旅レポート

伊尾木洞、岩崎弥太郎生家、手結港可動橋

11日目:高知県室戸市〜高知県香南市
走行距離:59.9Km

今日は、地震に驚いたことと、油断をしていると大怪我をしなかねないということ、どのようなところかを知らないで行くとワクワク感が増して旅としての面白みが増す(ただし見逃しも起こり得る)ということを再認識した日でした。

この写真は、昨日の夕陽を撮ったものです。夕陽のわずかに右側が今日1:08に震度5強の地震の震源地である日向灘になります。

海辺に泊まる時は必ず高台への避難ルートを確認しています。昨晩もどちらへ逃げるべきかを確認して就寝しました。ルートは確認をしているけれど、果たして地震が来て起きるのだろうかということが、前から気になっていました。その心配は無用であることが今回の地震でわかりました。

夜中、携帯が地震発生を告げました。目を覚まし携帯を探しているうちに、想定もしていなかったことが起きました。なんと防災無線のスピーカーのすぐ近くに車を駐めていたのです。ものすごく大きな音で、「緊急放送、緊急放送」と言うではありませんか。ここまではいいのです。その次「地震が来ます。地震が来ます」と言うのです。その頃、ちょうど携帯が見つかり、見ると、日向灘という文字と、震度6という文字が目に入りました。大きな音の「地震」と「震度6」などの情報にとてもびっくりしました。

その後、正確な震源地と津波が来ないことがわかって一安心したのですが、実家などに連絡をしたりとなかなか大変な夜中でした。ちなみに、揺れの方は、さほどでもありませんでした。

というわけで、睡眠不足気味の道の駅 道の駅キラメッセ室戸の朝です。泊まった人は他に1、2台でした。

反対側の景色(トイレ)です。

今日は、奈半利町にあるショップヨシダにまず立ち寄りました。手羽先の唐揚げが美味しいらしいのです。いろいろ話を聞いて、3種類の唐揚げを買いました。今晩が楽しみです。

次に、奈半利町にある奈半利駅物産館 無花果です。訪問する予定であった酒蔵が本日定休日のため、ここで、その酒蔵のお酒を買いました。

途中、阪神タイガースのデザインをした電車が走っていたので、写真が撮りたくて田野町にある道の駅 田野駅屋に立ち寄りました。ここは、駅でもあります。ここに車を停めると同時に電車は出て行きました。写真は撮れませんでした。

しかし、ここの道の駅は、お惣菜が豊富で今日の晩ごはんを買いました。道の駅にお世話になっているので、泊まる道の駅ではないにしても何か買えるというのは嬉しいです。

安田町にある安田まちなみ交流館・和の駐車場に車を駐めました。

交流館は臨時休館日となっていました。

その後、海沿いの道を歩いていました。この道の左側に危険が潜んでいるのです。

左に大きなブロックが2個置いてありました。しかし、太陽が眩しいことと、右側の大きなお酒の看板に気を取られていたこともあって、まったく気づきませんでした。

カミさんが、大きく転けました。膝を強打したようでしばらくここで休むことになりました。大怪我をしなくて良かったです。これはついていないのではなくて、神様が前を見て歩かないと大怪我するぞと教えてくださったと思っています。なぜなら、転け方が悪かったら大怪我どころか生命に関わる転倒をしかねないと思ったからです。要は不幸中の幸だったのです。

しばらくの間、ゆっくり歩きながら、お目当ての唐浜神社を見に行きました。

なんと、階段ではなく、梯子を登る必要があります。

先ほど、転けちゃった人と一緒に登りました(笑)

海を見渡せる岩の上にある神社です。

しっかり拝んできました。

駐車場への帰り、輝るぽーと安田に立ち寄りました。今日は、お惣菜に恵まれている日です。

安芸市にある道の駅 大山にも立ち寄りました。

ここには、恋人の聖地 大山岬があります。

こんな感じの椅子が置いてありました。

恋人の聖地にも、いろいろなところがあるのだなと思いました。

次は、安芸市にある伊尾木洞です。専用の駐車場があります。

道を渡ったところの用水路にそって歩いて行きます。

洞窟がありました。この先がどうなっているのかの事前情報はまったくなく探検に行きました。

洞窟をどんどん歩いて行きます。

しばらくすると、洞窟は終わりシダの生い茂る渓谷の中を歩くことになります。年間を通して20℃という気温と立ち込める竹林の香りは、とても気持ちがいいものです。これだけでもお勧めできます。

