旅レポート

城下町臼杵(仁王山善正寺、竹生山善法寺、竹林山法音寺、旧真光寺、直良信夫博士誕生の地、金毘羅水、紫雲山花楽院龍原寺、法雲山大橋寺、福良天満宮)

大分県臼杵市にある福良天満宮

本日のサマリー

73日目:大分県佐伯市〜愛媛県八幡浜市

走行距離 88.7Km

今日訪問した城下町臼杵は、すばらしいところでした。今まで観てきた町並みとも違った良さがありました。

出発

大分県佐伯市 道の駅 やよい

今朝の道の駅です。晴れました。暗い中でラジオ体操をやっているとだんだん明るくなってきました。もみじが赤いのですが暗くてわかりませんので、少し明るめに撮りました。

こんな感じで真っ赤なもみじでした。

車中泊をした人は10台くらいだと思います。

ここの道の駅の詳細は、前回の投稿をご覧ください。

訪問先

移動途中、津久見市を通りました。ここは、石灰(いしばい)焼き発祥の地だそうです。石灰とは、石灰石(炭酸カルシウム)を高温で焼成・水和させた生石灰(酸化カルシウム)と消石灰(水酸化カルシウム)の総称です。

そんな話をしていると、石灰石のとても大きな採石場を通りました。左が崖のため脇見するわけにも行かず観られなかったのですが、助手は先ほどネットで見た「大分太平洋鉱業」の採石場だと興奮していました。

写真を撮ってくれればよいのに、助手は助手席に鎮座ましましておられました。よって写真がありません。

話は変わって、一昨日宮崎県で給油をしましたが、大分県の方がガソリンが10円ほど安い気がします。平均165円のようです。(表示価格なので、もっと安いかもしれません)

大分県臼杵市 城下町臼杵

市営畳屋町駐車場に車を駐めました。

1時間100円(最初の30分無料)以降30分毎50円加算です。

城下町臼杵はきれいな石畳になっていました。典型的な溶結凝灰岩で軽石が溶結したものを含んでいました。

城下町臼杵の町並み

ここは、城下町なのですが車が頻繁に通ります。ゆっくり写真を撮るのが厳しいところもありました。

仁王山善正寺

城下町臼杵には、このようなお寺がたくさんありました。本堂は大きな本瓦葺入母屋造平入です。

竹生山善法寺

説明にもある通り、真宗の寺院としては九州最古の寺のひとつだそうです。

竹林山法音寺

持国天と毘沙門天を山門に祀っていました。城の守護神として祀っているようです。

旧真光寺

建物がとても美しい造りをしているところでした。あまりにも美しいので動画を撮りました。その結果、写真が少ししか撮ってありませんでした。

直良信夫博士(明石原人発見者)誕生の地

直良信夫さんは、明石原人の骨を発見したものの、学会の人たちからは評価されないばかりか誹謗中傷を受けました。その後、その骨は空襲にあい灰となってしまいました。しかし、のちに、その骨の石膏模型から再評価されることになり「明石原人」と命名されるに至りました。

明石市立文化博物館を訪問した時に、直良信夫さんの「明石原人」の発見に関する資料を拝見したことを思い出しました。その日の投稿は、こちらです。

五色塚古墳、小壺古墳、明石市立文化博物館、明石城跡兵庫県明石市にある明石城跡の坤櫓 出発 兵庫県三木市 道の駅 よかわ ここの道の駅は人気のある道の駅のようです。その理...
金毘羅水

今は使用されていませんが、以前は臼杵名水のひとつに数えられていたのだそうです。

紫雲山花楽院龍原寺

三重塔が目当てで参拝しました。和様建築の美しい塔でした。四隅に鬼のようなものがいるなぁと思っていたら、「天邪鬼」(あまのじゃく)だそうです。

法雲山大橋寺

説明にもありますが、ここには、大友宗麟公夫人悟真院殿のお墓があります。また、明治10年の西南の役における大分県警視隊本陣跡にもなっています。その時の弾痕もあるとのことで探したのですがよくわかりませんでした。(その後の助手の調査によれば、書院の中にあるらしいです)また、ここは僕の好きな高麗門でした。

