つぶやき

温泉と銭湯の話

自分は温泉と銭湯について、温泉は地中から湧き出た体に良い成分を含むお湯を使用したお風呂で、銭湯は水道の水を沸かしたお風呂だと思っていました。これは少し間違った認識であることがわかりましたので、公衆浴場に関して改めて調べてみました。

公衆浴場

日本には、公衆浴場法という法律があります。この公衆浴場法の中で公衆浴場についての定義がされており、「温湯、潮湯又は温泉その他を使用して、公衆を入浴させる施設をいう」と決められています。この公衆浴場は、一般公衆浴場(もしくは普通公衆浴場)とその他の公衆浴場の2つに分けられています。

一般公衆浴場

一般公衆浴場とは、地域住民の日常生活において保健衛生上必要なものとして利用される施設のことを指し、いわゆる「銭湯」の他、老人福祉センター等の浴場があります。入浴料金は物価統制令によって各都道府県知事が入浴料金の上限(最高統制額という)を一律に決めることになっています。400円から470円程度の比較的安い料金設定となっているのは、この「日常生活において保健衛生上必要なもの」という位置付けから来るものです。温泉法や物価統制令は昭和二十年代初めの法律であり、一般家庭にお風呂が普及していなかった時代背景を踏まえたものであると言えます。

その他の公衆浴場

一方、その他の公衆浴場は、保養・休養を目的としたものでありヘルスセンター・健康ランド型のもの、スポーツ施設に併設されるもの、工場等に設けられた福利厚生のための浴場などがあります。いわば贅沢品的な位置付けのため料金の上限は決まっていません。

したがって、銭湯は前者の一般的公衆浴場に分類されるものであり、お湯が温泉であるか否かは関係ないということになります。

ちなみに「温泉」とは地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガスで、決められた温度又は物質を有するものという定義が温泉法に規定されています。

共同浴場

この公衆浴場に似た言葉で共同浴場という定義があります。主に温泉地に存在する、地元の人々が管理する温泉を利用した浴場のことを言います。共同湯と呼ぶこともあり、北陸地方では総湯(そうゆ)と呼ぶことがあります。和倉温泉の総湯などが一例です。

まとめ

温泉が地中から湧き出た体に良い成分を含むお湯を使用したお風呂という認識はほぼあっていました。しかし、銭湯については水道の水を沸かしたお風呂ということではなく、保健衛生上必要なものであるため法律で料金の上限が決められたお風呂ということでした。使用しているお湯のことを言っているのではありませんでした。

要は、温泉を使っている銭湯を探すのが安くて良いお風呂を探すことになるのかもしれません。

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