静岡県下田市
72日目:静岡県南伊豆町〜静岡県下田市
走行距離 27.7Km
今日は、ペリーとハリスについて再学習しました。
道の駅 下賀茂温泉 湯の花の朝です。今日も快晴です。
下田市にある下田公園 駐車場(無料)に車を駐めました。お昼くらいになると満車になることがありますが、早朝のため大丈夫でした。
100mほど隣にペリーロード駐車場500円があります。間違って入らないようにしましょう。
下田公園に登っていきました。日米両国民の友情が初めて根をおろし花開いた地であることを記念した第39代アメリカ大統領 ジミー・カーターの碑がありました。カーターさんは下田に来られたことがあるんですよね。
開国記念碑です。
ハリスとペリーの言葉が刻んでありました。
高台のため下田の町がよく見えます。
馬場ケ崎展望台です。
下田の港が一望できました。海上保安庁の大きな巡視船が留まっていました。
下田城(鵜嶋城)天守台跡です。下田城は北条氏によって築かれた城で、小田原水軍の根拠地として使わていました。天正18年(1590年)に豊臣側の長宗我部元親、脇坂安治らの率いる一万以上の水軍が来襲し、手兵600余で約50日にわたって籠城した後に開城しています。
登ってみましたが遺構のようなものは何も見当たりませんでした。
途中、あじさい群落を通りながら降りました。ここのあじさいの株数は日本一なのだそうです。見頃は6月上旬~下旬の約1ヶ月間で、およそ15万株100品種ものあじさいが一斉に開花するらしいです。
以前、入ったことがあるのでよいのですが、いつも開館前に通ってしまう旧澤村邸(無料)です。絵などが飾ってあった記憶があります。
ペリーロードです。
それほど長くはありませんが、情緒ある通りです。
長楽寺です。日露和親条約の調印、日米和親条約の批准書の交換が行われた場所です。宝物館もありましたが、以前観ているので、今回は観ませんでした。
了仙寺です。日米和親条約下田追加条約が締結された場所です。
了仙寺 横穴遺跡です。
今から約1,300〜1,400年程前の古墳時代に墓として利用されていたと考えられています。
了仙寺 本堂です。
お堂の中にあった安政元年(1854年)ペリー提督黒船陸戦隊訓練の図です。図中の本堂は現存していますが、鐘楼は安政の大津波によって消失していました。
境内にあるMoBS 黒船ミュージアム500円(JAF会員のみ450円)です。以前、行ったような気がするのですが覚えていませんでしたので行こうと思っていました。しかし、今日は定休日でした。
ペリー艦隊来航記念碑です。
日米友好の火です。この灯は、平成15年(2003年)7月、日米交流の発端となるペリー来航150周年の節目を祝う第20回ニューポート黒船祭のおり、「NEW!!わかふじ国体」の炬火リレーに使用するため採火されたものです。炬火リレーとして利用後、平成16年(2004年)3月31日、下田開港150周年の際にこのモニュメントに点火され、日米友好のシンボルとして灯もり続けているそうです。
下田市にある曹洞宗 瑞龍山玉泉寺 駐車場に車を駐めました。
曹洞宗 瑞龍山玉泉寺です。
このお寺の中にハリス記念館500円があります。
写真撮影は禁止でした。中には、ペリー、ハリスに関する資料、渡米を企てた吉田松陰の資料や、その時に来ていた袴、平成時代に今上天皇が下田に来られた時の写真などが展示されていました。ペリーとハリスが頭の中でごちゃごちゃになっていましたが、ペリーの日米和親条約、ハリスの日米通商修好条約から開国が始まったストーリーを確認できて頭が整理されました。
日米通商修好条約は、不平等条約と教科書で習いますが、それは違うと書いてありました。この手の施設では、取り扱う人物を悪く言わないのが普通ですので、再度検証をしてみたいと思いますが、正しそうです。
ディアナ号乗組員の墓所です。ディアナ号に関しては、このブログで何度か書いていますので割愛します。
黒船ペリー艦隊乗組員の墓所です。日本で最初の外人墓地となったところです。
下田市にある恵比須島に行きました。恵比須島に渡る橋の工事をしていたので、行けないかと思ったのですが行けました。ただし、この写真の左側にある駐車場は工事車両などで満車状態でした。右側に駐めるところがあると教えていただきました。
そこに駐めました。
ここはジオパークです。
左の崖は、水底土石流の地層だそうです。
ここにある恵比寿神社を参拝し、
須崎恵比須島の指向灯を拝見しました。灯台と何が違うのが知りたかったので指向灯を調べてみました。通航困難な水道、狭い港口等の航路を示すために航路の延長線上の陸地に設置した構造物で、白光により航路を、緑光により左げん危険側を赤光により右げん危険側をそれぞれ示すものをいうそうです。
千畳敷の中にある人工的に切り取られたような跡は、採石の跡だそうです。海底に積もった火山灰や軽石の地層は、加工しやすく耐火性にも優れた石材として利用されていたようです。
牧水歌碑 (友が守る灯台)です。
海底に積もった火山灰や軽石の地層です。
駐車場があるところまで戻ってきました。写真の左側に車が見えます。所要時間 約20分です。
今日のお昼は、下田市にある古民家カフェつわぶきでいただきました。
揚げたばかりということで、いただいたドーナツです。ドーナツに詳しいおばさんによりますと、すごく美味しいそうです。
古民家を利用したカフェでした。
ペペロンチーノ、生野菜サラダ付き1,000円です。サラダはパプリカが新鮮でとても美味しかったです。ペペロンチーノは、味は美味しかったのですが、パスタが解凍したような、柔らかいパスタでした。パスタが良ければ最高でした。
下田市にある爪木崎自然公園 駐車場500円に車を駐めました。池ノ段ビーチです。
沖縄にいるようなビーチです。
しかし、よく見るとプラスチックごみが散乱していました。12/20から1/31まで水仙まつりをやるようなので、これからきれいにされるのかもしれませんね。
爪木埼灯台です。説明の看板がありませんでした。昭和12年(1937年)に作られた灯台のようです。
柱状節理です。爪木崎俵磯と呼ばれていました。
下田市にある道の駅 開国下田みなとに着きました。ここは、一時期、車中泊に対して禁止であるかのようなことをやっていましたけれど、今日は何もありませんでした。
その後、下田市にある下田とうきゅうで食材を調達し下田市の千人風呂 金谷旅館(1,000円)に行こうと思ったのですが、昨日も1,000円で入っていること、2度ほど行ってよく知っていること、女性が男湯に入って来られる(もちろん湯浴み着などを着用して)仕組みになっていることなどから気が進まず、やめました。
道の駅 開国下田みなとに戻ってきました。ここは、道の駅の入口側(写真)と出口側の2箇所にトイレがあります。入口側の方が新しいので、こちらの近くに泊まることにしました。
ここは、6回目、3年半ぶりに泊まります。
では、また明日。