長崎県平戸市にある生月町博物館・島の館
平戸公園第1駐車場の朝です。久しぶりにいい天気になりました。
今日は、昨日駐車場まで行ったものの大雨のため断念した平戸市の平戸ザビエル記念教会に行きました。教会の保護者は大天使聖ミカエルですが、聖フランシスコ・ザビエルの3度の平戸訪問を記念して昭和46年(1971年)にザビエルの像が聖堂の脇に建てられたことから「聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂」とも呼ばれるようになり、その後、現在の名称にあらためられました。中に入ることはできないと思っていたのですが、中を観ることができました。ただし写真撮影は禁止でした。思っていたよりシンプルな内装でした。
平戸市にある川内峠展望台です。
古江湾がよく見えます。
しかし、昨日まで雨が降っていたためか霧がかかっていて360度視界良好というわけにはいきませんでした。
平戸市にあるマルセイショッピングセンター 中部店で食材を調達した後、平戸市にある平戸市切支丹資料館200円(JAF180円)に行きました。
ここは、写真撮影は不可でした。この後に行った平戸市の生月町博物館・島の館で同じような資料を展示しており写真撮影可でしたので、ここは行く必要はなかったかもしれません。ここで学んだこととして、隠れキリシタンは禁教令が解かれても信者として戻ることがなかったのだそうです。それは、仏壇や神棚を処分すると祟りがあると思っていたこと、個人で戻ることは難しかったことなどからです。
平戸市にある春日集落案内拠点施設「かたりな」です。ここで、世界文化遺産に登録されている平戸集落 (春日集落)と隠れキリシタンに関する話を聞いて、説明ビデオ(5分✕3本を見ました。 今でも(オープンではあるものの)隠れキリシタンの風習を続けている人たちが生月島に250人ほどいらっしゃるそうです。
中央左にこんもりとしている山が丸尾山です。春日の棚田を観るために行きました。
丸尾山の頂上には祠があります。ここは隠れキリシタンが処刑され埋められた場所でもあります。祠の近くまでは行きませんでした。途中に棚田を観るためのビューポイントがあり、そこまで行きました。
やはり、棚田は水を張っていないとダメですね。
こちらも同様です。
生月大橋を渡り、生月島(いきつきしま)に渡りました。渡ってすぐのところにある平戸市の道の駅 生月大橋です。
生月大橋がよく見えます。それにしても天気が悪いです。
次に館浦駐車場に車を駐めました。ここは車中泊の候補として考えていた駐車場です。
きれいなトイレがあります。洋式1でとてもきれいです。
ここに車を駐めたのは、ななめ前にある寺田食堂にお昼をいただきに行くためです。
ちゃんぽん850円です。スープが自分が作るちゃんぽんの味とまったく同じでした。麺は普通のちゃんぽんの麺より太かったです。野菜もたっぷりでイカも入って満足です。
ご満悦おばさんも一口食べて、「にやっ」としてました。味がまったく同じだったからです。「うちで作るちゃんぽんは美味しいんだな」と訳のわからないことを言いながら召し上がっておられました。
平戸市にある生月町博物館・島の館 520円(JAF470円)です。
1階で捕鯨に関する展示を行っており、
2階が隠れキリシタンに関する展示でした。
平戸地方のキリシタン信者は聖水をことさら神聖視して大切に保管し、病気を直す薬として用いた事が記されています。平戸地方のかくれキリシタン信仰では、聖水はお水瓶という鶴首の壺に納めて御神体として保管され、「お授け(洗礼)」「戻し(葬儀)」「屋祓い」「野祓い」などの行事では、魂入れや清めの目的で用いられ、病気直しのために飲む事も行われています。
キリシタン信者は改悛のための苦行を行い、「ミゼレレ・メイ・デウス(主よ憐れみたまえ)」を唱えながら、自らを鞭打っていました。また鞭打ちで病気が直ったという報告もあり、鞭は病気を直す力を持つと考えられていたようです。
かくれキリシタンの御神体には、一本の縄の先端が数本に分かれた形と、麻の細縄を束ね一方の根本を括って握り手にした形の二種類の鞭が存在しています。生月島に伝わる形は後者です。
展示室は協会に似せた作りになっていました。
「フィッシャーマンズアリーナ」と呼ばれるさかなと漁業の展示室もありました。
九州最東端に位置する鶴御崎自然公園に行った時に出会った佐賀のライダーEさんに教えていただいた生月島サンセットウェイを通りました。(Eさん、このブログ見てくれているかなぁ)
途中、平戸市の石原橋展望所に海を観るために立ち寄ったのですが、海は普通の海でした。その代わり山側の壁面が壮大な景色でした。
写真では伝わりませんが恐竜映画のジュラシックパークのような景色でした。
平戸市にある「いこいの広場」に立ち寄りました。塩俵断崖を観るためです。1本が大きな柱状節理でした。
平戸市にある大バエ灯台を観に行きました。駐車場の直前の道は狭くてすれ違うことが厳しいです。前から車が来て長い距離をバックしました。ここの灯台は登れる灯台16には入っていないのですが、灯台の周りに作られた階段から上に行くことができました。ちなみに和歌山県串本町にある樫野埼灯台も横に作られた階段から上がることができました。そこもここと同様に登れる灯台16には入っていませんでした。
眺めは良好でした。
平戸市にある生月観音堂です。像高18mのブロンズ製です。
無料で中に入って拝観することができました。
その後、昨日利用した平戸市のホテル彩陽 WAKIGAWA 600円が利用できる17時になるまで館浦駐車場でブログを書いてました。
今日も少し熱めのお湯でした。
そして、平戸公園第1駐車場に戻ってきました。今日もここに泊まります。
では、また明日。