旅レポート

西平椿公園、十三仏公園、妙見浦、富岡城跡、天草四郎乗船之地、五和歴史民俗資料館

熊本県天草市にある西平椿公園から観た大ヶ瀬

道の駅 﨑津の朝です。本来は静かなところなのだと思います。

残念ながら、今回は奥に泊まっていたトラックが一晩中エンジンを掛けておられましたのでエンジンの音がなっていました。(眠れないほどではありませんが)

ここはきれいで良い道の駅だと思います。よくある農産物を売る道の駅ではなく崎津集落のビジターセンターを兼ねた道の駅だと思います。そう思っていましたら、ここは崎津集落ガイダンスセンターと言うところを兼ねていました。岡山県にある道の駅 山陽道やかげ宿のようなところです。

本日最初の訪問先は、天草市にある西平椿公園です。ここはネットを見ると道が狭いと書いてあります。先日の「戒めのキズ」を付けて以来、狭路恐怖症になってしまった助手は、「ここは、必ずしも行きたいというわけではない」「写真を観たけど大したことない」などと、すでに本日の計画にしたがって向かっている車の中で言い始めました。行くのかやめるのかを走りながら聞いているうちに、問題の道に入りました。まったく問題ありませんでした。「道が狭い」は人によって感じ方が違っていて、確かに普通の道より狭いけれども通れないくらい狭い道ではありませんでした。もう一度、行くことになっても、気にしないで行くくらいの道でした。駐車場に着くと「P」の横に「大型→」と書いてありました。確かにもう少し大きい車でも入って来るのだろうと思います。

西平椿公園のゲートの先に見えるのは、大ヶ瀬と言われる岩です。

ここは高台にあって眺望の良いところです。

天草夕陽八景のひとつにも選ばれているところです。

少し降りたところに広場がありました。ここは、3月の第一日曜日に祭りが行われる場所であり約3,000人が来るのだそうです。屋台などが出て、それはもう賑わうそうです。花見の時にはポータブルのカラオケなどを持ち込んでどんちゃん騒ぎをやる人たちもいるらしいです。

ここから遊歩道を降りていくと、

お目当てのアコウの木がありました。その根っこの凄さからでしょう「天草のラピュタ」と呼ばれているようです。写真で見るより大きかったです。以前、テレビで放送したことがあり、このアコウを観るために沖縄から来る人も居たそうです。沖縄にもアコウがあるものの、このように根が露出しているアコウはないのだそうです。

せっかく来たので、もう少し降りて岬の先まで行ってみました。

天気がいいと、気持ちいいです。

帰りに登りながら気づいたのですが、石垣がたくさんありました。

ここは、昔、田んぼがあったところなのだそうです。そして、この公園は個人の所有物で市に貸しているのだそうです。すごい人がいるものだと思いました。

遠くに、薄っすらと見えているのは鹿児島県だそうです。

左下にある岩は、「博打」と呼ばれていたそうです。昔、賭博が禁止されていた時に漁民の人たちが、ここにあがって博打をやっていたことがあり、そう呼ばれているそうです。これまで伝聞系で記載をしているのは、ここにいらっしゃった剪定をされている作業員の方に説明をしていただいた内容になります。お仕事中にも関わらず、ご丁寧に説明してくださり、ありがとうございました。

次に、天草市にある十三仏公園(じゅうさんぶつこうえん)に行きました。

ここも天草夕陽八景のひとつになります。

穴の開いている岩がありました。

と、その時には、そう思っただけでした。後で、この写真をもう一度使います。

海のきれいな眺望の良いところでした。

天草市にある妙見浦を観に行きました。車は、妙見浦海岸駐車場に駐めるつもりだったのですが、道が狭そうだったら上の妙見浦展望トイレ駐車場に駐めて300m歩くつもりでした。ところが、その300mで工事をやっていました。9時半から通れるようになるから、あと10分待つように言われました。よく見ると、通れる時間は15分で、次に通れるのは12時でした。15分で観終わらなかったら、下の海岸に12時まで居なければいけません。「歩いていくのであれば、通れるけど遠いよ」と言われましたが、歩いていくことにしました。もともと、そのつもりでしたし…。

