岡山県鏡野町にある奥津渓
50日目:鳥取県日南町〜岡山県鏡野町
走行距離 99.7Km
今年始めて本格的な紅葉を観ました。
道の駅 にちなん日野川の郷の朝です。
山に霧がかかっていました。
日野町にある滝山公園駐車場に車を駐めました。とても大きな駐車場です。
遠くを見ると雲海のようになっていました。
瀧山神社です。ここから石段を登っていきます。
左は小川になっていて、そのまた左にも遊歩道があります。帰りは遊歩道を通って帰ろうと思っています。
コンクリートで出来た橋を渡ると
瀧山神社がありました。
唐破風付き三間社入母屋造の拝殿です。
本殿です。御祭神は、三保津姫命、大日貴命、誉田別命、大山祇命、猿田彦命の五柱です。
神社の隣には龍王滝(幽霊滝)がありました。この滝には、幽霊滝の伝説という話があります。小泉八雲が鳥取県日野郡日野町黒坂に伝わる伝説を再話したもので、著書『骨董』に所載されています。竜王滝には「2歳にならない赤児を連れて来てはいけない」という禁忌が存在したそうです。
幽霊滝の伝説の内容はこちら
帰りは、遊歩道を歩いて帰りました。急に寒くなったからか紅葉も半分枯れかかっていました。
駐車場に戻り、出発してしばらくすると、目の前に立派な山が現れました。
車を駐めて写真を撮りました。この時点では山の名前までは関心が行っていませんでした。
江府町にある南大山観峰展望駐車場に車を駐めました。そうなのです、これは大山だったのです。日本海側からしか観たことがありませんでしたので、気づきませんでした。南側から見ると、更に勇ましい姿をしていることを知りました。
「この道を通っても何もない」と助手は言っていましたが、こんなに素晴らしいものを観ることができました。旅は面白いですね。
岡山県真庭市にある道の駅 風の家に立ち寄りました。新鮮野菜の販売所がありました。
真庭市にあるスーパーヒルセン、みかもストアで食材を調達した後、鏡野町にある道の駅 奥津温泉に着きました。今日のお昼は、ここの道の駅にあるお食事処「てっちりこ」でいただきます。
てっちりこラーメン850円です。スープは豚骨のように見えますが、醤油味です。
麺に特徴があって、ストレート麺の中に姫唐辛子が練り込んであり辛いです。鏡野町奥津地域のみで栽培されている日本古来種の唐辛子です。時間差で遅れてくる丸みのある辛さが特長だそうですが、確かに時間差で辛味が訪れてきます。
今日のご満悦おばさんは、山菜うどん670円です。麺がモッチモチのようで、それがまたたまらないようです。もちろん、ご満悦おばさんになられていました。
食後は、鏡野町にある名勝 奥津渓を観に行きました。近づくにつれて紅葉がきれいになり、人出もそれに伴って増えてきました。車を駐めるのは厳しいかなと思っていたのですが、奥津渓の甌穴の近くの駐車場まで来ると人出も、それほどでもなく駐めることができました。
花崗岩の渓谷ですね。
「東洋一の甌穴」とも言われているようですが、そうかなぁと思いました。
花崗岩の摂理ですね。これが風化して
こんな感じに丸まっていくんでしょうね。
来る時に見た真っ赤な紅葉があるところまで、遊歩道を歩いていくことにしました。しかし、途中から遊歩道は浸水のため通行止めとなっており、車道の横を歩いていきました。
平日にもかかわらず、たくさんの人が観に来ていました。
ここは、渓谷で日が陰るのも早いので、急いで撮りました。
「この写真は、何だ?」と思われることでしょう。
ステンレスの台が用意してありましたので、反射させて撮りました。
今年、初めての本格的な紅葉です。
すぐに冬になりそうな気がするので、つかの間の秋を楽しみました。
鏡野町にある道の駅 奥津温泉に戻ってきました。
奥津温泉と名がつく道の駅ですが、温泉はありません。近くにいくつかあるものの高いので、今日はパスすることにしました。中国地方の山間部は概ね高いような気がします。
道の駅の売店に行って買ってきました。日本古来種の唐辛子というところに惹かれました。
今日は、ここの道の駅に泊まります。
では、また明日です。