旅レポート

田川市石炭・歴史博物館

福岡県田川市の石炭・歴史博物館にある伊田竪坑櫓

本日のサマリー

10日目:山口県美祢市〜福岡県糸田町

走行距離 117.1Km

九州入りしました。九州に入ったら、しばらくの間、海沿いを走っていくという大方針を出していたものの、それをすっかり忘れておりました。その方針に従い助手がルートや訪問先を策定したのですが、途中で遠回りになるではないかと見直しをしたため、今日の訪問は一箇所のみとなりました。すべて隊長の自分が悪いのであります。

道の駅 おふくの夜です。自動販売機の明かりしかなく真っ暗でした。ここの道の駅は道に沿って縦に長く、中央にトイレがあるため、トイレが遠いです。

トイレには、ガラスの外にヤモリが這っていました。1匹目と2匹目は撮り逃し、3匹目の写真を撮ろうとしたら逃げていき尻尾だけ写せました。

そして、朝です。天気が良さそうです。

車中泊をした人は、この人たち以外に1台でした。

関門トンネル(160円)を抜けて、福岡県北九州市にあるスーパーセンタートライアル門司片上海岸店で食材を調達した後、移動途中に遠回りをしようとしていることに気づきました。車を駐めて検討した結果、ルートを見直すことにしました。(海沿いを走っていくぞという方針を出したことをすっかり忘れておりました)

香春町にある道の駅 香春(かわら)に着きました。

今日のお昼は、ここの道の駅にある九州筑豊ラーメン 山小屋 創業店でいただくことにしました。

日替り定食(アジフライ1枚、唐揚げ2個)890円です。このアジフライを見たカミさんは、失敗したなと思っていたようですが、見た目と違っていて肉厚でとても美味しかったです。アジフライ定食にしてもいいくらいでした。

唐揚げは、満点を10点とし「中津からあげ 総本家もり山 三光本店」を9点とする唐揚げ採点基準に基づけば6点と言ったところでしょうか。美味しいのですが、回りがちょっと固いです。

ご満悦おばさんは、肉野菜炒め定食950円です。黙々と食べていると思っていたところ、突然、お肉を高く持ち上げて、「このお肉見てごらん。柔らかくて美味しいよ〜」と、いたくご満悦のご様子でした。このお方は、野菜炒めが大好物なのであります。

寝泊まり禁止と書いてありました。初めてみました。最初は車中泊禁止のことだろうと思っていたのですが、よく考えたら、人が施設の中、あるいは外で寝てはいけないということだと気づきました。それは駄目ですね。

田川市にある田川市石炭・歴史博物館の駐車場に車を駐めました。

田川市石炭・歴史博物館400円(JAF会員提示で絵葉書プレゼント)です。

ここは石炭のなりたち、採掘、利用方法などについて展示・説明をした施設です。

石炭は、こんなに幅広く活用されていることを改めて知りました。(クリックで大きくできます)

筑豊炭田の創業者5人のパネルを見ていたところ、麻生太郎さんの曾祖父さんが出ていました。麻生一族はセメントだけではなかったことを今日知りました。

炭鉱で使った機材や

機械などが展示されていました。

釧路市の太平洋炭礦でも見た機械がいくつかありました。

坑夫の社宅が再現されていました。

このおっさんに、いきなり話しかけられて、びっくりしました。

炭坑の中に降りていって掘削の作業を疑似体験できるVRシアターも拝見しました。

2階では、山本作兵衛さんの水彩画のコレクションを展示していました。写真撮影禁止だったのですが、JAFのプレゼントとしていただいた絵葉書がそれでした。この写真のような炭坑の中や、生活の様子を書いた絵が説明付きで展示されていました。炭坑では、昭和まで混浴だったそうです。

ここから高品質の石灰石で出来た香春岳が見えます。右側の一の岳は昭和10年(1935年)からセメントの材料として採掘され現在のような平らな形になりました。

その前に、ぼた山があるのが見えるでしょうか。

伊田竪坑櫓です。

このケージで地下350mまで降りたのだそうです。

旧三井田川鉱業所 伊田竪坑第一・第二煙突です。伊田竪坑の動力用として設置された蒸気機関の排煙用煙突だそうです。

炭坑節発祥の地ということで

発祥の地の碑がありました。

今日のお風呂は、糸田町にある糸田町社会福祉センター たぎりの湯
300円です。

所感:白タイルを基調にした、いわゆる福祉施設系の銭湯です。

浴場諸元 泉質:沸かし湯、内湯1(3.5m x 7m 打たせ湯 2)、洗い場6ヶ所

糸田町にある道の駅 いとだに着きました。幹線道路沿いにあるちょっと騒々しい道の駅です。しかも、産直市場のような感じの道の駅です。

こちらは道の駅っぽいです。お惣菜が少しあります。もっと早い時間であれば、たくさんあったのかもしれません。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。

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