滋賀県甲良町にある高虎公園
51日目:滋賀県甲良町〜滋賀県米原市
走行距離 24.3Km
今日は藤堂高虎ゆかりの地を巡り、浅井長政、石田三成が居城とした佐和山城跡に登りました。

昨晩いただいたマルゲリータ1,300円と

ジェノベーゼ1,400円です。とても美味しくてお酒が進みました。

おかげさまで寝坊してしまいラジオ体操をしませんでした。今日は曇りです。

さて、ここの道の駅 せせらぎの里こうらは、ワンちゃんに優しい道の駅です。ドックランがあります。ドッグランがある道の駅は、たまにありますね。

テーブルにワンちゃん同席可のテーブルがあります。

リードを繋ぐ金具も付いています。もちろん、ワンちゃん同席禁止のテーブル領域もあります。助手の調査によれば、ワンちゃん用のピザも売っていたようです。ワンちゃんを連れて旅をされる方には有益な情報かと思いましたので掲載しておきます。

昨日、ここに来る前に「藤堂高虎出生地」という看板を見つけました。今日は、そこからスタートします。車は甲良町保健福祉センターの駐車場に駐めました。昨日、お風呂に入る時に駐めたところです。ここから歩いて5分くらいのところに

藤堂高虎出生地があります。藤堂家の正史「宗国史」によって、出生地はこの左側にある家を中心として半径50mくらいと特定されているようです。そこに、この写真の「藤堂高虎出生地」とされる場所があり、

この碑が置いてあります。駐車場はありませんが、

この出生地から100mくらい離れたところに、「藤堂高虎 ふるさと館 和の家」の駐車場があります。そこを利用するように書いてありました。

甲良町にある在士八幡神社(ざいじ)です。鳥居の右にある藤は、藤堂家の始祖、藤原三河守景盛が、応永2年(1395年)京都石清水八幡宮から分祀の時に一株を持ち帰って植えたもので、今は二株になっていました。

おそらく、ここが拝殿なのだろうと思いますが、賽銭箱などがありません。

本殿の前に唐破風屋根の通路があります。

この本殿の前に賽銭箱がありました。檜皮葺一間社流造です。

ただし、社殿の両側に壁が取り付けてあります。礎石から見て、後から付けたのではなく本殿を建てた際に一緒に作られたものだと思います。変わった造りの本殿です。神社の説明(由緒ではない)がありましたが、御祭神が書いてありませんでした。石清水八幡宮から分祀とのことなので、八幡大神(はちまんおおかみ:応神天皇)、神功皇后(じんぐうこうごう)、比咩大神(ひめおおかみ)だろうと思います。

木鼻の獅子の目にガラス玉?が使ってありました。

正面の龍の目にも同じものが使われていたと思われますが、取れて無くなっていました。可哀想に付けてあげればいいのにと思いました。

ここから高虎の道を歩いて、甲良市にある高虎公園を訪れました。大阪城に使われるはずだったのに使われなかった「残念石」です。花崗岩でした。

ここには高虎公騎馬像があります。この騎馬像は藤堂家の守護神である在士八幡神社の方を向いて作られていました。

何なのかわかりませんが、駒止め石なるものがありました。

この灯籠には藤堂家の家紋が入っています。

蔦紋です。先ほどの在士八幡神社にも、この蔦紋がありました。

先ほどから、この白鷺が自分たちの近くをウロチョロしてました。

しばらく走って、彦根市にある佐和山城跡駐車場に車を駐めました。

駐車場脇にある案内所で「佐和山城跡のご案内」という資料をいただいて、その前のこの龍潭寺の参道から入っていきました。

入るとすぐに石田三成像がありました。

龍潭寺山門です。ここから入っていくために、このお寺の拝観時間以外は入れません。

観音お告げ七福神の前を通ってさらに進みます。途中、お墓がたくさんある中を進んでいきます。(お墓のため写真はありません)

お墓を抜けると、山登りになります。

途中、蔓を撚ったものがありました。人が作った形跡はなく自然に出来たものなのですが、どうやって出来たのか、まったく想像が出来ません。自然は面白いですね。

しばらく登っていくと「かもう坂通り往還」という切通しに出ました。佐和山城が城として機能していた時代には東山道と琵琶湖を繋ぐ道として旅人が頻繁に往来していたそうです。ここを右に進んでいきました。

ここの山は岩がチャートでした。数千万年から数億年前は海の底だったということですね。このようにチャートが層状になっているものを「層状チャート」と呼ぶらしいです。そのまんまの名称ですね。層の幅は2cmから数cmでした。

しばらく歩いていくと西の丸跡に着きました。ここの曲輪は3段になっており、

一番下段の曲輪の焔硝櫓(えんしょうやぐら)跡です。

2段目の曲輪はわからず、3段目はこのような状態でした。

最後に急な坂道を登っていくと、

本丸跡に出ました。

ここからは、琵琶湖がよく見えます。

反対側に見える山は、伊吹山(1,377m)でしょうか。

ここは、佐和山の山頂(233m)になります。

この本丸跡から、さらに50m進んだ(少し下る)ところに2つの岩を観ることができます。隅石垣です。佐和山城跡には遺跡らしいものがほとんどありませんので、数少ない遺跡になります。

さらに下ると、藪の先に何か見えました。

千貫井です。山城なので千貫にも値する貴重な水源という意味だそうです。ここを最後に折り返して戻りました。

戻ってきました。

所要時間は、1時間20分でした。

今日のお昼は、旅をしているといろいろなところで見かける来来亭にしました。全国にあるのだから、きっと美味しいに違いないと思ったのです。その一方で、何も滋賀県で来来亭に行かなくてもいいかなとも思ったのですが、席に着いて、なんと来来亭は滋賀県が発祥の地で、全国でのべ250店に展開するお店であることを知ったのです。
前置きが長いですね。はいはい。
米原市にある来来亭 米原店です。

ラーメン820円です。背脂が入っているのですが、あっさりした醤油味の美味しいスープでした。

麺は細めのストレートで、これまた、このスープに合いました。

このラーメンに半チャーハンを付けて+250円となるチャーハン定食ラーメン(計1,100円)です。この半チャーハンは、ご満悦おばさんと分け合いました。

そのご満悦おばさんは、ラーメン820円にトッピングワンタン160円を付けて計980円です。この前食べたラーメンは、チャーシューが1枚しか入っていなかったという話を延々とされながら召し上がっておられました。ここのラーメンはチャーシューがたくさん入っていました。
夕方になって、
そう言えば、今日のワンタンは
中身が何も入ってなかった
それで160円はないよ
と、ご立腹おばさんになられていました。面白いおばさんなのであります。
その後、米原市にあるフタバヤ 近江店で食材を調達しました。ここのお店は、材料/添加物表示が表にある珍しい、かつ良心的なお店です。添加物も比較的少ないので、自信を持ってこういうことができるのだなと感心しました。
ただし、唐揚げの材料表示の筆頭に、「唐揚げ用鶏肉」と書いてあり笑いそうになりました。でも、いいお店だと思います。

米原市にある道の駅 近江母の郷に着きました。駐車場が少ないと思っていたのですが、裏に大きな駐車場がありました。
今日は、ここに泊まります。
では、また明日。