宮城県大崎市にある感覚ミュージアム
75日目:宮城県大崎市〜大崎市
走行距離 28.5Km
今日も、山登りから始まり、お昼を食べるのに炎天下で待つという苦行を強いられる日でした。しかし、旅はいろんなことがあって楽しいです。
今日も、へとへとになりました(笑)
Contents
出発
宮城県大崎市 あ・ら・伊達な道の駅

道の駅の案内図です。
ここの道の駅は、旅行専門雑誌「じゃらん」の2024年 道の駅ランキング1位を獲得した道の駅です。売り場が充実しており、多くの人で賑わっていました。この案内図で概要を先に申し上げますと、駐車場は大きく分けて手前(写真下)の北側第一駐車場と奥(写真上)の南側第二駐車場の2つがあります。トイレは、左にあるブルーのトイレと右側にある絵では小さく書いてありますが新しく新設された大きなトイレの2つがあります。いずれも24時間使用可能なトイレです。

駐車場は、どこも満車状態でした。正面にある北側第一駐車場です。

こちらは裏にある南側第二駐車場です。僕らが到着した時には駐車場から出るための長い行列が出来ていました。この写真を撮ったのは14時過ぎですが、満車状態は11時頃から続いているそうです。しかも、紅葉のシーズンになると、この3倍の車が、ここの道の駅に入ってくるらしいです。通路も含めて大渋滞になるそうです。
ちなみに、僕は駐めるところがなく一番奥(上の列の左側)に駐めました。警備員さんの話では、それでも駐められただけ良かったとのことでした。駐車場に入ったものの駐められず、そのまま出ていく車もいるそうです。

ここの道の駅の駐車場に入るとここに警備員さんがいて左(第一)か、右(第二)かを指示されます。この警備員さんは、後ろに見える建物の屋上にいる警備員さんから空き状況の指示を受けて振り分けられています。つまり、この警備員さんの指示に従うのが、駐めるところを探すコツのひとつです。

建物中央にはストリートピアノがある広場があり、螺旋状に作られたスロープをあがっていくと屋上に出ることができます。冒頭の駐車場の写真は、そこから撮りました。

南側の第二駐車場から観た建物です。中央の円筒形の部分が螺旋状のスロープがあるところです。この両側に入口がありますので、正面の駐車場に駐めなくても、こちらからお店に入ることができます。地元のよく知っている人たちは、正面の駐車場が空いていても、裏の第二駐車場に駐めるのだそうです。

こちらが第二駐車場の端にある大きなトイレです。

広くてきれいなトイレです。このトイレの前に8台くらいの駐車スペースがありますが、誰もいませんでしたので、そこに車中泊をしました。その後、3台くらいここに泊まりました。

そして朝です。曇りです。裏の第二駐車場の様子です。

表側の第一駐車場の様子です。

第一駐車場を別角度から。

隣には熱気球の体験搭乗が出来るところがありました。

昨日は、従業員と思われる方々の駐車場として使われているようでした。
ここの道の駅は、売り場が充実しており、お惣菜売場もありました。昨日はラジオ局が来たり、イベントがあったりしたものの、それがない日でもかなりの人で賑わっているそうです。売り場が充実している以外に特に目玉がなさそうで、なぜ「じゃらん」の一位に輝いたのかは、さらに調査が必要です。
僕らには、もっと上位の道の駅がたくさんあると思えました。でも、車中泊するにはまったく問題のないいい道の駅であることは追記しておきます。
ただし、紅葉の時期の営業時間だけは、避けたほうが良さそうです。
訪問先
宮城県大崎市 有備館の森公園・岩出山城跡 (岩出山要害跡)

車は有備館 駐車場に駐めました。広い駐車場です。

駐車場の端に城山公園(岩出山城跡)と書いた看板がありました。徒歩20分とは、ここから入口までが20分なのか、ここが入口で20分で公園に行けるのか、そもそも、ここは入口なのか、まったくよくわからない看板で、このあたりを行ったり来たりしました。
どうやら、ここから入っていくようです。

