旅レポート

軍艦島デジタルミュージアム、軍艦島(端島)

長崎県長崎市にある軍艦島(端島)

昨日は、ブログを書き終えた後、ハプニングがありました。宿泊するために長崎市営松ヶ枝町第2駐車場に行きました。入口にある看板に事務所に連絡するように書いてありましたので、事務所に行って泊まりたい旨伝えました。書類を出され必要事項(名前、ナンバー、緊急連絡先など)を記載している時に、「今日は、どちらにお泊りになるのですか?」と聞かれたので車に泊まりますと伝えました。すると「それは、ダメです。車はいいけど、人は泊められません」とのことでした。何を言っても、市がやっているのでダメの一点張りでした。

しょうがないので他に行くことにしたのですが、間違って入ったのに「5分で出ればいいけど、それ過ぎると300円だよ」と、すでに5分以上かかっていることを知っていて言われるし、「出るんなら早く出てくださいよ」と、こちらの状況をまったく無視した発言をされるし踏んだり蹴ったりでした。

車に戻る時の階段の中にある看板には、「泊まり車」という微妙な表現で書かれていました。ここは、ある人のブログで泊まることが出来ると書いてあったので来たのですが、恐らく、その人もこの看板を見ただけで泊まっていないのだろうと思います。そのブログの主に教えてあげようにも連絡先が書いてありませんでした。そのブログを見て、多くの人がここに泊まりに来るのだろうなと思いました。

駐車場を移らなければならなくなりました。

さて、どうしたものか。お昼に下見をした長崎水辺の森公園の駐車場に行ってみました。駐められました。

しかも、すぐ後ろにきれいなトイレがあります。

周りは、このような景色です。

しばらく、スケボーをする青年やカップルなどいましたが夜がふけるにつれて静かになっていきました。「災い転じて福となす」とは、今日の自分たちのためにある言葉ではないかと思いました。「最初から、こっちにすれば300円を払わなくてよかったのに」という助手と、「おかげで、あそこは駐めることが出来ないということがわかった」という隊長の会話は夜遅くになっても飛び出すのでありました。

朝です。ここは犬の散歩をさせたり、ジョギングをしたりする人たちがいて、駐車場を短時間で利用する人が多いようです。右側に駐まっている車も、そのような人たちで車中泊をした人は自分たち以外には見当たりませんでした。

朝も清々しいです。

自分たち以外にもラジオ体操をしている人たちがいました。

せっかくなので、駐車場をじっくり見てみました。ここは樹が植えてあって車高の高いクルマで、バーデンのように車の横がアクリル製の窓になっている車は擦りそうです。やめたほうが良さそうなのは、2番と

10番と

8番です。いずれも、木の葉が10〜15cmくらい干渉します。他にも2箇所ほど触りそうなところがありましたが、かすかに掠る程度で大丈夫そうです。

①は身障者専用なので16台駐められます。一番奥は、スパロンの場合、バックで入らないと駐められません。ゲートは遮断棒があるタイプではなく、車を駐めるところにフラップ板があるタイプなので、車で駐車場に侵入して駐められそうになければ、そのままバックで出ることが出来ます。

ここの駐車場からクルーザーが見えます。今日乗る船は、こんな感じの船だと助手に話をしていたのですが、この船でした(笑)

