旅レポート

山名八幡宮、山上碑、山上古墳、少林山達磨寺、少林山2号古墳、保渡田古墳群、三津屋古墳

群馬県高崎市にある少林山達磨寺

道の駅 ららん藤岡の朝です。これから天気が崩れるようで曇です。

今日は、群馬県高崎市にある山名八幡宮に参拝します。車は、参拝者用第1駐車場に駐めました。

参道が上信電鉄の下を通っている珍しい神社です。

随神門です。

境内の風景です。

両部鳥居をくぐり石段を登っていくと

拝殿があります。

唐破風向拝目貫の彫刻も立派です。

本殿には関口文治郎による彫刻が施されていました。

6種類の神獣がいるのは関東ではここだけです。

市の重要文化財に指定されています。

真後ろにあたる裏神様です。

御祭神は、品陀和気命 (ほんだわけのみこと – 応神天皇)、息長足比売命 (おきながたらしひめのみこと – 神功皇后)、玉依比売命(たまよりひめのみこと – 比売大神)の三柱です。

駐車場に戻ってきて看板を観ると、この近くに国の特別史跡があると書いてありましたので行ってみました。

車は、高崎市の山上碑駐車場に駐めました。

ここから石段を登っていくと

山上古墳が現れました。7世紀中頃の古墳とみられています。

中に入りたいところですが、カマドウマがいるらしいのでやめておきます。

隣の建物は覆屋でした。

日本には古代の石碑が18例ほどしか存在しません。そのうち3つが高崎市にあり上野三碑(こうずけさんぴ)と呼ばれています。そのうちのひとつ、681年に建てられた山上碑は完全な形で残る石碑としては日本最古のものとなります。それが、この覆屋に収められていました。53文字が刻んであり、ヤマト政権と地方の支配制度、豪族間の婚姻関係や家族制度、地方仏教の浸透などについて記載されています。

なんと、自分がこの石碑に見とれている間に、看板をきちんと読まない助手は、隣りにあった古墳の中に入っていました。こんな内部になっていたそうです。(写真撮影:助手)もちろん、虫がいるという看板のことを知っていたら入らなかったそうです(笑)

次に高崎市にある達磨寺を参拝しました。車は第1大駐車場に駐めました。この駐車場は広くて良いのですがお寺の上部にあり、参道のはじめから参拝したい場合には下まで降りなければいけません。小さいですが空いていれば第4駐車場に駐めると良いと思います。

というわけで、歩いて下まで降りました。ここは縁起だるま発祥の寺です。

総門です。

ここから石段を登っていきます。今日は石段を登ってばかりのような気がします。

登り終えたところに招福の鐘があり、撞くことが出来ました。

霊符堂(本堂)です。

参拝を終えると、

達磨堂というお店を覗いてさらに奥に入っていきます。

すると少林山2号古墳(天頭塚)がありました。6世紀中頃に作られた円墳です。

内部を覗くことが出来ました。

奥壁に線刻仏画が刻んでありました。この仏画は室町時代明応期(1492年〜1500年)に刻まれたものであることがわかっています。

高崎市にある上毛野(かみつけの)はにわの里公園に行きました。車は公園駐車場に駐めました。ここには5世紀後半から6世紀初頭にかけて作られた保渡田古墳群(ほどたこふんぐん)があります。まず、井出二子山古墳です。円墳に見えますが、

この模型にあるような前方後円墳です。

古墳の上まで歩いていくと、このような石室の写真が貼ってありました。

横から見ると前方後円墳であることがわかります。

保渡田八幡塚古墳(ほどたはちまんづかこふん)です。

古墳の手前には人物・動物埴輪群像がありました。もちろん想定復元したものです。

古墳に登ってみました。

一番上まで行くと中にはいる道がありました。しかし、入口は閉じてありました。中はどうなっているのでしょうか?

お昼は、高崎市にあるイオンモール高崎のペッパーランチでいただきました。ワイルドジューシーステーキ200g、サラダ&ドリンクセット(カルピスソーダ)1,630円です。鈴鹿市のイオンモールで食べた時にお肉とコーンだけで寂しい感じがしたので、次はにぎやかにトッピングを盛ろうと思っていたのです。5種類の彩り野菜が入った何とかかんとかと言うものを追加しました。お肉の周りに人参やいろいろな野菜が載ってにぎやかになるはずでした。ところが、普通のサラダが器に入って付いていました(笑)

吉岡町にある三津屋古墳です。駐車場は古墳の北と南にあります。北は数台しか駐められないだけでなく、行くまでの道が少し細いので南側の駐車場に駐めるのがよいと思います。写真の右側に少し写っている駐車場です。ここの三津屋古墳は全国でも極めて数の少ない(正)八角形墳です。古墳の年代は7世紀後半と考えられています。

午前8時半から午後5時までであればドアを開けて内部に入ることが出来ます。

見つかった当時石室は破壊されていました。残っていたのは石室の奥壁と側壁を構成していた根石の一部とその埋め込み石で、他の石はすべて持ちさられていました。

割って持ち出そうとした痕跡が残っています。

盛土は、10〜20cmほどの厚さで横縞状に搗き固めながら積んでいった様子がわかります。

古墳を観た後、吉岡町にある道の駅 よしおか温泉に着きました。ここは、3年半前に泊まったことがあります。

リバートピア 吉岡400円です。

所感:茶褐色のお湯です。今日は人がもの凄く多かったです。洗い場18の温泉の浴室内に50人くらいいました。

温泉諸元 泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)、加水 あり、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 あり、pH7.66、メタけい酸 88.5mg、炭酸水素イオン 556mg、内湯1(22㎡)、外湯2(35㎡ 打たせ湯2、Φ2m)、サウナ1、水風呂1、洗い場18ヶ所、とろみ なし

今日も充実した1日でした。

では、また明日。

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