三重県熊野市にある鬼ヶ城
13日目:三重県熊野市
走行距離 52.2Km
飛鳥神社の四本杉は大きかったです。そして鬼ヶ城、また行きました。
昨晩の道の駅 熊野きのくにの夜です。泊まったのは自分たちだけでした。街灯と自販機の明かりがあって真っ暗にはなりませんでした。
そして何よりも素晴らしかったのが、星がきれいでした。iPhoneを固定して撮影しました。パソコンでご覧になられている方はクリックして大きくして見てください。星の多さに驚くはずです。
スマホでご覧の方のために一部分を拡大して載せておきます。すごいでしょ。
そして、朝です。外気は-1℃で、社内は3℃でした。思っていたほど冷えませんでした。
熊野市にある飛鳥神社の駐車場に車を駐めました。
入口から杉が茶色です。
杉の花ですね。もう少しすると花粉が飛び散るのだろうと思います。
飛鳥神社です。
大きな杉が数本あります。
切妻平入の拝殿です。
本殿は神明造で、御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ:稲荷神=お稲荷さん)です。
ここには、飛鳥神社の四本杉という杉があり、この参道脇に数本ある杉の木が四本杉なのだろうと思って、帰ってしまうところでした。
遠くに「飛鳥神社の四本杉」と書いてある看板があり、そちらの方に行ってみました。
これが、その飛鳥神社の四本杉でした。
上は四本に別れていますが、下の方は一本の木のようです。立派な杉の木です。
熊野市にある鬼ヶ城センター 駐車場に車を駐めました。ここも車中泊スポットとして有名なところです。きれいなトイレが有りました。
前回来た時には、この鬼たちはいなかったと思います。上司に怒られて立たされているような鬼さんたちです。
3度目になりますので、写真も少しです。
始めてきた時には、ここでビビって退散しました。2度めは、がんばって最後まで行きました。しかし帰りは遊歩道のトンネルを使って戻ってきました。ただし、ここを歩き終えたおかげで高所恐怖症が治りました。
そして、今回はGoProを持ったまま歩き抜き、帰りは写真を撮りながら戻ってきました。余裕でした。
これ凝灰岩ではないだろうかと思っていたのですが、流紋岩質凝灰岩だそうです。
タフォニがすごいです。
ここ鬼ヶ城は、散策するにはスリリングで楽しいところです。
人工的に作られた溝もありました。
自然が作った面白い造形物をたくさん観ることが出来ます。
海も美しいです。
岩の中に含まれる白い粒は石英ではないだろうかと思っていたのですが、流紋岩質凝灰岩には石英や長石が多く含まれる特徴があるようなので、おそらくそうだと思います。
左側の黄土色がもともとの色で左の黒い部分は変色してしまったのだろうと思います。
前回来た時には、そんなことを考える余裕も知識もなかったので、
まあ、旅をしている間に、少しは成長しているのだろうと思います。
ご満悦おばさんが豆粒みたいに写っています。壮大な景色を楽しむことが出来ました。また来ると思います。
これから山の中に入っていくこともあり、熊野市にあるapollostationで給油をしました。なんと196円でした。高いですねー。
熊野市にある道の駅 熊野·花の窟に着きました。
以前、ここに泊まった時には隣りにある居酒屋に飲みに行きました。今回は、ここには泊まりません。
ここの道の駅には、花の窟神社に参拝に行くために立ち寄りました。素通りできないです。
どうして五七の桐なんだろう?
この三柱の幟があるのは、理解できますね。
花の窟神社です。伊邪那美命と軻遇突智命(かぐつちのみこと)が祀ってありました。ここは伊邪那美命が軻遇突智命(火の神様)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵なのだそうです。それで五七の桐が神紋だったのですね。
花窟神社(花の窟神社)は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれているそうです。何度も来ているのに、すっかり忘れていました。ちなみに大神(おおみわ)神社など、いろんなところに日本最古の神社があります。
熊野市にあるオークワ 有馬店で食材を調達し、
今日のお昼は、熊野市にあるオレンジ中華飯店に行きました。満席になるくらいの人気店のようです。
カラアゲ定食890円です。熱々でカラッと揚がっているのは良かった点です。残念だったのは、もも肉ではなく胸肉だったのと、肉に味が付いてなく、塩コショウを付けていただくようになっていたことです。味のない胸肉は、飲み込みにくかったので食べるのに時間がかかってしまいました。満点を10点とし「中津からあげ 総本家もり山 三光本店」を9点とする唐揚げ採点基準に基づけば5点と言ったところでしょうか。
今日のご満悦おばさんは、あんかけ五目そば840円です。普通に美味しかったそうです。
次に熊野市にある丸山千枚田 展望スポットと赤木城跡を観に行こうと思っていたのですが、なんと通行止めで行けませんでした。
熊野市にある道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里に着きました。ここはWiMAX +5Gが入りません。道の駅のWi-Fiスポットにはアクセスできますが、不安定です。
ここの道の駅には、始めて来たと思っていたのですが、このシーンを見て、ふたりとも、ここでお昼を食べたことがあることに気づきました。
三重県熊野市神川町でしか採石できない那智黒石です。およそ2,000万年前頃〜1,400万年前頃の間に形成された黒色珪質頁岩だそうです。
それにしても、藤堂高虎が築城したと言われる赤木城に行けなかったのは残念だったなぁと思っていたのですが、別ルートで行けるのではないかと気づき行ってみました。
じゃーん。着きました(祝)
このあたりは、金銀銅鉄などの鉱物が豊かであったこと、森林資源が豊富であったこと、から豊臣政権が熊野の支配を目指していたそうです。また、厳格な太閤検地に反発して大規模な一揆が再三起きたりしたことから、ここに赤木城を築いたのではないかと言われています。
赤木城の築城については天正17年(1589年)頃と言われています。
この城は中世と近世の築城法を併用した平山城です。尾根を利用して築かれた曲輪の配置は中世の山城の様相を引き継いでおり、高く積まれた石垣や、工夫を凝らした虎口などは近世城郭の様相となっています。
虎口を抜けて主郭への入口です。ここに門があったようです。
主郭です。
西郭です。
主郭の周りの石垣を観て周りました。
北郭から見た主郭の石垣です。
西郭から見た主郭です。
途中、雪が舞ってきましたが、寒さも忘れるくらい楽しめました。
その後、先ほどの道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里に戻りました。
今日は、ここに泊まります。
では、また明日。