夜間料金が終わる8時前に長崎水辺の森公園の駐車場(1,000円)を出て、昨日嫌な思いをした長崎市営松ヶ枝町第2駐車場に移動をしました。

今日は、軍艦島(端島)上陸ツアー(スタンダード5,310円:軍艦島デジタルミュージアム込み)に参加します。受付は長崎市にある軍艦島デジタルミュージアムです。

デジタルミュージアムで約1時間ほど軍艦島に関するコンテンツを楽しみます。

観るものが30ほどあるのですが、巨大スクリーンを使用しての軍艦島の説明と軍艦島VRくらいで、他はデジタルと言えるほどのものかなと思いました。

その後、常盤ターミナルから乗船し出航します。約200名ほど乗っているようです。

自分たちはスタンダード(他にスーパープレミアムとプレミアム、いずれも2階で指定席あり)という自由席で、ネットで申し込んだ順に乗船をします。自分たちは真中くらいの順番だったのですが、後方デッキにある座席の後ろ側の一番右に座りました。なんと、スタンダードでは、ここが一番いい席だと出航して気づくことになりました。出発して島に着くまで、見どころはほとんど右側で、窓ガラスがないのでいい写真が撮れました。風によっては潮が少しかかるかもしれません。今日は大丈夫でした。

昨日駐まった駐車場からも見えたのですが、もっと近くで見ることが出来ました。

このドッグは世界遺産に指定されているのだそうです。

女神大橋です。

カトリック馬込教会です。

炭鉱の島である高島です。

住宅が見えます。

通称、軍艦島と言われる端島が見えてきました。

島の周りを周遊してくれます。席を離れて写真撮影をします。

上陸しました。約45分かけて3つの見学広場に行って軍艦島の施設を外から見ます。

梅雨の時期は1ヶ月、台風の時期は半月上陸が出来なかったそうです。また、先週から市の上陸基準が緩和されたため、今まで以上に上陸しやすくなったそうです。4回チャレンジして1回も上陸できなかった人もいるらしいので、上陸できてラッキーだったと思います。実は、この後、もっとラッキーなことが起きるのでした。

帰りも同じ席に座りました。帰りは室内の方がよいかもしれません。行きほどの説明はありませんでしたし、涼しいし、風向きからほんの僅かですが潮が飛んできたりしていたからです。

写真は、三菱重工業長崎造船所です。

小菅修船場跡です。観に行こうと思っていたのですが、近くに駐車場がなくかなり歩くことになるので諦めていました。船の上から見えました。

出航してから約2時間半のツアーでした。

帰りの船の中で抽選会がありました。200人のうちから3人だけ当選するそうです。

最初に呼ばれた番号は、ご満悦おばさんの番号でした。舞い上がったおばさんは立ち上がって、どこに行くともわからず、うろうろしてました。「座っていてください」と言われました(笑)

クッション、トートバッグ、ステッカー、ジェラートなどの中から選んでくださいと言われたおばさんは、何を血迷ったか「ジェラートでお願いします」と。

「食べたらなくなるようなものでいいのか」と言って、トートバッグに変更してもらいました。後に思っていた以上に高価なトートバックであることを知ったおばさんは、「ジェラートにしなくてよかったー」といたく、ご満悦のご様子でした。

下船すると今日のお昼は、カフェレストラン レッケルでいただきました。

長崎名物トルコライス(レギュラー)1,100円です。目の前に来たときには、外したかなと思ったのですが、これが、大正解で、めちゃくちゃ美味しかったです。特にカレー味のピラフが真似できないくらい美味しい味でした。これは、絶対食べたほうがいいです。ちなみに、トルコライスは長崎名物なのだそうです。

駐車場に戻ると満車に近い状態でした。昨日駐めたところのように昼間の料金の上限があったりしないかなと思ったのですが、1,700円でした。昨日のところに駐めれば1,000円だったかもしれません。

長崎市にあるジョイフルサン 江川本店で食材を調達した後、長崎市道路公園で本日終了にしました。(本当は、ここを下見して、もっと回って、ここに泊まる予定でした)

車の目の前の眺望は、ちょっといいです。

ここの駐車場は、伊王島大橋のすぐ近くにあります。

高島が見えます。

明日、この橋を渡って伊王島に行きます。

今日は、疲れました。お風呂に入りたいのですが、このあたりのお風呂は高いです。汗を流すだけで毎日800円/人はキツイです。体を拭いて明日入ることにします。

軍艦島デジタルミュージアムで、この小冊子(無料)をもらってきました。自分にとって、これが今日一番の収穫だったような気がします。

また、明日です。

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