旅レポート

轟滝、肥前犬山城、縫ノ池、佐賀県立佐賀城本丸歴史館、佐賀県立博物館、佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館、筑後川昇開橋

佐賀県佐賀市にある佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館

道の駅 うれしのまるくの朝です。少し肌寒い感じがして、ようやく秋らしくなるのかと思える朝でした。

ここの道の駅は、出来たばかりということもあって、いろいろ考えられていました。トイレがある建物に入ってすぐのところに、手を洗うところがありました。写真右に少し写っています。コロナを経験してから設計された建物なのかもしれないと思いました。

この手を洗うところで話しかけられた方とその後話しが弾んでしまいました。アドリアツイン600(キャンピングカー)に乗られている茨城県のIさんで、やはり車高が高いこと(2.8m)と全長が長いこと(5.9m)に苦労されているようでした。スパロンをさらに大変にしたような車なので、言われていることが、まるで自分のことのようによくわかりました。奥様から福岡で買った太秋柿を頂きました。緑色をしているのですが、こういうものでとても美味しいから食べてみてくださいとのことでした。ピーマンを栽培されているご夫婦で送ってくださるそうです。初対面なのに親切な方がいらっしゃるものだと思いました。

本日、最初に訪問したところは、嬉野市にある轟滝です。この滝よりも、手前にあるグリーンタフ(緑色凝灰岩)っぽい川底に興味を惹かれました。

次に訪れたのは、白石町にある肥前犬山城展望台です。

白石平野です。ザ・平野というくらい平野が広がっていました。

武雄市街です。どうして、ここに電柱を立てるかなーと思うような電柱が立っていました。残念です。

ここに来るまで狭い道を頑張って走ってきたのですが、幸い車とすれ違わなくて済みました。ここに着いて人と出会わなかったのが不思議なくらい広い駐車場がありました。帰りもすれ違うこと無く降りることが出来ました。桜の時期は賑わうのかもしれません。

白石町にある縫ノ池(ぬいのいけ)です。助手が「条件が揃えばいい写真が撮れる」と言うので細い道を頑張って行きました。こんな感じでした。清掃活動が終わったばかりの地元の方々30〜40人くらいが、「こんな狭いところに何しに来たんだ」という顔で見ておられました。すみません。

白石町にあるスーパーモリナガ 白石店で食材を調達した後、昨年大分で出会ったライダーのEさんと連絡を取り合って、白石町にある道の駅 しろいしで会いました。せっかくなので道の駅のフードコートでお昼を一緒にいただくことにしました。

有明海苔うどん500円です。海苔が普通食べている柔らかい海苔とは違ってしっかりした感じの海苔でした。さすが本場だと思いました。

ご満悦おばさんは、レンコンスティックうどん500円です。レンコンがお芋みたいだとご満悦のご様子でした。

Eさんには、お土産までいただきありがとうございます。また、いつかお会いできたらと思います。

佐賀市にある佐賀城跡を観に行きました。

写真は鍋島直正公です。

佐賀県立佐賀城本丸歴史館にいく予定はなかったのですが、無料という言葉に惹かれ軽く観てきました。

当時は大きな和紙を漉く技術が無かったので、障子戸には必ず紙と紙との繋ぎ目がありました。その繋ぎ目を「石垣」のように張っており、「石垣張り」といわれます。

鍋島直正公が座っておられました。(御本人ではなく写真のパネルが置いてありました)

石垣には修復の跡がありました。

佐賀県立博物館(無料)です。

ここに来た目的は、吉野ヶ里遺跡で発掘されたものは、ここにあると聞いたからです。入口に熊本山出土の船形石棺が展示してあり期待が高まります。

ところが、なんと吉野ヶ里遺跡の出土品は、これだけでした。受付で聞いたところ、以前企画展で展示していたようです。これは、今回の旅で感じたことですが、吉野ヶ里遺跡は、マスコミなどが騒ぎすぎて実際の姿以上に過大な印象を世の中の人たちに与えてしまっているのではないかと思いました。(吉野ヶ里遺跡が悪いと言っているわけではありません)

ここの博物館には、考古・歴史・美術・工芸に関する展示室と佐賀県の歴史と文化の展示室、企画展でアートに関する展示室がありました。

自分にとって大きな収穫は、昨日観たムツゴロウはトビハゼだったのだということに気づいたことです。ムツゴロウとトビハゼが入った水槽でトビハゼを観てムツゴロウが観られたと喜んでいたわけです。大失敗です。

佐賀市にある佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館500円です。

自分は佐野常民さんを存じ上げておりませんでした。説明員の方が「今の小学生は40人くらいで来て、佐野常民さんを知っている人」と聞いても2,3人しか知らないと説明されていました。すみません。私も知りませんでした。

ここは、佐野常民さんと三重津海軍所跡の歴史について学べるところです。

ここには、三重津海軍所にあったドライドッグの模型や複製品がありました。ドックとは、船の修理等を行う施設のことです。 三重津海軍所に造られたドックはドライドック(乾船渠)で、船をドック内に入れた後に、水を抜き、船体の修理ができる仕組みになっていました。煉瓦や石で造られたドライドックとは異なり、三重津海軍所のドライドックは木と土を巧みに組み合わせ、在来の土木技術を用いて構築されているのが特徴で、その規模は奥行約60m、幅約25mもありました。平成23年(2011年)度の発掘調査で確認された遺構を正確に再現した模型がこれです。

静岡県の伊豆韮山代官の坦庵こと江川英龍に鍋島直正が送った直筆書状(複製)がありました。

一度発掘したドライドッグは、埋め戻しされたそうです。

ここに埋まっているのですね。

福岡県大川市にある筑後川昇開橋を観に行きました。

観に行った時に、ちょうど橋を上げるデモンストレーションをやっていただきました。

斜めから見た橋です。

今日のお風呂は、大木町にある天然温泉大木の湯600円(JAF500円)です。

所感:白を基調にしたローマ風呂です。プールも併設されている福祉施設です。

温泉諸元 泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH8.11、源泉温度 53.0℃、メタけい酸 147.8mg、炭酸水素イオン 1188.8mg、内湯3(φ2m ジャグジー付き、12㎡、5㎡)、外湯1(12㎡)、サウナ1、水風呂1、洗い場12ヶ所、とろみ度★★☆☆☆ 、気泡 なし

大木町にある道の駅 おおきに着きました。昨年の11月に泊まったことがある道の駅でした。

今日は、人の心の優しさにふれた1日でした。感謝、感謝です!

では、また明日。

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