鹿児島県錦江町にある雄川の滝上流展望所
36日目:鹿児島県錦江町〜鹿児島県大崎町
走行距離 88.1Km
今日は、昨日観ることができなかった雄川の滝を上流側の展望台から観ました。また、JAXA 内之浦宇宙空間観測所内を観て回りました。
昨日は、ブログを書き終えると、夕陽に映える開聞岳を観ることができました。せっかくなので、一昨日、雨が降ってきてうまく撮れなかった影絵の祭典を、道の駅の前の砂浜に観に行きました。
思ったようには撮れませんね。
ここには、無料のキャンプ場がありテントを張っている人がいました。
薩摩半島に落ちる夕日です。
静かに落ちていきました。
車に戻って、この景色を観ながらお酒を飲みました。最高でした。
昨日駐めたところは、真っ暗ではありませんが、かなり暗いところに駐めました。星がよく見えました。この写真のサイズだと星が見えませんね。
今日は、移動途中に昨日通行止めで行けなかった雄川の滝を上流展望所から観てみようということになり、急遽、錦江町にある雄川の滝上流展望台駐車場に向かいました。
駐車場からすぐのところに展望所があります。
この雄川の滝は、柱状節理から湧き出る無数の水のスジと青い滝壺を観るところなのですが、このところの雨でダムが放流しているため、大瀑布となっていました。ものすごい迫力でした。
肝付町にある岸良展望所に車を駐めました。今気づいたのですが、後ろの樹がプードルに見えますね。
このあたりは、花崗岩が多いのでしょうか。
椅子も花崗岩でできていました。
肝心の景色の方はというと、それほどでもありませんでした。
この時点では、AXA 内之浦宇宙空間観測所は、事前予約が必要で観ることが難しいかもと思っていたので、せめて、ロケットを打ち上げる時にここから観るという肝付町のIHIスペースポート内之浦(宮原ロケット見学場) を観てみようと思いました。駐車場に入ることができませんでしたので、入口から写真を撮りましたが、奥に写っている高台から観ると発射台が見えるのかもしれません。
かなり広い駐車場でした。
肝付町にあるJAXA内之浦 宇宙空間観測所 門衛所(入場受付)に行ってみました。ここで受付を済ませると、内部の施設を車で自由に観て回ることが出来る(ただし資料館以外は外からの見学)とのことでした。どこをどのように回って観るのかを丁寧に教えていただきました。ちなみに予約が必要なのは説明が必要な場合か団体の場合だそうです。
衛星追跡・コントロールセンターです。
衛星ヶ丘展望台から観た景色です。左にあるのが、これから行くMセンター(イプシロンロケット打上げ場)で、右が先ほど行った衛星追跡・コントロールセンターです。
Mセンター(イプシロンロケット打上げ場)です。
衛星ヶ丘展望台にあるパラボラアンテナです。写真ではわかりませんが、かなり大きいです。
観測ロケット打上げ場に行きました。
S−520型ロケットという観測用のロケットで、1段式ロケットでは最も大きいものだそうです。
どこが打ち上げる場所なのだろうと探したもののわからなかったのですが、後で右側に写っている建物であることがわかりました。中を覗いても何もありませんでした。
M-3S型ロケット(実物大模型)です。全段固体燃料を用いた3段式ロケットです。
L-3H型ロケット(実物大模型)です。このロケットに補助ブースター2本を装着し、先端部に球形ロケットを搭載した4段式のL-4S型ロケット5号機(4号機までは打ち上げに失敗)によって、日本初(世界では4番目) の人工衛星「おおすみ」の打上げに成功したのだそうです。
M-V型ロケットの実物大地上試験機です。このロケットは全段に固体燃料を用いた3段式で、地球の周りを回る低軌道に約1.8トンの人工衛星を打ち上げることができるそうです。
発射装置です。
JAXA ロケット追跡レーダーアンテナ(実物)です。昭和36年(1961年)に開発・製造されたアンテナで、近くで見ることが出来るように、ここに移設展示されたものです。
JAXA 宇宙科学資料館(無料)です。
これが、今回見て回ったJAXA 内之浦宇宙空間観測所の全体です。
さまざまな装置が展示してありました。
ただし、年代を感じさせるものばかりでした。
資料館は、展示物を観ながらどんどん下に降りて行き、どこまで降りていくのだろうと思うくらい降りました。最後に出口があり、外に出るとこの建物の一番下に出ました。(入るのは一番上)
なかなか楽しめるところでした。
肝付町にあるAコープ 内之浦店で食材を調達した後、近くの駐車場に車を駐めて、
今日のお昼であるマツワキに行きました。
ラーメン(中)600円です。スープは、あっさりとした豚骨スープ(少し甘め)で、麺は極太麺です。少し、想像していたものと違っていました。
大崎町にある道の駅 くにの松原おおさきに着きました。駐車場の一部を工事していました。
今日のお風呂は、ここの道の駅にあるあすぱる大崎 松韻乃湯500円です。
所感:珍しい温泉です。お湯は炭酸水素イオンが非常に高いです。しかし、加水が多いせいか知覚できる特徴はありません。内湯は各浴槽が東家のような屋根で囲われていること、いろいろな火山岩が多数用いられていること、薄暗くて灯籠のようなライトがあることから、内湯なのに夜の露天風呂に入っているような感じです。床は石英斑岩のようなタイルが敷き詰められていました。お湯は別として雰囲気は非常にいい温泉です。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性 弱アルカリ性 低温泉)、加水 あり、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH7.6、源泉温度 32.2℃、メタけい酸 20.9mg、炭酸水素イオン 2930mg、ラドン 0.2x 10^-10Ci/kg、内湯4(10㎡、5㎡、4㎡、打たせ湯)、露天(使用中止)、サウナ1(8人 x 3段 ドライ)、水風呂1、洗い場15ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし
温泉から上がると、かなり気温が下がっていました。風邪を引かないようにしないといけませんね。
今日は、ここに泊まります。
では、また明日。