車で来てもまったく問題ないくらいの道でした。

下のトンボロのようなところに着きました。この島の向こう側に「穴の口岩」があるようなのです。

小さな穴が開いていましたので入ってみました。

向こう側に出ましたが「穴の口岩」らしきものはありませんでした。

戻ることにしました。木が風の影響で斜めになっています。半端な斜め具合じゃないです。花形満の髪の毛みたいになっていました。

ここにいらっしゃった警備員の方が、この島は十三仏公園から見るのがいいと教えて下さいました。

そこから見ると象に見えるのだそうです。見せていただいた写真は、先ほど穴が開いていると言ったこの写真でした。言われてみれば、右側の岩は象に見えます。「穴の口岩」とは、この穴のことだったのです。そして、左側の岩は亀岩と呼ばれているのだそうです。上の駐車場のトイレのところから見ればそう見えるよと教えていただきました。

トイレの横から観てみました。右の岩です。亀です(笑)

今日は、いろんな人に教えてもらいながらの旅です。

苓北町にある富岡城二の丸駐車場に車を駐めて歩こうとしたところ、「上まで来るまで行けるよ」と教えていただきました。そして駐めたのが、この富岡城二の丸第2駐車場です。歩いて登っていたら結構ありました。助かりました。駐めるなら二の丸第2駐車場です。休日は満車かもしれません。

訪れたのは、苓北町(れいほくまち)にある富岡城跡です。

まず、苓北町歴史資料館100円に行きました。

富岡城に関する膨大な資料がありました。すべて読んでいられませんでしたので、写真に撮ってきました。家に帰ってから読みます。(たぶん)

石垣に使われている石が面白い石でした。

野付半島のような富岡半島が見えます。

本丸があった位置に建てられている富岡ビジターセンター(無料)に行きました。

3Dの天草西海岸 海中世界(11分バージョン)と2D3画面のあまくさパノラマダイブ(12分)の2本を観ました。

お昼を食べに行こうと思って伺ったお店は休みだったのですが、熊本県立天草拓心高等学校の船を観ることが出来ました。練習船でしょうね。立派な船です。

今日のお昼は、苓北町にあるサンミカドでいただきました。

ポークしょうが焼き定食 1,100円です。天草に来て生姜焼きも何だなぁと思ったのですが、肉が柔らかくで美味しいとネットで評判でしたので、これにしました。この店一番の人気メニューでした。確かに、柔らかい肉で美味しかったです。味は自分で作った味の方が好きです(好みの問題ですね)

ご満悦おばさんは、いつものように黙々と召し上がられるのかと思っていると「この皿は厚みがあっていい」「この茶碗もなかなかない」と料理じゃなくて器を褒めだしたと思いきや、「何か隠し味が入っているな。何だろ。山椒かな」と真面目に味わっておられました。一応、ご満悦おばさんにも味覚が搭載されているようでございます。

苓北町にあるシープル苓北ショッピングセンターで食材を調達した後、苓北町にある天草四郎乗船之地に立ち寄りました。天草四郎たちが富岡城を攻めたものの落城ならず、島原に逃げ帰る時に船に乗った所なのだそうです。さすが神童と言われただけの人だけあって、船に乗ったところに石碑が立つのですね。

苓北町にあるおっぱい岩を観に行きました。

別に下心があったわけではなく、名所訪問の一環で訪れたのですが満潮のため岩の近くまで行けませんでした。

その代わり、足元の海で大きな黒い影が動くではありませんか。魚の群れがすごい勢いて泳ぎ回っていました。動画でお見せできないのが残念です。

天草市にある五和歴史民俗資料館(いつわれきし…) 無料を訪問しました。

眺望の良い高台にあります。

資料館の方が、いろいろ教えて下さいました。

向こうに見えるのは雲仙普賢岳とのことでした。シルエットではなく初めて見ることが出来ました。でもシルエットみたいですが。

中央に見える船の辺りにイルカがいるそうです。この船はイルカウォッチングの船です。9割は観ることが出来るらしいです。

イルカを観ることが出来る部屋です。ここからも観ることが出来るのですが今日は見ることが出来ませんでした。この部屋以外は撮影禁止でした。古墳時代、塩を採るために海水を煮詰める製塩土器という土器があり、その足の部分がたくさん展示してありました。その足の上についている器が見当たらないのは、煮詰めた後に足を折って、器に煮詰まった塩ごと売るからだそうです。写真を撮れなかったのが残念でした。

今日のお風呂は、天草市にある総合交流ターミナル施設 ユメール600円です。

所感:白タイルを基調にした銭湯風の浴槽です。

浴場諸元 泉質:北海道二俣温泉の花の湯(炭酸カルシウム)を使用した人工温泉、内湯2(35㎡ 寝湯2、5㎡ 子供用)、サウナ1、水風呂1、洗い場7ヶ所

天草市にある道の駅 天草市イルカセンターに着きました。

ここは、イルカウォッチングの船のりばでもあります。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。

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