ここで正しいのだろうかと思いながら進んでいくと、

水道管の後ろに橋が隠れていました。ここを渡っていくようです。

橋を渡ると、これまた、ここに入っていくのだろうかと思うようなところを入っていきました。

道は、どんどん怪しくなり

ついに行き止まりになりました。
と思っていると左に道がありました。
それにしても、今日も朝から山登りです。
ほんとに元気だなぁと思います。

なんとかの空堀と書いてあったようですが、先の部分が無くなっていました。
蜘蛛の巣をかき分け、かき分け、たまに引っかかることを十回以上繰り返し、

ついに広場に出ました。
が、看板がまったくなく、ここはどこ、私はだれ、状態になっています。

ここは、おそらく岩出山城 天王寺館跡ではなかろうかと思います。

それにしても看板くらい立ててほしいなぁ。

大崎市の町並みが一望できます。眼下の左側の駐車場にバーデンが駐まっているのが見えます。ずいぶん登ってきたものだと思います。

蜘蛛の巣にかかりながら、行ったり来たりしました。

ここは八幡平です。

伊達政宗公の像がありました。

ここに記載があるように、この像は、もともとは仙台市の青葉城跡にあったものだそうです。

内門跡です。

谷積みですね。

行ったり来たりして、ようやく本丸跡と思われるところに着きました。

案内図がありました。そもそも案内図というものは、入口にあるべきものなのではないかと思うのでありますが、どうして本丸跡にあるのでしょうか。おかげで城跡の蜘蛛の巣をすべて掃除したではありませんか。

改めて、本丸跡です。


端に岩出山城の碑が建っていました。見逃すところでした。

ちょっと、よく見えませんが載せておきます。

ここを散歩されていた方によりますと、この本丸跡のすぐ下に駐車場があって、ここまで車で来られるとのことでした。

ここがその駐車場です。

いつもは、ここの駐車場からさらに上の本丸跡の横まで車で行けるらしいのですが、イベントのため今日は通行止めになっていました。

このSLがあるところを目印に車で登ってくると、この駐車場に登って来られます。
保存状態のいいSLでした。


保存に尽力されている方々がいらっしゃるのですね。

もう蜘蛛の巣まみれになるのは、いやなので、ここから車道を通って帰ることにしました。

森泉酒造がありました。「森と泉に…♪」と歌って歩きましたが、本当は「森とんかつ、泉にんにく、囲んにゃく、まれてんぷら…♪」と歌いたかったです(笑)
こんなのみんなで歌って楽しかった時代なんですよね。

ふざけているうちに、車を駐めた駐車場の横にある有備館の森公園に戻ってまいりました。

この岩壁の上にいたのです。今日もハードなスタートと相成りました。
所要時間は、約1時間です。
宮城県大崎市 感覚ミュージアム

ミュージアム横にある駐車場に車を駐めました。

入館料は、800円でした。

この横に長い建物の中がミュージアムになっています。

この台車に寝そべって、ペダルを手と足で漕ぐとレールの上を動き回り壁に落書きが出来るというものでした。やってみようと思いましたが、子供サイズのようにも見え、やろうとした途端、係のおねえさんに「お客様」と言われるのはいやだったので、やりませんでした。

これは、いろいろな音を出す道具で、叩いたり

弾いたりして聴覚を楽しませるものでした。

真っ暗な部屋の壁に穴が空いていて、その中にあるものを触って楽しむという触覚を使うものでした。

真っ暗な部屋から、いきなりガラスと鏡の部屋に出て、眩しいと視覚を刺激する部屋でした。

また、真っ暗な部屋で触ったところが光ったり音が出たりする部屋でした。
その後も、写真撮影不可でしたが、リラックスできる部屋や、いろいろな匂いを嗅いで楽しむ部屋などがありました。
昨日の夜、食べた臭くてたまらないほっけの匂いと同じ香りもありました。話はそれますが、今日はお腹を壊すのではないかと思われたのですが大丈夫でした。

