滋賀県長浜市にある長浜城
52日目:滋賀県米原市〜滋賀県長浜市
走行距離 18.5Km
今日は長浜城で秀吉の足跡をたどり、国友衆に関係する施設などを巡りました。

道の駅 近江母の郷の朝です。ここの道の駅の裏には大きな池があります。

夏は、滝から流れ落ちた水が、この小川を流れ子どもたちが遊べる場となるようです。

ワンちゃんを散歩させるにはよい公園っぽいところもあります。写真に写っているのは、リードを付けていないペットは禁止というマークです。

水道もあります。「洗い物は禁止」と書いてあります。たまに洗い物する人がいますからね。

今日は、いい天気です。

出発まで時間がありますので、裏の駐車場に移動しました。伊吹山が富士山を見ているようです。

長浜市豊公園駐車場(最初の3時間無料、3時間を超え4時間以内400円、以降1時間毎100円加算)に駐めました。とても大きな駐車場ですが、すでに半分くらいは駐まっていました。

長浜城は、この駐車場から見えるくらい近いです。

豊公園の中を通っていきます。以前、このあたりは散策していますので、今日は素通りです。

長浜城です。現在の長浜城は昭和58年(1983年)に再興された鉄筋コンクリート造の模擬天守です。

本丸跡です。

長浜城を見る前に長浜城歴史博物館を見てから入城しようと思っていたのですが、

この城が長浜城歴史博物館(410円JAF330円)でした。内部の資料は、ほとんどが撮影禁止でした。2階は企画展で「奥丹生(おくにゅう)のくらしと人々」をやっていました。見てもよくわからず、さらっと見ただけでした。

3階は常設展示で「秀吉と長浜」をやっていました。これは長浜城築城のジオラマです。

4階は立入禁止(茶室があるらしい)で5階が最上階の望楼(回縁付)でした。

車を駐めた駐車場が見えます。7割くらいは駐車済みですね。

手元のパネルを見ながら合戦の場所などを観ることができるようになっていました。と言っても、そのあたりにあるというだけで、何か見えるわけではありません。

いくら模擬天守とは言え、この算木積みはやり過ぎですね。不自然すぎます。ここは、城を見に来たと言うよりも、資料を見ながら秀吉の足跡を辿ったと言った感じでした。

今日のお昼は、長浜市にあるさんきち食堂でいただきました。お店の前の駐車場以外に隣りの空き地にも駐められるようです。常連さんは空き地の方に駐められていました。

ここのお店のエビフライかヒレカツのいずれかが食べたくて、開店前に着くように行きました。そして、海老フライ定食1,350円です。

衣が薄くてエビの大きなエビフライでした。味は普通ですかね。でも、大きなエビフライが食べたかったので満足です。

今日のご満悦おばさんはスタミナ定食1,050円です。口コミで味が濃くて玉ねぎが多いと知っていながら、これにして、「味が濃くて玉ねぎが多い」とおっしゃってました。本当は、コロッケが食べたかったらしいのですが、揚げ物なので、体のためにこちらになされたようです。面白いおばさんなのであります。
帰る頃には、席が7割くらいは埋まっていました。人気のお店のようです。

お昼ごはんを終えると、長浜市にあるスーパーマーケットバロー 長浜店で食材を調達し、国友衆にまつわるところを観に行きました。車は国友鉄砲ミュージアムの駐車場が狭いので、長浜市にある国友町駐車場(ミュージアムまで200mくらい)に駐めました。

国友鉄砲ミュージアム300円です。最初にどうして国友が鉄砲鍛冶の街になったのかなどを説明するビデオを拝見しました。琵琶湖の北部は砂鉄が取れたことと、それを利用して鉄製の武器を作る鍛冶屋が多かったことによるものでした。
種子島に伝わった鉄砲2挺のうち1挺が島津家から将軍 足利義晴に献上され、それをもとに国友村の鍛冶屋に鉄砲を作るように依頼があったというのが始まりのようです。当時はネジの概念がなく、銃身の後部のネジ構造とネジを作るのに苦労をしたとのことでした。ちなみに、多いときで73軒の鍛冶屋、500人の鍛冶職人がいたそうです。

これは、火縄銃の重さを体感するための模擬銃なのですが、重くて構えていられませんでした。昔の人は体力があったのだと思うことにしました。

国友◯◯さんか作った火縄銃という形で展示してありました。他にも変わった銃などが展示されていましたが詳しくは省略します。

ひとつだけ書きますと、国友甚兵衛作50目玉大筒です。銃身長 138cm、筒の內径1寸(3.03cm)、外径5寸3分(16.05cm)で江戸時代初期のものと見られるとのことでした。俵の上に置いて使うようです。

国友一貫斎が国友衆だったことを最近知りました。一貫斎の作ったものが、いろいろと展示されていました。

国友一貫斎と国友源重郎合作の100匁大筒と同じ型の10匁中筒です。

国友一貫斎が考案した飛行機です。

同じく一貫斎考案の反射望遠鏡(複製)です。

懐中筆など、さまざまなものを発明したのが、日本の国友一貫斎なのであります。

一貫斎にちなんで、天体観測 創始の地なるところがありました。国友一貫斎屋敷跡の前になります。

国友一貫斎屋敷跡です。今は、国友さんがお住まいのため中には入れません。

今日のお風呂は、長浜市にあるあねがわ温泉980円です。
所感:所感の前に事実のみを書きますと、お風呂なのに髭剃り厳禁です。炭酸泉はまったく泡がありません。そのせいか通常は大人気の炭酸泉に人が少ないです。露天は陽が当たると浮いている垢が凄いです。目が悪いのでわからず浸かってしまったのですが、温度を測りに来た人が黙って垢を網ですくっていました。成分表は露天風呂横の端っこに貼ってありますが、見えるところに行くためには石ころの上に立たなければならず足が痛いし寒いです。中の浴室にも成分表がありましたが花崗岩のタイルの上に透明のアクリル板が貼ってあり白い字で書いてあるので凄く見づらいです。サウナもありません。
ここから所感です。ここの温泉は、日帰り温泉としては、かなり高い方だと思います。この値段でこれはないだろうと思いました。前回来た時は人が多かったのですが、今日は日曜日にも関わらず、それほど人がいませんでした。理由がわかる気がします。いやな気分で向かった浴室の出口に「気分の悪くなられた方は、早めにお知らせください」と書いてあり、シャレにならないと思いました(笑)
温泉諸元 泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉(低張性 弱アルカリ性 低温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH不明、源泉温度 27.5℃、メタけい酸 25.1mg、炭酸水素イオン 728.7mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯3(4m x 6m、4m x4m 炭酸泉、1.5m x 4m ジャグジー5基付き)、露天3(8㎡、2m x 4m炭酸泉、2m x 4m)、洗い場10ヶ所、とろみ度 ★☆☆☆☆、気泡 なし

長浜市にある道の駅 浅井三姉妹の郷に付きました。4年前に泊まったことがありますが、その時は、お市の方って名前だけは知ってるけど…といった感じでした。4年で変わるものだなぁとしみじみ思って、今日の投稿を終了させていただきます。
では、また明日。