それだけではなく、

橋があったり、階段があったり、

いろんな景色を見て進みます。

最後は、美しい水を湛える滝がありました。

再び洞窟を通って帰ります。ここの洞窟は約310万年前から230万年前の間に海の中で堆積した地層が隆起を繰り返し、それが波や渓流によって侵食されてできたものと言われています。全国いろいろな渓谷に行っていますが、このような渓谷は今までに経験したことがありません。ぜひ訪問されることをお勧めします。

洞窟を出て、すぐのところに寅さん地蔵があります。この地から始まった運動で、寅さんの第49作が決定していたものの、寅さんが亡くなって幻の回になってしまいました。多くの人に愛され笑いと感動をくれた寅さんをたたえて、ここに記念碑が作られました。

駐車場に戻り、その駐車場で野菜を売っていたおばさんたちに、お薦めのお店と料理を教えてもらいました。そして訪問したのが、安芸市にある廓中ふるさと館です。

人が写らないように撮りました。人はそれなりにいました。

メニューを検討の結果、ちりめんパスタ900円をいただくことにしました。とても美味しゅうございました。カミさんは茄子丼なるものをいただいてましたが、いたくご満悦のご様子で、朝コケたことなど何処かへ行ってしまったようです。ここを教えてもらって、本当によかったです。

安芸市にある野良時計 駐車場です。ここは車中泊の候補としていたところでもあります。

実際に来てみて、ここは車中泊しても良いと思いました。

その後、野良時計を見に行きました。明治20年頃の話です。まだ巷に時計がなかった頃、アメリカから時計を取り寄せ分解、組み立てを繰り返しているうちに大きな時計を自作することを思い付きます。そうして出来た時計は、約120年以上も時を告げていたそうです。今は動いていません。

次に訪れたのが、安芸市にある岩崎弥太郎生家です。専用の駐車場があります。

これは、弥太郎が自分の家の庭に作った日本地図を模した庭です。岩が日本の形になっています。

中の様子、部屋に上がって撮影はできません。

蔵に三菱のマークがあって、感動してしまいました。知っている方も多いと思いますけれども、岩崎弥太郎は三菱の創始者です。

右は生家で左にある碑は三菱グループの人たちが建てた記念碑です。

左から土佐藩主 山内家の家紋三ツ柏、岩崎家の家紋 三階菱、九十九商会の船記号、現在のスリーダイヤです。子供の頃、岩崎弥太郎の本を読んだことがあります。しかし、細かいところは忘れてしまいました。また、復習をしないといけません。

安芸市にある赤野休憩所です。車中泊できるかもしれないと助手が言っていたところです。

展望台があります。

琴ヶ浜が見えます。

トイレもあります。車中泊できなくはないと思いますが、駐車場が狭いので他の人の迷惑になるかもしれません。

そして、今日のお風呂は芸西村にあるよさこい温泉です。
1,000円(JAF割引で800円)

温泉諸元 泉質:ナトリウムー塩化物泉(低張性 アルカリ性 低温泉)、pH8.9、内湯1(31㎡)、外湯3(20㎡、甕湯2)、サウナ1、水風呂1、洗い場22ヶ所

お風呂から上がると、香南市にある手結港可動橋を見に行きました。見学者用の駐車場があります。着いた時は、このように橋が降りていました。

橋が上がる時間まで待っていました。

上がり始めて数分で70°まで上がりました。

すごい景観です。

1時間間隔で開いたり、閉じたりしています。

今日の宿泊地は、香南市にある道の駅 やすです。そこにあるヤ・シィパークからの写真です。

今日も、いろいろなことがありました。明日は天気が崩れそうです。

では、また明日。

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