コラム

感覚年齢

最近まで、感覚的に自分は30代だと思っていました。会社時代に一緒に仕事をしていた人が若かったからか、遊んでいた人たちが30代だったからなのか、本当にそう思っていました。ところが、少し前のこと、30代だと思っていた人たちのひとりから「何言ってるんですか。俺もう50ですよ」と言われました。遊び始めた頃のずっと昔の感覚のまま年齢に対する認識が止まっていたのだと思います。

そして還暦を過ぎた今、さすがに30代ではないなと思い始めました。しかし、40歳くらいではあると思っています。40代がちょうど自分の年齢の感覚にあっていると思っています。

なぜ、このような話をするかと言いますと、自論である「人は思ったようになる」という話をしたかったからです。もし、60代だと思って生きていると、そのように体がなっていくと思いますし、40代だと思っていると若さが少しでも維持されるのではないか思います。

若さを保つ方法キリマンジャロに挑戦した話はすでにしましたけれども、その時に参加した人たちは、北海道在住のご夫婦、絶対に口から先に生まれてきたと思われる...

この考え方は間違ってはいないと思うものの、努力あってのもののようです。先日、とある公園で鉄棒にぶら下がる機会がありました。

驚きました。

懸垂をしようと思うものの、体を引き上げることが出来ないのです。感覚的には数回はできると思っていたのですが、体が思っていた以上に重くて、いえ正しくは腕の筋力がなくなっていて体を引き上げることが出来ませんでした。何か考えて感覚年齢に合う体にしないといけないと思いました。改めて考えてみると、ストレッチ、体幹トレーニング、ラジオ体操はやっているものの、二の腕の筋肉を使う運動をしていませんでした。衰えるのも当たり前なのでした。

人間の体は120歳まで生きられるように出来ているというのを何かで読んだことがあります。自分の感覚年齢的には80歳に相当するのでしょう。そこまでピンピンコロリで生きたいものです。

「人の体は思ったようになる」という考えが本当かどうかやってみますので、ぜひ見届けてください。そのためには、あなたが私より長生きしなければなりません。あなたも感覚年齢を若くもって、意識して若さを維持する努力をしてはいかがでしょうか。

鏡に映った自分の姿を見て老けたなぁと思っていると、その感覚通りにどんどん老けていきますよ。

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