つぶやき

山中城跡

静岡県三島市にある山中城跡

4月12日に静岡県三島市にある山中城跡を観てきました。これまでに2度訪れたことがあるのですが、全国の城を観るようになってからは初めての訪問になります。

これほど立派な城跡が家の近くにあったにもかかわらず、価値がわかっておりませんでした。

その素晴らしさを一言で言いますと、整備が行き届いていて曲輪や障子堀の形がよくわかり、当時を偲ぶことができる山城でした。この手の山城は肉眼で地形を把握できたとしても写真に撮ると、その起伏情報がかき消されて立体感がまるで感じられないのが普通であるのに対して、ここ山中城の写真は立体感まで写し撮ることができるところがすごいところなのであります。

山中城は、小田原城に本城をおいた北条氏が永禄年間(1560年代)に小田原防備のために築いた城です。天正17年(1589年)豊臣秀吉の小田原城征伐に備え、急ぎ西の丸や出丸の増築が始まったものの翌年3月に6万8千の豊臣軍に包囲され、わずか3千で立ち向かった北条方は、半日で落城したと言われています。

今回、散策する山中城跡の地図です。ひび割れしていて見づらいところもありますが、全貌がわかると思います。(クリックで大きく出来ます)

山中城跡の入口です。この入口を入ったところに

この駐車場があります。200mくらい下ったところにも駐車場があります。この駐車場にはトイレがあります。

車中泊に利用できそうと思ったのですが、シャッターが付いていました。夜は閉まるのかどうかはわかりません。このトイレの左側に

山中城跡の散策路の入口があります。

ここからはギャラリー形式で掲載します。

ここ山中城跡は、自分たちが最初に山城の美しさに目覚めた宮崎県の都於郡城に負けずと劣らない美しい城であると思います。一度行ったところでも発見があるものですね。

 

ところで、ここ山中城跡には、思い出があります。

平成26年(2014年)に来た時のことです。

 

僕

おっ、
写真を撮るにはいいところだね
雲が無くなったら写真を撮ろう

 

 

僕

でも、誰かいるね

 

10分しても移動してくれそうにないので諦めて先へ行くことに

ぐるーっと周って、写真にあった木のところへ着く

 

僕

あっ、人がいなくなった
戻って写真撮ってくる

カミさん
カミさん

じゃあ、待ってるね

 

ぐるーっと周って、もといたところに到着

 

僕

あれ、また誰かいる

 

僕

カミさんじゃないかー!
コラァ〜

大きな声を出しても聞こえないので電話をして移動してもらいました。

むかしっから、面白いおばさんなのでありました。

山中城跡は当時の写真を観ても、ほとんど変わっていませんでした。三島市は、しっかりお金をかけて整備しているのですね。改めて三島市、すごいと思いました。

 

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