仕事をしていた時には、分刻みで業務をこなしていた時期がありました。1日があっという間に終わりました。それでも、もっと効率的に仕事をこなす方法はないものだろうかといつも考えていました。そうして自分の「時間」は、給料という名の「お金」に変わっていきました。
もちろん、その過程でいろいろな付加価値が生まれ、その付加価値は組織や社会のために寄与するものでした。そして、その対価として自分は「お金」を受け取っていました。
今自分は「時間」を「お金」に変える仕事というものから離れて、自分の「時間」は自分のものとなりました。
その自分の「時間」から人の役に立つ価値を生み出すには何をすればよいのだろうか。
そんなことを考えている間にも、「時間」は刻一刻と過ぎていく気がします。
時間って命の一部なんですよ。
- 平尾誠二 -