埼玉県秩父市にある哀愁のふるさと館
野口英世の生家1/20模型の内部
道の駅 両神温泉薬師の湯の朝です。外気は-5℃でした。
道の駅を出発して100mくらい走ったところで左側にお寺があるではありませんか。ふたたび道の駅に戻り、車をおいて参拝することにしました。
小鹿野町にある四阿屋山(あづまやさん)法養寺薬師堂です。ここは目の病気に霊験あらたかな薬師として信仰を集めており、神奈川県伊勢原市の日向薬師、愛知県新城市の鳳来寺薬師とともに「日本三體薬師」のひとつに数えられています。危うく通り過ぎてしまうところでした。
建築様式は和様に唐様が入り交じった、寄棟造りです。
天井には千社札がたくさん貼ってありました。今まで神社仏閣にシールを貼るなんてとんでもないと思っていたのですが、貼られてしまったものを嘆いてもしょうがないので、これからはアメリカの人類学者フレデリック・スタールの千社札「寿多有」がないかを探してみることにしました。ここには、ありませんでした(笑)
目に関する絵馬がたくさんかけてありました。
お寺の裏にまわると、一枚だけ絵馬がかけてあり、何と書いてあるのか見てみました。
共感を覚える内容でした。(住所と名前はぼかしを入れてあります)
なかなか素敵な絵馬ですね。
ここのお寺が自分たちにとっての初詣になりました。
隣りにある両神神社(りょうかみじんじゃ)です。
こちらにも参拝してきました。
小鹿野町にある小鹿神社(おしかじんじゃ)です。
ここは、別名「バイク神社」と言われており、バイクの聖地として知られています。
ここから移動する途中、バイクの集団とすれ違いました。ここに行くのだと思います。
今回の旅でぜひ訪問をしたかった長瀞町にある埼玉県立自然の博物館(200円)です。
これは、パレオパラドキシアの標本を復元したものです。足寄動物化石博物館で学んだデスモスチルスに似ていると助手と盛り上がってしまったのですが、なんと、パレオパラドキシアもデスモスチルスもデスモスチルス科に属するものだということがわかりました。どおりで似ているはずです。
そして、今回ここに来たかった理由は、この「The 蛇紋岩」をやっているからなのです。
思っていた以上に充実した企画展になっていました。
蛇紋岩なら見分けれられると思っていたのですが、たくさんあって無理だということがわかりました。
ここの埼玉県立自然の博物館は常設展示も含めてなかなか見ごたえのある博物館でした。
その後、長瀞町にある洗車場で車の汚れを落として、皆野町にある道の駅 みなのに行きました。今日のお昼は、JAちちぶ レストハウスみなのでいただきます。
鳥の唐揚げ450円と書いてありましたので、これにライス250円とみそ汁100円を注文しました。イメージしていたのは唐揚げ定食だったのですが、ちょっとイメージと違っていました(笑)
唐揚げは、チキンナゲットみたいな食べ物でした。
秩父市にある哀愁のふるさと館(民家模型展)(500円)に行きました。ここは凄かったです。ぜひ訪問されることをおすすめします。そして模型について説明をしてもらった方がいいです。観るだけでは、その凄さは半分くらいしかわからないと思います。
野口英世の生家を1/20のスケールで作った模型です。
その内部の風景です。織り機がありますが、実際に織ることができるそうです。
本物の家みたいです。
この蜘蛛の巣は、本物で実際の蜘蛛を使って作ったそうです。
このように精巧に作られた古民家が数十軒あって、驚くべきことに、ここのご主人がひとりで作成されたのだそうです。
製作期間は3ヶ月から長いもので6年にも及ぶのだそうです。もう、ため息しか出ませんでした。
溶けかかった雪がリアルです。塩で出来ているそうです。
奥の掛け軸が…凄いです。
展示物の中には、外からは見えないけれども、内部に2年かけて作られた仏壇や、俵などが入っているそうです。「その情熱はどこから湧いてくるのですか」という助手(←最近鋭い質問をするようになってきた)の質問に、途中から出て来られて説明をしてくださったご主人(製作者)は「できるだけ本物に近いものを作りたいという思いです」とおっしゃっていました。本当に一度見ていただきたいと思います。
秩父市にある和銅遺跡を訪問しました。
和銅採掘露天掘跡を観てきました。
また、すぐ近くにある秩父市の聖神社にも参拝してきました。
今日は、何かがあるようでたくさんの人が訪れていました。駐車場も次から次に車が来るような状況でした。
秩父市にあるヤオコー 秩父上野町店で食材を調達し、その隣りにある秩父市の道の駅 ちちぶに着きました。今日は、ここに泊まります。今日も冷えそうです。
ここには、埼玉県で最初に作られた橋立浄水場の水を引いた「ちちぶの水」という水道水があります。明日の朝も水が出ていたら味わってみたいと思います。
では、今日は、この辺で。