旅レポート

金幣社日吉神社、墨俣一夜城

岐阜県大垣市にある墨俣一夜城

本日のサマリー

55日目:岐阜県池田町〜岐阜県岐阜市

走行距離 26.6Km

今日は、金幣社日吉神社を参拝し、墨俣一夜城で秀吉について学びました。なんと秀吉が貧農の小せがれではなかったことを記録している門外不出の古文書があることを知りました。

道の駅 池田温泉の夜です。昨日の投稿で、ここは夜景がきれいかもしれないと言いましたが、それほどでもありませんでした。

ここに車中泊をした一般車は少なかったです。ただし、トラックは結構いました。

そして朝です。晴れそうです。(結果としては、今日は曇りでした)

ここの道の駅は2段になっています。下の駐車場にトイレがありますので泊まるとしたら下の駐車場がよいと思います。上の駐車場は、こんな感じです。向こう側に見える建物は、池田温泉新館です。(昨日、自分たちが行ったのは、もう少し上にある池田温泉本館です)

上の駐車場にもトラック用のエリアがありました。

ここの駐車場の仕切りは車止めではなく、こんな感じです。どうして車止めではないのだろうと考えながらラジオ体操をしていました。またいでトラックが駐められるようになのかなと思っていると、離れたところに駐まっていたトラックから運転手さんが降りて、こっちに向かってこられました。やはり、ここに駐めちゃいけなかったのかなと思っていると、

 

運転手さん
運転手さん

ここの道を出て、交差点があるから、すぐ左に曲がって、そして、またすぐ右に曲がって………

自分
自分

(いったい何が…)

運転手さん
運転手さん

そして、ずーっと行くと駐車場があって、そこからの眺めは最高だから
ここに来たら、そこに行かなきゃダメだよ

 

そうなのです。わざわざ、それを伝えに来てくださったのです。

感謝です。せっかくなので、今日はそこからスタートすることにしました。

ところが、Googleマップでみると、今はその道は通行止めで反対側に回っていく必要があり、1時間以上かかることがわかりました。冬季閉鎖ですかね。次回、ここに来た時に行くことにしました。運転手さんに感謝です。

神戸町(ごうどちょう)にある日吉公園の駐車場に車を駐めました。

車から降りてよく見ると、このように書いてありました。金幣社(きんぺいしゃ)日吉神社に行きたかったので、ここに駐めては行けないのだろうと思い、神社の駐車場を探しに行きました。

ありました。今駐めているところも神社の参拝者用駐車場になっていました。駐車場の看板に書かないのは何か深〜い理由があるのだろうと思いました。

金幣社日吉神社です。

いったいいつの看板だろうと思う看板がありました。

ここの境内には、ここにある各神社の名前が付いた石を祀っていました。原始神道のなごりを感じるこういう神社はいいなぁと思います。

ここの神社は、弘仁8年(817年)に最澄によって創建されたそうです。ちなみに空海が高野山に金剛峯寺を建立したのが、弘仁10年(819年)なので、その2年前になりますね。

この三重塔は平安時代に建立されたものです。

三層とも平行垂木で三手先になっています。見えませんが檜皮葺のようです。

神輿殿です。瓦葺き軒唐破風付き切妻造平入ですね。造りに注目していて神輿を観るのを忘れてました(笑)

本殿には7社がありました。次の7つのお宮全体を日吉神社というのだそうです。

檜皮葺三間社流造の大宮です。御祭神は大己貴大神(おおなむちのおおかみ=大国主命)です。

檜皮葺一間社流造の二宮です。御祭神は大山咋大神(おおやまくいのおおかみ)です。大山祇大神と勘違いしておりました。大山咋大神は別名山王というらしいです。日吉大社の鳥居が山王鳥居なのは、この大山咋大神から来ているのだなと勝手に納得したのでありました。

檜皮葺日吉造の宇佐宮です。御祭神は湍津姫大神(たぎつひめのおおかみ)です。

檜皮葺一間社流造の客人宮です。御祭神は白山姫大神(しらやまひめのおおかみ)です。

檜皮葺一間社流造の樹下宮です。御祭神は、鴨玉依姫大神(かものたまよりひめのおおかみ)です。鴨玉依姫大神は初めて参拝させていただく神様ですが、神武天皇の母とされる玉依姫とは別の神様なのだそうです。

檜皮葺一間社流造の牛尾宮です。御祭神は大山咋大神(おおやまくいのおおかみ)です。

檜皮葺一間社流造の三宮です。御祭神は鴨玉依姫大神(かものたまよりひめのおおかみ)です。

立派な神社でした。

大垣市にあるさい川さくら公園 駐車場に車を駐めました。すごく広い駐車場です。桜が咲くと、ここは有料駐車場になるようです。

太閤出世橋を渡って、

墨俣一夜城に行きます。

ここは、大垣市墨俣歴史資料館(200円)でもあります。

小さな資料館なのですが、いろいろ面白いものがありました。前野家に伝わる門外不出の古文書である「武功夜話」21巻についての説明がありました。この中に秀吉の出自にまつわる記載があり、秀吉は貧農の小せがれではなく、尾張の国中村邑(むら)、在中という村長(むらおさ)のせがれと書いてあるそうです。

おそらくそうなのだろうと思います。農家の小せがれにしては、変だと思っていたのですよね。他にも秀吉に関する資料がいろいろありました。

また、墨俣一夜城がどのように作られたかを示す資料やビデオがありました。ここでは、秀吉が墨俣一夜城を築き出世の足がかりにしたという前提で資料展示されていましたが、別途、調べたところによりますと、信長、秀吉に関する良質の史料には秀吉が築いたという記述はまったく見られないのだそうです。

最上階です。

周りは川ばかり

なりけり。

遠くに岐阜城が見えます。

墨俣一夜城の裏には、白鬚神社がありました。

本殿は、久々の神明造ですね。御祭神は、由緒が破れていてわかりませんでした。

その隣の豊國神社です。

銅板葺一間社流造の本殿です。御祭神は豊臣秀吉です。

藤吉郎の馬柵です。築城にあたり、敵が攻めてくる中で、これを最初に作るのに苦労したという話がありました。

後ろから見た墨俣一夜城です。もちろん模擬天守です。

岐阜市にあるカラフルタウン 岐阜で食材を調達しました。

そして、お昼は岐阜市にあるスタミナラーメン 三條でいただきました。昨日、助手がネットで見つけたお店で、口コミを見たところ、どうしても行きたくなったお店です。

味噌スタミナラーメン1,050円です。

思っていたより、ちょっと味が濃かったです。辛くはなかったです。普通の味噌ラーメンとは少し味が違います。お酒が入っているような発酵したような感じのする味噌でした。癖になる味と口コミにありましたが、わかるような気がします。

麺はストレートで美味しかったです。

今日のご満悦おばさんは、ベトコンラーメン900円です。ニンニクが15個くらい入っていたと、とてもご満足のご様子でした。スープを味見させてもらいましたが、こっちにすればよかったと思いました。

ちなみに、自分のニンニクがご満悦おばさんのラーメンの方に行ったのではないかと思います。以前も他のところで食べた(これまた偶然にもベトコンラーメンで)、自分のラーメンに肉がなく、ご満悦おばさんにたくさん入っているという事件がありました。なぜか、食べ物に愛されているご満悦おばさんなのでありました。

岐阜市にある道の駅 柳津に着きました。ここの道の駅は道路の両側に分かれています。売店のある方を利用します。

今日は、ここに泊まります。3回目になります。

では、また明日。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です