旅レポート

宮崎県総合博物館、宮崎県埋蔵文化財センター 分館

宮崎県宮崎市にある宮崎県総合博物館

本日のサマリー

39日目:宮崎県日南市〜宮崎県都農町

走行距離 90.8Km

実家を出発し、ふたたび旅を始めました。今日行った宮崎県総合博物館は、自分には勉強になるところでした。

宮崎市にある宮崎県総合博物館の駐車場に車を駐めました。

宮崎県総合博物館(無料)です。

常設展では、宮崎の森について学びました。

広葉樹と針葉樹に関しては、よく知っていましたが、照葉樹については気にしたことがありませんでした。照葉樹は葉の表面がクチクラという蝋に似た物質で覆われ、照り輝き、面積の広い葉を一年中つけている樹のことを呼ぶそうです。

かつては国土の約38%を占めていた照葉樹林が、現在では約1%に減ってしまいました。宮崎県も約88%が照葉樹林に覆われていましたが、現在では約2.5%しか残っていません。環境省の調査で全国に残る大規模照葉樹林ベスト10の中に、宮崎県の照葉樹林が5ヶ所も取り上げられているそうです。

今回の旅に出る前に大陸がどのようにしてできたかを勉強したのですが、しばらく復習しないうちに忘れていることに気づきました。そのような内容の展示が多数ありました。また、勉強し直さないと思いました。宮崎の大地がどのようにできたかを学ぶことができました。

企画展では「化石タイムカプセル」と称してコンクリーションの特集をやっていました。宮崎県のコンクリーションだけでなく、国内や世界のコンクリーションにてついても展示していました。コンクリーションに関するこれだけの規模の展示は観たことがありません。さらにコンクリーションの研究が、コンクリートの強度アップに繋がることなど研究の応用分野についてまでの展示があり、面白かったです。

コンクリーションの中に含まれるものを傷つけないで、うまく削り出すのは、どうやってやるのだろうという疑問があったのですが、事前にCTスキャンで内部に含まれるものの形を特定して削っていくようです。

注)コンクリーションとは、堆積物の砕屑粒子間の隙間に鉱物が析出・充填することによって凝結したものを指す。いわば”天然のセメント”である。(Wikipediaより)

縄文草創期の土器の展示を初めとした宮崎の歴史に関する展示もやっていました。

須恵器の窯はどのようなものか知りたいと思っていたところ模式図がありました。

ここは、じっくり観ているとかなり時間がかかりそうでしたので、次回また来ることにして、駆け足で見ました。

安井息軒って誰だったっけと、すっかり忘れていました。昨年飫肥藩の勉強をした時に参考になるからと資料をいただいたのが安井息軒に関する資料でした。

よくある昔の道具の展示もありました。

隣りにある宮崎県埋蔵文化財センター分館(無料)にも行ってみました。

ここは宮崎県の出土品を展示しているところなのですが、それほどの規模もなく、観なくても良かったかなと思いました。

今日のお昼は、宮崎市にある麺処 Kojima屋でいただきました。駐車場はお店の裏にありました。

ラーメン800円です。透き通った豚骨スープということだったのですが、これは世間一般的に言われる塩ラーメンという分野に属するスープだと思いました。豚骨の香りは感じ取れませんでした。

麺はストレートの麺です。

その後、宮崎市にあるハーティながやま 住吉店で食材を調達し、

今日のお風呂である新富町のしんとみ温泉 サン・ルピナス500円に行きました。

所感:ラジウムとヨウ素を豊富に含む温泉らしいです。お湯は淡い褐色をしています。床が石英斑岩らしきもので、壁はタイルです。雰囲気は街の銭湯のようです。

温泉諸元 泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(高張性 中性 高温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH7.4、源泉温度 54.0℃、メタけい酸 27.5mg、炭酸水素イオン 18.3mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯310㎡、1.2m x 2m1.5m x 2m)、露天23㎡、3㎡)、サウナ1、水風呂1、洗い場104ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし

都農町にある道の駅 つのに着きました。

小雨が降っています。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。

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