旅レポート

絵島、石屋神社、北淡震災記念公園、五斗長垣内遺跡、伊弉諾神宮

兵庫県淡路市にある伊弉諾神宮

本日のサマリー

7日目:兵庫県淡路市〜兵庫県洲本市
走行距離:54.0Km

今日行った五斗長垣内遺跡は、とても勉強になりました。金属を加工する鍛冶場があった弥生時代の遺跡です。また、自分が大好きな伊弉諾神宮を参拝しました。淡路島に来て、ここに参拝せず先に行くことは出来ません。

昨晩の様子です。すぐ近くにある観覧車は夜になるとライトアップされていました。

また、某大手コーヒーショップもあります。7:00〜22:00まで営業しているようです。

明石海峡大橋の夜景は、こんな感じでした。時折、霧雨の降る天気なので、霞んだ夜景になっていました。

今朝の淡路サービスエリア (下り)です。雲が厚く、遅くまで暗かったです。ただし、昨日ほど寒くはありませんでした。

明石海峡大橋もぱっとしません。

ここから淡路サービスエリア(上り)が見えます。こちらと比べると、より高台にあるものの、明石海峡大橋に近い位置にあります。どちらがいいかは微妙なところです。向こうのサービスエリアとの行き来ができるようになっています。(行き来にはETCが必要だったと思います)

南の空は、明るくなっていました。

前回工事中のため、じっくり見ることが出来なかった淡路市の絵島を観に行きました。車は、前回と同じ岩屋漁港駐車場に駐めました。前回は無料だったのですが、有料駐車場になっていました。ただし、1時間まで無料で、それを超えると2時間まで100円、さらに超えると24時間まで500円でした。トイレもありますので車中泊をする気になれば出来なくもありません。7,8月は、もう少し料金が高くなるようです。

有料になったためか、ほとんど人がいませんでした。

駐車場からは5分くらいで絵島に着きます。ここは、国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の1つとされています。

島に上陸することは出来ませんでした。

ここの岩は、数千万年前の砂岩層で、所々にノジュールが観られます。

淡路市にある石屋神社(いわやじんじゃ)を参拝しました。石屋えびすとも言われるようです。

ここは2度めになります。

神紋に五七の桐が使われていました。なぜだかはわかりません。十六葉一重菊もありました。

本殿です。御祭神は、国常立尊、伊弉諾尊、伊弉冊尊です。

境内社に、八百萬神社がありました。

淡路市にある道の駅 あわじに立ち寄りました。売店は9:30からで、まだ開いていませんでした。

ここは、ゴミ箱があります。

明石海峡大橋のすぐ真下になります。以前泊まったことがありますが、海が近いのでサービスエリアに泊まるようになりました。ここに泊まるメリットは近くの温泉に入れることです。

次に、淡路市にある北淡震災記念公園に行きました。車はセミナーハウス 駐車場に駐めました。いくつかありますが、ここが一番近いと思います。

べっちゃないロック(鎮魂の碑)です。

北淡震災記念公園 野島断層保存館730円(JAF660円)です。

入ると、いきなり震災の凄まじさを物語る展示物がありました。

ここには、野島断層が保存してあります。左下から伸びる側溝に対して直角に曲がるように敷設されていた側溝は反時計回りにねじれるように移動してしまっています。

ずれた断層です。

この断層は2千年に一度の頻度でズレているようです。

左の家の1m脇を断層が走っていて、壁が折れていました。

その家の中を見ることができました。

この家には震災の後、4年間に渡り人が住んでいたのだそうです。この台所の様子は、震災時の状況を聞いて再現されたものです。

阪神淡路大震災というと、神戸のことを思い出しますが、ここ淡路島でも大変なことになっていたということを知りました。

五斗長垣内遺跡(ごっかさいといせき) 無料を観に行きました。

もともと垣内遺跡(さいといせき)と呼んでいたのですが、国指定の史跡に申請するに当たり、淡路島にも同じ呼び名の遺跡があったため、このあたりの地名である五斗長を頭に付けて五斗長垣内遺跡と呼ぶようになったそうです。ちなみに垣内遺跡の垣内とは、まわりを囲った場所のことを言うようで、この垣内という名称を使った遺跡はいろんなところにあると伺いました。少し気にかけておこうと思います。

また、もともと、このあたりには多くの遺跡があることがわかっていたのですが、平成16年の台風23号で大きな被害を出し、その調査をした際に詳細に調べた結果、23棟の竪穴住居跡が見つかりました。そのうち12棟が鍛冶工房建物であることがわかり、ここに多くの金属製品が埋まっていることがわかったそうです。

このあたりには鉄の原料になるものがないにもかかわらず、鉄製品が発掘されたのは、朝鮮から材料を輸入して、ここで簡単な加工をしていたようです。ここで見つかった鍛冶炉跡から想定される炉の温度は1,400度弱で鉄を完全に溶かし切るには至っておらず、鉄を柔らかくして加工するレベルのことをやっていたようです。

この板状鉄斧は、朝鮮半島からもたらされたものと考えられています。

復元された弥生時代の竪穴住居です。

いろいろ説明していただいて、とても勉強になりました。

今日のお昼は、淡路市にある丸喜でいただきました。ここに来る途中に美味しそうなお寿司屋さんがあったのですが、胃の調子がまだ本調子にならないおばさんは麺類にするとのことで、ここになりました。

中華そば600円です。せっかく淡路島に来たので地元の美味しいものが食べたいです。

前回、ここへ来て感動した淡路市の伊弉諾神宮です。車は、参拝者第一駐車場に駐めました。

何度観ても感動する太陽の運行図です。

ここには、日時計もあり、冬至の日没は宮崎県の高千穂神社、天岩戸神社の方角になることを意味しています。

明治16年(1883年)に再建された表神門です。それ以前は随神門だったようです。

拝殿です。

本殿です。御祭神は、伊邪那岐尊、伊邪那美尊です。

その後、淡路市にあるあわ津名市場 My Marcheで食材を調達し、洲本市にある炬口漁港の駐車場に着きました。前回同様、ここに泊まります。海がすぐ近いことを除けばトイレも有り、いい車中泊場所だと思います。

では、また明日。

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