福良天満宮

参拝順路にしたがって参拝しました。

城下町臼杵の感想

今までの旅で観てきた町並みはたくさんありますが、その中でもここはすばらしいところでした。驚くべきことに、ここは重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されていませんでした。それにもかかわらず、これだけの町並みを維持するのは大変なことではないかと思いました。ここは、おすすめの場所です。

所要時間2時間10分(駐車場代 200円)でした。

大分県大分市 国道九四フェリー

今回の帰路は、フェリー(12,680円)で四国に渡ることにしました。この国道九四フェリーの航路は、国道になっているという珍しい航路です。

佐賀関港 フェリーターミナルから見る港です。

まだ、僕らが乗るフェリーはいません。

出港の20分前に来ました。

前を開けて、車両を降ろすのに約7分、10分前から乗船開始して定刻に出港しました。(車は、ほぼ満車でした)

一般席です。

窓際には、カウンター席が、内側にはテーブル席があります。

そのカウンター席とテーブル席にはコンセントが付いていました。WiMAX +5Gは、豊後水道の中央部分と三崎港の近くを除いて使用することができました。

お昼ごはん

大分県大分市 白木海岸のレストラン

今日のお昼は、こちらでいただきました。

海が見える窓側の席に案内されました。

運ばれてきたものは、お刺身がお椀からはみ出ていました(笑)

関の海鮮丼(関あじ、関ぶり入り)1,540円です。

ご満悦おばさんも同じものを注文されましたが、あじが動いていました。まぁ、動いているあじを見ながらいただくというのも何だかなぁと思いますので、今回は動かない方でよかったと思っています。

関あじは、甘くて美味しいものの、それほどコリコリした食感ではありませんでした。関ぶりは、身が締まっていて美味しかったです。ただし、宇和島のぶりには負けてました。鯛も宇和島で食べる鯛ほど締まってはいませんでした。とは言うものの、どれもハイレベルな話であって、とても美味しかったです。このお値段で、この内容は満足のいくものでした。

ご満悦おばさんのご評価も同じような感じなので以下省略とさせていただきますが、ご満悦であったことは、言うまでもございません。

そうそう、フリードリンクコーナーが無料でした。野菜のミックスジュースが美味しかったです。

ところで、目の前にこのような景色が広がっているわけですが、先日の佐賀関の火災現場は、この写真の左にある港の中になります。

関あじ、関さばがブランド名であることは知っていましたが、豊後水道で一本釣りされたマアジ、マサバのことだそうです。

食材調達

大分市の佐賀関には、僕たちの大好きなからあげ屋さんがあります。今回楽しみにしていたのですが、そのからあげ屋さんが火災現場の近くであること、車を駐めるところが避難場所になっていて、行けば邪魔になることが予想されましたので、とても残念ではありますが、またの機会に行くことにしました。やはり、近くの高台を通る際に消防車や車がたくさん駐まっているのが見えました。被災された方々が一日も早く今までの日常を取り戻されることを願っています。

愛媛県八幡浜市 木村チェーン 保内店

それほど、大きなスーパーではありません。

愛媛県八幡浜市 パンメゾン 本店

塩パン発祥のお店です。パン大好きおばさんだけでなく、僕も珍しくパンを買いました。塩パンにするつもりが、目移りするほど調理パンがあり、調理パンを買ってしまいました。

お風呂

近くに八幡浜黒湯温泉 みなと湯があるのですが、今日は風呂の日で200円引きになります。めちゃ混みだと思うので、今日はお風呂なしにしました。

到着

愛媛県八幡浜市 道の駅 八幡浜みなっと

今日は、こちらにお世話になります。

ここは、朝になると多くの方がラジオ体操をしに来られます。一緒にやれるのが楽しみです。

では、また明日。

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