岐阜県関ヶ原町にある岐阜関ヶ原古戦場記念館
55日目:滋賀県米原市〜岐阜県池田町
走行距離 44.0Km
今日は、関ヶ原古戦場跡を小早川秀秋陣跡から見ると、どの様に見えるのかを確認し、戦国時代の歴史にハマるきっかけとなった岐阜関ケ原古戦場記念館を3年ぶりに再訪問し、関ケ原の戦いに関する知識を新たにしました。
道の駅 伊吹の里 旬彩の森の夜です。静かでいいところです。
と思っていたところ、夜中にトイレに行こうと外に出ると目の前にトラックが停まっていました。白線が消えていて気づかなかったのですが、トイレの前にトラックの駐車エリアが設けてありました。
このトラックの運転手さんとは、朝、少し話をする機会がありました。「沼津にはたまにいくよ」と気さくな方でした。お仕事お疲れ様です。
夜中降ったり止んだりしていた雨は止んで、青空が見え始めました。
近くにある伊吹山は、部分的に削られているように見えます。石灰岩の採取かなと思っていたのですが、やはり石灰岩質の山でした。そう思っていたところ、近くにセメント工場がありました。
岐阜県関ヶ原町にある松尾山登山口(小早川秀秋陣跡) 駐車場に車を駐めました。
ここから小早川秀秋陣跡(松尾山城本丸跡)に登ります。途中までは軽トラックが入れそうな幅の道が続きました。
このような道をテクテク登っていきます。
途中二手に分かれる分岐の左側(行き止まり)に鹿が2頭いました。右側の道を進みます。
堀切ですね。
途中、山之神神社がありました。ここから、あと800mくらいあります。
このあたりから、登っては
下り、登っては下りを7回くらい繰り返しました。
最後の登りを登り終えると、
松尾山城の本丸跡に着きました。
松尾山城の本丸跡です。
小早川秀秋の本陣跡でもあります。
ここから関ヶ原古戦場にある各武将の陣跡を見渡すことができます。合戦当日も朝まで降っていた雨が上がり、霧が晴れだしたので、ちょうど今と同じ感じだったのだと思います。
ここにある看板と見比べながら確認しました。
笹尾山にある西軍 石田三成陣地です。
東軍の先陣を切るはずだっった福島正則陣地です。
当時は、今のように住宅があるわけではないので、この位置にたくさんの兵を従えた武将たちがいたのだと思います。関ヶ原の戦いは全員で約17万人と言われています。
ここ小早川秀秋の陣地には約15,000人の兵がいたと言うのですが、いったいどこにいたのかという疑問が残りました。それは、この松尾山城がかなり切り立っていたからです。もっとなだらかな山を想像していました。
ここは松尾山城でもありますので、少し周りを観てみました。枡形虎口跡です。
この先が馬出状の曲輪です。
この地図の左上側から登ってきました。
ふたたび来た道を戻ります。下るだけだというイメージがありましたが、例の下りたり登ったりが続きます。ここは東の曲輪です。
クネクネした道を下っていくのですが写真ではまったく立体感が伝わりませんね。
登ってくる時には気づかなかったのですが、石垣がありました。谷積みですね。苔むしている状況から最近積まれたものではなさそうです。
よく見ると、ところどころに石垣があります。
駐車場に着きました。所要時間は、1時間40分でした。
関ヶ原町にある岐阜関ヶ原古戦場記念館 駐車場に車を駐めました。
岐阜関ケ原古戦場記念館500円です。ここは、予約をした人が優先になっていました。(自分たちは予約しないで行きました)
ここのグラウンド・ビジョンとシアターは、関ヶ原の戦いをとてもわかりやすく見せてくれます。自分たちは日本中の博物館を観た中でこれらが一番わかりやすいと思っています。15分置きに上映されるので、団体客が入る時間を避けて申し込みました。
前回観た時には、とてもわかりやすく戦国時代に興味を持つきっかけになったのですが、今回は、今まで得た知識をさらに補完するものとなりました。やはり、素晴らしいです。
2階は展示室になっていますが、写真撮影は禁止です。小早川秀秋が二日酔いで書いた礼状があるのですが、前回観た時に、この相手が徳川家康と勘違いしていたことがわかりました。相手は、家康ではなく教如でした。ただし、書状の中でこれから徳川家康に会ってくると書かれており、これを書いた慶長5年(1600年)4月20日(関ヶ原の戦いの4ヶ月前)に、ふたりが会っていることがわかります。
5階は、関ヶ原古戦場を見渡すことができるようになっていました。先ほど行った小早川秀秋の陣地跡です。
笹尾山にある西軍 石田三成陣地です。
長野剛さんが書かれた武将の絵が素晴らしいです。西軍です。
東軍です。
また、いずれ訪問するかもしれません。ここは、非常にわかりやすいので、一度観に行かれることをおすすめします。
今日のお昼は、関ヶ原町にある天下茶屋でいただきました。
焼うどん600円、豚汁200円です。写真としては斜めから撮ったほうがいいのですが、大きさが違って伝わりますので、真上からも撮ることにしました。
このあたりの焼きうどんの味は、どんな味なのだろうと興味があって、これにしました。ウスターソース味でした。
今日のご満悦おばさんは、野菜炒め定食1,000円になさいました。一口食べるなり、
うっ
これは、私が好きな味だ
お肉も多いし
ニンニクも入ってる
ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ
かなり、ご満悦のご様子でした。
垂井町 観光駐車場(無料)に車を駐めました。
竹中半兵衛公像です。
竹中氏陣屋跡 櫓門です。竹中半兵衛嫡男の重門が菩提山寺を廃して構えた陣屋の正門です。中は私有地となっており、立入禁止でした。
垂井町にある南宮大社駐車場に車を駐めました。
南宮大社(なんぐうたいしゃ)です。
楼門です。
舞殿です。
拝殿です。
残念ながら本殿はよく見えませんでした。檜皮葺の入母屋造ではないかと思います。御祭神は、金山彦神(かなやまひこのかみ)です。
建物が素晴らしそうなのですが、拝殿から先はじっくり観ることができませんでした。こんな感じの大社のようです。
大垣市にあるスーパーマーケットバロー 赤坂店で食材を調達したあと、
池田町にある池田温泉本館700円に行きました。
所感:とろみがあっていいお湯です。浴室の雰囲気は白系のタイル貼りで普通なのですが、すべり台のある浴槽や、サウナから直接水風呂代わりの源泉の湯に入れたり、面白い作りの温泉です。
温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 低温泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH8.8、源泉温度 29.7℃、メタけい酸 21.8mg、炭酸水素イオン 581.4mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯1(8㎡ ジェットバス2)、露天g(φ5m、6㎡ すべり台付き、1.7m x 3m、6㎡ 源泉28℃ 水風呂の代わり)、サウナ1(ドライ3段 8人)、洗い場14ヶ所、とろみ度★★★★☆ 、気泡 なし
池田町にある道の駅 池田温泉に着きました。残念ながら本日定休日です。
町を見下ろす位置に作られた道の駅なので夜景がきれいかもしれません。
今日は、ここに泊まります。
では、また明日。
