安土城考古博物館、安土城跡

滋賀県近江八幡市にある安土城跡
秀吉邸復元図

昨晩は寝る直前まで観音寺城跡をどうやって観るかを検討していました。表参道と裏参道、いずれも道が狭そうだけれど、どちらで行くか。結論は表参道で行くことにしたのですが、冬季閉鎖中で開通予定は今日なのです。事前に電話して確認しておけば良かったです。いずれも有料道路で料金がかかります。さらに入山料が必要になります。お金のかかる山城であります。また、城趾はあまり整備されてなさそうで、地図がなくて迷ってしまった人もいるようです。したがって、かなり検討に時間がかかってしまったのです。

夜中、雨が降っていました。かつ、朝になると雪が舞っていました。あれだけ時間をかけて検討をしたのですが、雨が降ったあとの山には登りたくないので観音寺城は延期にしました。その代わり明日行く予定であった安土城跡に行くことにしました。

観音寺城がある山です。雪が積もっていました。延期して正解でした。

天気が悪くなってきたので、安土城に行く前に近江八幡市にある滋賀県立安土城考古博物館500円で午前中、勉強して午後から安土城に行くことにしました。

実は、昨日ここの博物館まで来たのです。3月18日リニューアルオープンと書いてありましたので、またの機会にしようと思ったのです。今日、受付で確認してみると、新しくシアターが追加になるようです。展示物は観ることができるというので観ることにしました。

まずは、大中（だいなか）の湖南遺跡（こみなみ）と安土瓢箪山古墳を中心に展示している第一常設展示室から観ました。

粟津湖底遺跡の出土品がありました。

滋賀県で出土した土器や銅鐸などを展示してました。

 

 

確かに、そう思います。ここの博物館は紀元前200年くらいまでを縄文晩期と定義しているからではないかと思います。弥生時代の始まりは定義にばらつきがあって、通常では紀元前10世紀頃から弥生時代と言われているので弥生土器と言ってもよいのではないかと思います。

銅鐸がたくさん展示してありました。

中でも、この大岩山1号銅鐸は、日本最大で高さが134.7cmあります。原品はいつもの東京国立博物館です。

ここにも鏡がありました。ただし複製品です。2つだけ写真を載せておきます。

同じような須恵器を大阪府立近つ飛鳥博物館でも観ました。

この家形埴輪は変わっていますね。切妻になっていません。

次に観音寺城跡と安土城跡を中心に展示している第二常設展示室を観ました。

安土城跡の模型です。

こちらは、今日行くのをやめた観音寺城の模型です。1/500のスケールですが、あの大きな山の上によくこれだけの城を築いたものだと思います。

小谷城跡です。同じくスケール1/500です。いずれ行く予定です。

信長が組織した長鑓部隊の鑓です。7mあります。持ってみることが出来ました。重くてとても振り回せそうにありませんが、実戦で効果的に用いたそうです。

これは、信長が大工の棟梁の岡部又右衛門（のちに安土城を築くことになる人）に命じて作らせた大船のイメージ復元模型です。信長は、この船で浅井・浅倉勢を攻めるために高島方面へ出撃したそうです。

安土城の大手道脇に作られた秀吉邸の模型です。文献に秀吉邸という記述が残っていたものの、発掘調査で、秀吉、もしくはその家臣が住んでいたという証拠は見つかっていません。

ここはじっくり観ましたので、所要時間は、2時間20分でした。

今日のお昼は、ここの安土城考古博物館内にあるレストラン ムエールでいただきました。

近江牛のうつけうどん（近江牛が肉うどんの2倍）1,400円です。スープは甘めですが、近江牛の甘い味とよく合っていて美味しかったです。

今日のご満悦おばさんは、うつけのはずなのですが、普通の近江牛の肉うどん（近江牛100%）1,000円です。いただいたご感想は、自分と同じでした。

 

 

1枚あげたら、うつけじゃなくなってしまいそうでしたので、半分あげました。気持ちは全部あげて、大うつけだと笑いたいところでした。

近江八幡市にある安土城駐車場に車を駐めました。）

ここの城は面白いです。このような平入り虎口が3つと

枡形虎口が1つ最初にあります。平入り虎口は防御上ありえないので、天皇の行幸のためと言われています。その後、大手道がまっすぐ伸びています。これも行幸のためと言われています。

安土城跡の受付700円を済ませると、大手道を登っていきます。ここからはギャラリー形式で掲載します。（クリックで拡大できます）

出口に着きました。穴太衆が作った石垣を楽しみにしていたのですが、高石垣の最初のころの石垣ということで期待したほどではありませんでした。（自分の素人目で見てです）

所要時間は1時間40分でした。

今日のお風呂は、甲良町にある香良の湯250円です。

所感：4度目くらいの利用です。グレーの大きなタイルがコンクリート打ちっぱなしのような雰囲気を出している、よくあるタイプの浴場です。ここは250円でよくやっていけると思います。ちかくに清掃プラントなどがあって余熱を利用しているわけでもなさそうです。町ががんばっているのでしょう。今日は、いつもより混んでいるらしく脱衣所もいっぱい、浴室もいっぱい（洗い場5なのに9人はいました）でした。

浴場諸元 泉質:沸かし湯 外湯1（2m x 1.5m）湯温 やや低め、内湯1（4m x 4m ジェットバス2基付き）湯温 やや高め、洗い場5ヶ所

甲良町にある道の駅 せせらぎの里こうらに着きました。ここの道の駅に来るのを楽しみにしておりました。

COFFEE＆PIZZA UNO PIZZERIA ピッツェリア ウノというピザ屋さんがあって、とても美味しいピザを売っているからです。決してお姉さんがステキだからというわけではありません。

 

 

静岡から来たこと、1年に1回くらいしか来れないけれど、ここのピザが美味しくてスキ、（ピザがですよ）と伝えたところ、「キャンピングカーの人でしょ」と覚えていてくれました。

出来上がりを待ってカミさんが取りに行ったところ、「また来年来てくださいね」と言われたそうです。

 

 

マルゲリータ1,300円とジェノベーゼ1,400円を買いました。白ワインはないので、京姫酒造の匠といただきます。旅は楽しいです。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。