首長に下賜されたものだと考えられています。宮谷古墳からは3面が出生しているとのことでした。

3日前に行った一宮城のジオラマがありました。

できれば、拾って帰りたいと思っているサヌカイトです。他の石と見分けが付きません。

資料館の外にある街灯には、銅鐸がぶら下がっていました。

資料館の横の山にある矢野の古墳を観に行きます。

ありました。矢野の古墳は気延山東端の標高約24m地点につくられた直径約17.5mの円墳です。

南側に開いた全長約11.5m、高さ2.8mの両袖式の横穴式石室の石材には徳島県産の結晶片岩が使用され

棺をおさめる玄室の手前に前室という区画をもつ徳島県内でも珍しい複室構造を持っています。

奥谷1号墳を観に行きました。前方後方墳なのですが、よくわかりませんでした。

今日のお昼は、徳島市にある中華そば いのたに本店に行きました。これまで徳島ラーメンはいろいろなところでいただきましたが、徳島県でいただくのは初めてになります。駐車場は、お店の横と道を渡った正面にあります。

中華そば肉入中盛800円、生玉子50円です。思っていたより小ぶりでした。

麺はストレート麺で、スープは醤油豚骨っぽいです。味の付いたお肉が入っています。徳島ラーメンと言えば生卵なのでトッピングで追加しました。これまで食べてきた徳島ラーメンとそれほど変わらないと思いました。自分としては、もう少しスープの味が薄いといいかなと思いますが、でも美味しいです。

ご満悦おばさんも同じものを注文されました。最初の一言は「麺が美味しい」でした。薄味好みのおばさんですが、スープは濃く感じなかったそうです。これまで食べた徳島ラーメンの中で一番美味しいとご満悦のご様子でした。

その後、徳島市にあるホワイトピア 庄町 Aqours(AQUAでした)で洗濯をし、スタバでどうしても飲みたいものがあるとワガママを言う人の願いを叶えるために、少し回り道をして藍住町にあるゆめタウン 徳島に寄りました。ここで食材も調達しました。

今日のお風呂は、吉野川市にある鴨島温泉 鴨の湯600円です。

所感:露天の横にも洗い場の部屋があります。露天の縁石が緑色片岩で徳島らしいです。内部はタイル張りの銭湯のような感じです。大きな富士山の写真がありました。

温泉諸元 泉質:ナトリウム・ー塩化物泉、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH不明、源泉温度 27.4℃、メタけい酸 106.9mg、炭酸水素イオン 178.6mg、内湯13m x 4m)、露天18㎡)、サウナ1(ドライ 7人程度)、水風呂1、洗い場8ヶ所(53)、とろみ度 なし、気泡 なし

美馬市にある道の駅 藍ランドうだつに着きました。

土手の上から道の駅を見たところです。

今日は、ここに泊まります。

夢に緑色片岩が出てきそうです(笑)

では、また明日。

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