旅レポート

旅立ちの丘、ようばけ、取方の大露頭、前原の不整合、栗谷瀬橋の蛇紋岩

埼玉県秩父市の展望ちびっこ広場にある旅立ちの丘

道の駅 ちちぶの朝です。今日も快晴です。

今日は、まずミューズパークちびっこ展望広場にある旅立ちの丘に行きました。この展望台から秩父の街並みを観ます。

この展望台に近づくとセンサーが反応するのか、音楽が流れ始めました。

卒業式で歌われる「旅立ちの日に」という曲ではありませんか。

何と、この歌にこのような背景があるとは知りませんでした。

秩父の街がよく見えます。また、ここにはカップルが掛けて行ったと思われる南京錠がたくさんありました。それにしても旅立ちの丘に来て南京錠をかけていくとはどういうことなのでしょうか。離れ離れになるけれど、いつかは一緒になろうということなのでしょうか。それにしても、いい曲だなーと思いました。

すぐ近くにさらに高い展望台があり登ってみました。

夜になると、夜景がきれいなところだろうと思います。

次に、小鹿野町にある化石館(本日定休日)の駐車場に車を駐めて、ようばけを観に行きました。この崖は、秩父盆地に厚く堆積している新生代第三紀の地層が赤平川によって侵食されてできたものです。ここは朝は光が当たらないようです。ちなみに「ようばけ」という名前の由来は「太陽のあたる崖」と言う意味です。秩父地方では崖のことを「ハケ」や「ハケット」と呼んでました。夕方に来るといいのではないかと思います。

崖から岩が落ちてきて川のこちらまで転がってくることがあるため気をつけるようにとの看板が出ていました。ここの石を割ると化石が見つかることが有るようです。ピックハンマーを持ってくるのを忘れました。

次に秩父市の藤六(とうろく)の海底地すべり跡を観に行ったのですが近くまで行くことが出来ませんでした。右は氷柱で左がそれっぽいです。

次は、取方(とりかた)の大露頭です。1,600万年前の地層が斜めになっていて、その上に2〜3万年前の地層が載って不整合を作っています。

スランプ褶曲です。1,700万年前に海底に積もった地層が1,600万年前に海底地すべり(スランプ)を起こし出来たものです。

秩父市にある道の駅 龍勢会館です。このあたりは、ハチミツが名産品のようです。ルチンを多く含むという「そばの花のハチミツ」を買いました。

次に、皆野町にある前原の不整合を観に行きました。前原の不整合・破風山登山口用の駐車場に車を駐めて5分くらい歩いたところを降りていきます。

すると、このような岩があります。

看板の写真を載せておきます。一番下の秩父帯は粘板岩で非常に脆かったです。1億5千年前の地層です。その上の不整合と書いた破線より上は1,700万年前の地層になります。

皆野町にある栗谷瀬橋の蛇紋岩も観に行きました。とても大きな蛇紋岩がゴロゴロ転がっていました。写真ではわかりませんが蛇紋岩特有の緑色に光っていました。

大きいものは3m位ありました。

今日のお昼は、寄居町にある食堂&茶屋 CHILLでいただきました。

小丼セット(豚キムチ丼、うどん、サラダ、小鉢、浅漬け)1,100円です。

お気に入りのお店が、またひとつできました。丁寧にに手作りされている感じのするお店です。待っている間に他の人のところにチキン南蛮などが運ばれて来ましたが、どれも美味しそうで食べたくなる料理でした。次はチキン南蛮、煮込みハンバーグ、ミートソース、オムライスのいずれかを食べたいと思います。

今回、自分が注文した料理の豚キムチ丼は、食べているうちにご飯がバターライスみたいに感じました。豚肉の脂によるものなのかどうかはわかりません。うどんは硬めで関東風の汁だと思いましたがここは関東でした(笑)

それから浅漬けが美味しかったです。セロリを一緒に漬けるとおしゃれな香りの浅漬けになることを知りました。お店の雰囲気、広い駐車場、いいお店だと思います。また来ます。

その後、ベルク フォルテ寄居店で食材を調達し、以前、泊まったことが有る深谷市の道の駅 はなぞのに立ち寄り日本酒の秩父錦 純米大吟醸を買いました。

深谷市にある道の駅 かわもとです。今日はここに泊まります。

トイレが工事中で、仮設トイレになっていました。我慢します。

では、また明日。

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