ここは、小さな引き出しがたくさんある部屋でした。

引き出しを一つひとつ開けて中を観ていくところでした。

まあ、よくこれだけの引き出しを埋めたものだと思うようなものが入れてありました。

特に賞を受賞した作品が凝っていて面白かったです。




これは、光る棒が並んでいて裏から体を押し当てたりすることによって棒が飛び出して表に形が浮かび上がるというものです。手を広げて型を取ってみました。
ここは、五感、いや四感(味覚以外)をフルに使って楽しむところでした。嗅覚はもっと活用してもいいのではないかなど、感覚について改めて見直す機会になりました。
だだし、800円はちょっと高いかなと思う内容で400〜500円くらいの内容だと思いました。そう思っていたところ、つい最近まで500円だったことを知りました。
宮城県大崎市 中鉢美術館

ここは刀の美術館です。入館料は800円でした。写真撮影は不可でした。
館長さんらしき方が、いろいろ説明してくださいました。しかし、僕らが知識が乏しいことと、言葉に方言が含まれていて、聞き返しても何をおっしゃっているのか聞き取れないところがあったりして、イマイチ理解に苦しむところもありました。
ここも以前は500円だったようですし、写真撮影が可能だったようです。今は撮影不可でした。
他の同様の博物館と比較して500円くらいが妥当ではないかと思いました。
ご満悦おばさんも、刀の峯に沿って両側に入っている窪みは何のためにあるのかを質問したりされていました。機能的なものではなく、デザインだとおっしゃっていましたが、僕は納得はしていません。
しかし、説明の中で、「日本刀には高い精神性と内に秘めた美しさがあり、単なる道具ではない」ということに関しては、すごく納得のいくものでありました。
宮城県大崎市 apollostation セルフ岩出山SS
またまた、給油です。
160円でした。このあたりのスタンドの中では安い方ではないかと思います。
お昼ごはん
宮城県大崎市 柳月食堂

今日のお昼は、ここでいただきました。ここも試練の場所でした。僕らは開店10分後に伺ったのですが、すでに2組の方が外でお待ちでした。
まあ、待ったとしても食べて出て来る人がいるはずで、すぐに入れるだろうと思ったのが甘かったのです。写真の右の方に車が止まって、注文していたのか料理を受け取っていかれる方たちがおられました。
太陽は、ギンギラギンにさりげなく輝き、炎天下で待てども、待てども、呼ばれません。中に座っている人を覗いてみると、まだ料理が運ばれていません。
熱中症で倒れて、今日のニュースに「炎天下で入店を待っていたお客が倒れる」と出るのではないかと心配したところで、ようやく中に入れました。
それから20分くらい待ったでしょうか。ついに、食事が運ばれてきました。

からあけラーメン900円です。

麺は、柔らかい細麺でした。
塩味のスープに、唐揚げの味がマッチして、美味しいスープになるに違いないという予想は、見事に外れ、普通の塩ラーメンでした。

それから、さらに待つこと約10分、ご満悦おばさんの、名物 ざるそば風 冷し中華(並)950円が運ばれてきました。チャーシューやメンマは美味しいものの麺が柔らかくて、ご満悦とはいかないようでした。つけ汁は、蕎麦つゆとも、冷やし中華とも言えない不思議な味だったそうです。
僕も、こっちにすればよかったと思いました。
食材調達
宮城県大崎市 ウジエスーパー岩出山店

今日の食材は、こちらで調達しました。
過去にも利用させていただいたスーパーですが、僕らにとって、それほど魅力を感じるスーパーではありません。
到着
宮城県大崎市 道の駅 三本木 やまなみ

道の駅に到着しました。
今日は、こちらにお世話になります。
では、また明日です。