山梨県甲州市にある大善寺
8日目:山梨県中央市〜甲州市
走行距離 39.4Km
今日は、関東周辺で最も古い建物と言われる国宝 大善寺本堂(薬師堂)を拝観し、武田勝頼、北条夫人、嫡男 信勝のお墓参りをしました。

道の駅 とよとみの朝です。曇りです。

今日は、まず笛吹市にある八代町農産物直売所 グリーンファームに行きました。お惣菜か何かないかなと思って行ったのですが、開店と同時に行ったためかお惣菜は並んでいませんでした。その名の通り農産物の直売所でした。

笛吹市にある里の駅いちのみやに行ってみました。ここは観光バスが立ち寄って食事やお土産品を買い求めるようなところでした。農産物直売所とお土産品売り場があるところでした。
結局、今日の食材は笛吹市にあるいちやまマート 一宮店で調達しました。いちやまマートは、お惣菜の添加物が比較的少ないのでお気に入りのスーパーのひとつです。

甲州市にある大善寺に行きました。ここは、受付にて拝観料1名500円を払うことによって、無料の駐車券を受け取り駐車場に入ります。

第二駐車場です。バーデンを入れることができるくらい大きな藤棚があります。他にもいくつか駐車場があるようです。

大善寺の地図です。

石段をのぼって薬師堂まで行きます。

大きな三門です。

この三門の説明は、こちらを御覧ください。

ここは近藤勇が戦った場所だそうです。

この部分が上の絵に描いてありました。

武田勝頼が亡くなる8日前に大善寺に泊まっているそうです。右側の理慶尼(りけいに)は信玄公のいとこにあたる人で、武田家の最後を記した「理慶尼記」は、ここ大善寺に残されているようです。

山門を抜けてさらに石段を登っていくと

懸造になっている楽堂に着きました。延宝5年(1677年)に再建立されたものです。

楽堂の中に入ることが出来ました。

こんな感じで、

先ほど登っていた石段を上から見下ろせました。

ここ大善寺はぶどう寺とも呼ばれています。甲州ぶどう発祥の地ということで大善寺伝説に関する説明がありました。

勝頼が、ここに泊まったことを記した説明書きがありました。

弘化3年(1846年)再建立された稚児堂です。稚児舞の舞台として使用する建物になります。

甲府盆地が一望できる展望所がありました。しかし、今日は曇っていて遠くまで見えません。霞んでいなければ南アルブスを一望できるようです。

鎌倉時代に再建された国宝 大善寺本堂(薬師堂)です。関東周辺で最も古い建物なのだそうです。中は写真撮影禁止でした。十二神将などの仏像が安置されていました。

斗栱もシンプルな二手先となっていました。

行者堂です。

説明は、こちらを御覧ください。

境内の脇に理慶尼のお墓がありました。

ちょっと見にくいですが、説明はこちらです。

お庭も拝見しました。

槍が架けられていました。戦闘に使用するものではなく、寺の格式を示すために玄関の正面に置いていたものなのだそうです。

楽しみにしていたぶどうジュース(300円)をいただきました。自家製のレーズンをサービスしてくださいました。このお寺は、檀家さんのためにワインを作っておられるようです。車でなければワインをいただいたのですが残念です。

お寺でワイン、いやぶどうジュースをいただくなんて最高ですね。

甲州市にある砂防学習公園駐車場に車を駐めました。

ここには勝沼堰提によってできた祇園の滝があります。

堰提です。

堰提から流れ落ちる滝は木が生い茂っていてよく観えませんでした。(下に降りる階段があったらしいのですが、わかりませんでした)

上の方に歩いていくと柏尾古戦場跡がありました。

近藤勇の銅像がありました。

ここは甲州における戊辰戦争唯一の戦いの場なのだそうです。詳細は古戦場の説明を御覧ください。

駐車場に戻るのですが、駐車場に来る時にナビはこの道を降りるように行ってきたのですが、事前に調べていた一つ手前の道を降りて駐車場に駐めました。それが大正解でした。ここから降りていたら地獄でした。ここを、まっすぐ降りると直角に曲がって

すごく急な坂道を降りていくのですが、最後が車の幅くらいしかありません。急な坂道なので戻るのも大変だったと思います。一つ手前の道から入って良かったです。もし行かれる場合にはご注意ください。

今日のお昼ごはんは、甲州市にあるお食事あまのでいただきました。

鶏のから揚げ(小)1,000円とライス(スープ付)250円です。

お肉がジューシーで、カラッと揚がっていて、いくつでも食べられそうな唐揚げです。お肉にもう少し味がついていればよかったと思いました。満点を10点とし「中津からあげ 総本家もり山 三光本店」を9点とする唐揚げ採点基準に基づけば7点と言ったところでしょうか。とても美味しい唐揚げでした。

今日のご満悦おばさんは、五目焼きそば800円です。最後まで黙って召し上がっておられました。不満悦おばさんになったのかと思っていたところ、お店を出るなり「完璧な味だった」と絶叫されてました。ご満悦だったようです(笑)

甲州市にある市営景徳院駐車場(無料)に車を駐めました。

首洗い池です。

ここの清水で勝頼父子の首を洗ったと言われています。

景徳院(田野寺)です。

この門は甲府城にある山手門や内松陰門と同じ造りですね。

ここ景徳院は武田勝頼終焉の地になります。地図を載せておきます。

甲将殿です。この裏(写真左側)に武田勝頼の墓がありました。

中央が武田勝頼の宝篋印塔、右が北条夫人の五輪塔、左が嫡男である勝信の五輪塔です。

北条夫人が自刃された場所で

勝頼が自刃した場所です。

景徳院の説明を載せておきます。ちなみに景徳院とは勝頼の戒名から取った名称なのだそうです。

山門です。


本堂です。

庭園です。

勝頼親子の遺骸が埋葬されている没頭地蔵尊です。よく見えないと思いますが、奥に首のない地蔵が三体安置してあります。

今日のお風呂は、甲州市にあるやまと天目山温泉520円です。
所感:携帯が圏外の山の中にある銭湯のような温泉です。下山した登山者で脱衣所がめちゃ混みでした。
温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 低温泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH10.2、源泉温度 29.6℃、メタけい酸 mg、炭酸水素イオン mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯3(16㎡ ジャグジー ジェットバス、1.5m x 4m 寝湯5、1.5m x 3.5m)、露天2(7㎡、3㎡)、洗い場10ヶ所、とろみ度 ★☆☆☆☆、気泡 なし

甲州市にある道の駅 甲斐大和に着きました。山の中なのでWiMAX +5Gは入らないかと思ったのですが、非常によく入ります。道の駅のWi-Fiスポットも入ります。なかなか良い道の駅っぽいです。
今日は、ここに泊まります。
では、また明日。
ブログを書き終えて、もう一度お店を見に行きました。

ふじやまビール ヴァイツェン1リットル 1,500円です。
買ってしまいました。今日飲もうと思います(笑)