旅レポート

久留里城跡、濃溝の滝&亀岩の洞窟、鵜原理想郷

千葉県勝浦市にある鵜原理想郷

本日のサマリー

2日目:千葉県木更津市〜君津市、勝浦市、大多喜町

走行距離:81.4Km

今日は山城跡、洞窟、海岸などを観ました。特に鵜原理想郷は変わった地形がいろいろあって面白かったです。こんなところが千葉県にあったとは知りませんでした。

道の駅 木更津うまくたの里の朝です。夜中になると車が少なくなったのですが、朝になるとどんどん車がやってきました。今日は土曜日だからですかね。ちなみに似ている車がありますが、自分のバーデンではありません。

自動車道の下のトンネルを抜けた向こう側に第二駐車場があります。

道の駅の売店です。

大きな落花生のオブジェがありました。#おナッツと呼ぶようです。というかハッシュタグなんですね。

今日は、まず君津市にある久留里城跡を観に行きました。車は久留里城址駐車場に駐めました。

この駐車場から本丸や資料館まで行くのに健脚な人が使用する800mの散策路がありました。ここを行くと堀切などを観ることができると書いてありましたので、ここから行くことにしました。

このようなものがたくさん落ちていました。何だろうと調べてみると、ヒノキの実のようです。中には種が入っているようなのですが、すでに出た後で何も入っていませんでした。

ヒノキの根本には、苔が生していました。

かなり尖った尾根を歩いていきます。写真では尖った感じがわからないかもしれません。

間違って落ちてしまうと大変なことになりそうなくらい急峻な崖沿いを歩いていきます。わざと切岸みたいに作ったのかなと思ったのですが、もともとの地形を利用しているだけのようでした。

ミツバツツジだそうです。確かに葉が3つですね。

君津市立久留里城址資料館(無料)に着きました。ここは撮影禁止でした。君津市に関する歴史を展示していました。ここで久留里城の知識を付けて城跡を観に行こうと思っていたのですが、期待したほどではありませんでした。

新井白石の像がありました。新井白石は久留里藩に仕えていたのだそうです。

三の丸跡などを見下ろせるようになっていました。

資料館から天守へと進みます。

途中、おいど、めいど(男井戸、女井戸)という井戸がありました。この井戸のおかげて北条氏が攻めてきても籠城に耐えることができたのだそうです。いつも思うのですが、こんな山の上にどうして井戸があるのだろう???

久留里城模擬天守です。

昨年の地震で屋根瓦が破損してしまったため、現在は中に入ることができませんでした。

ここが天守台跡です。

資料館で勉強をしたものの、結局、この城はいつ誰が建てたものなのかわかりませんでした。

君津市にある片倉ダムです。 堤頂長154m、堤高42.7mの重力式コンクリートダムです。堤高42.7mは千葉県が管理する多目的ダムでは一番の高さを誇るのだそうです。堤体の上部が橋の様になっているのが、とても美しいと共感する夫婦なのでありました。

ダム湖の笹川湖です。

途中、君津市にある道の駅 ふれあいパーク・きみつに立ち寄りました。

大きな車は停めにくい駐車場でした。ここはWiMAX +5Gが入りません。

君津市にある濃溝の滝&亀岩の洞窟(のうみぞ)に行きました。車は、清水渓流広場 第一駐車場に駐めました。ほぼ満車に近い状態でした。

この駐車場から歩いて7,8分くらいで

川に着きました。

蛇行した川のくびれ部分にトンネルや切り通しを作る工事のことを川廻しといいます。この川廻しでできた古川(水が流れなくなった部分)には田んぼを作るのだそうです。

トンネルから流れ出る水

アメンボやオタマジャクシがいました。

古川に相当する部分は、木道になっていました。

今日のお昼は、鴨川市にある「まるよ 西条店」でいただきました。

ここは人気のあるお店のようで、お店の中はいっぱいで、3組が順番待ちをしていました。エビフライが食べたかったので、エビフライ定食(ジャンボ2本)1,850円にしました。衣が思っていた以上に丈夫で他のものにすればよかったと思いました。

今日のご満悦おばさんは磯ラーメン1,200円です。このお方に言わせると千葉に来たら磯ラーメンなのだそうです。チャーシューが美味しいとのことでした。会計の時に入っている貝を確認しておられましたが、サザエと聞いて、いたくご満悦のご様子でした。

移動途中で、勝浦市のおさかな村に立ち寄りました。お刺身などはありませんでした。

勝浦市にある鵜原理想郷(南房総国定公園)に行きました。車は鵜原理想郷(うばら)専用駐車場に駐めました。駐車の収容台数はそれほど多くないです。

駐車場から歩いていくと、

トンネル

トンネル

また、トンネルと言った感じで散策路を進んでいきます。

まず、手弱女平(たおやめだいら)に着きました。縄文時代前期の遺跡と書いてありました。

岬の高台なのですが侵食された砂岩でできていました。昔、海底だったところが隆起して、この岬になったのですね。

眺めはすごくいいです。

海中公園ですね。

侵食された岩肌が面白いです。

面白い侵食をされた岩がたくさんあります。

これは、昔の石切場でしょうかね。自然にこのような侵食はされないと思うのです。

毛戸岬です。

ここからの景色もなかなかでした。

白鳳岬からの景色です。

黄昏の丘です。

ここからの景色もなかなかのものがありました。

ここから、港の方に降りて

トンネルを抜けて

海岸を通り

もとの駐車場に戻りました。

今日のお風呂は、勝浦市にある勝浦つるんつるん温泉800円です。

所感:赤褐色のとろみのあるお湯です。ここの人はわからないとおっしゃっていましたが、おそらくモール温泉だと思われます。浴槽は床に緑色凝灰岩のタイルを敷き詰め、壁は花崗岩のタイルで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。大きな窓から見える緑が美しかったです。入浴料金が比較的高い房総半島において、このお湯、この値段は安いほうかもしれません。

温泉諸元 泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉(低張性 アルカリ性 冷鉱泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH8.51、源泉温度13.5℃、メタけい酸 77.2mg、炭酸水素イオン 1175mg、ラドン 未測定、内湯12m x 5m)、洗い場9ヶ所、とろみ度 ★★★★☆、気泡 なし

大多喜町にある道の駅 たけゆらの里・おおたきに着きました。

着いたのが遅かったため、惣菜などはありませんでした。ただ、このお酒を見ていたお客さんに聞いたところ「ほら、時代劇に出てくるお酒みたいな、さらっと飲めるやつですよ」という説明が妙に気に入ったことと、今のところ、今回は行かない大多喜城を築城した本多忠勝に申し訳ない気持ちで、この「大多喜城 純米吟醸 300ml 670円」を買いました。説明が長かったですが、簡単に言うと飲みたかったのです。

というわけで、今日は、ここの道の駅に泊まります。

静かで良さそうなところです。

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