旅レポート

サイエンス・スクエアつくば、地質標本館、葺不合神社

茨城県つくば市にある地質標本館のタイムトンネル

道の駅 たまつくりの夜です。覚悟をしていた暴走族の方々はお見えになりませんでした。忙しいのでしょうか。おかげで、ぐっすり休むことが出来ました。

今日は、つくば市にあるサイエンス・スクエアつくばに行きました。ここの訪問者用の駐車場は8台程度、

となりにある地質標本館の訪問者用駐車場も10数台程度の駐車スペースしかありませんでした。開館前に行ったので余裕で駐めることが出来ましたけれども、もう少し遅く着いたら外部の駐車場を使う必要がありました。

サイエンス・スクエアつくばです。

産業技術総合研究所の最新研究を試作品展示や解説動画などを使ってわかりやすく紹介した施設です。

産総研は、旧通産省工業技術院の15研究所と計量教習所が統合再編して、平成13年(2001年)4月に設立されました。その研究所の中には100年の歴史を越える歴史を持つものもあります。

撮影可でしたけれども、各技術のリーフレットが用意してありましたので、写真を撮りませんでした。それほど、広い施設ではなく、40分ほどで観終わりました。

次は、隣りにある地質標本館です。

中に入る前に表にある岩に見入ってしまいました。

柱状節理の1本ものです。柱状節理は、これまでもたくさん見てきましたが単体で存在しているのを観るのは初めてです。裂けるチーズを裂いたような感覚になりました。

不思議な模様の入った花崗岩です。冷えて固まる際に何かが起きたようです。

後期ジュラ紀(1億5千年前)に出来た褶曲層です。宮城県石巻市の牡鹿半島牧の崎で型取りした実物大のレプリカです。5m以上ある大きなレプリカです。

世界最古の岩石がありました。地球が出来たのだ46億年前ですから、39億6200万年前というとかなり古いですね。

これは、ジャスパーを含んだ礫岩です。珍しいです。

現在のところ日本で最も古い石は、岐阜県飛騨川流域に分布する花崗質片麻岩で約20億年前のものであることがわかっています。今度行ったら探してみようと思います。

ここは広いところで、展示室がたくさんあります。奥にあるのは地球の歴史を辿れるタイムトンネルです。手前は日本列島のプロジェクションマッピングで、いろいろ表示できました。

日本の温泉の温度分布を表示してみました。温度が高いところが温泉の安いところであることを旅を通して知っているからです。大分は安かったです。

鳥取と熊野本宮あたりでしょうか。赤くなっています。

伊豆と東北の山岳部が赤いですね。

今回旅をしているあたりです。ちょっとよくわかりませんね。

青森は安いですからね。

北海道です。楽しめました。

化石と岩石の展示室です。

宮崎県の石がありました。シルル紀とは、4億3800万年前から4億800万年前までの古生代の古い方から3番目の時代の呼び名です。

終わりかと思っていたら、まだ展示室がありました。

オイルシェール(油頁岩)です。1トンあたり40L以上の石油を含む頁岩をこのように呼びます。

これはフルートキャストと呼ばれるもので、砂や礫を運搬した水流の中の渦によって水底の泥質堆積物がえぐられ、そのまま堆積物が埋めることにより出来ました。宮崎県の日南市猪崎で採取されたものです。自分が子供の頃に遊んだことがあるところです。

2時間20分ほどかけて観ました。無料で、これだけ楽しめるのはありがたいことです。

お昼は、食材の調達を兼ねて、つくば市にあるイオンモールつくばに行きました。自分たちのお気に入り、フレッシュネスバーガーがありましたので、そこのハンバーガーをいただきました。自分は、クラシックチーズバーガー690円(右)です。

千葉県我孫子市にある葺不合神社(ふきあえずじんじゃ)に行きました。車は東公園の駐車場に駐めさせていただきました。

拝殿です。

本殿は、柵で覆われているのですが、

手が入りますので、写真を撮ることが出来ます。彫刻は二代目後藤藤太郎の手によるものです。

左の胴羽目彫刻

後ろの胴羽目

右の胴羽目

一間社流造の本殿です。

向拝柱の龍がすごいです。

渋滞で到着が遅くなり、暗くて撮れないかもしれないと思っていたのですが、何とか撮れました。

2年半前に泊まった時には拡張工事をしていた柏市にある道の駅 しょうなんに着きました。きれいになっていました。

隣には温泉があるのですが、高いので今日は入りません。

24時間トイレの近くの駐車場に駐めます。新しく出来た駐車場は夜間閉まると書いてありました。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。

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