浅井歴史民俗資料館、姉川古戦場跡、大原観音寺

滋賀県長浜市にある浅井歴史民俗資料館

道の駅 浅井三姉妹の郷の朝です。雨です。ラジオ体操をサボりました。

この銅像は、お市の方と浅井三姉妹です。4年前に、ここに来た時に比べて、一人ひとりの凄さが分かるようになりました。

今日は、お昼過ぎまで雨の予報なので午前中は長浜市にある浅井歴史民俗資料館に行きました。駐車場は隣りにある図書館との共用で分散していくつかありました。

浅井歴史民俗資料館（300円、JAF250円）です。

まず、姉川の戦いに関するビデオ（8分）を視聴しました。最初は朝倉・浅井軍が織田・徳川軍を圧倒していたのですが、途中から徳川家臣の榊原康政や、横山城を包囲していた西美濃三人衆（稲葉良通、氏家卜全、安藤守就）の参戦で織田・徳川軍の圧勝に終わるという内容でした。

大河ドラマ「秀吉」で使用された小谷城がありました。

これは、昨日登った小谷城の模型（1/2,500）です。右の尾根の手前側を登り、尾根伝いに曲輪を観て、中央の清水谷を降りてきました。とても大きな山城です。

1階の展示室は浅井三代に関しての説明で

2階は、浅井三姉妹に関する説明でした。いずれも、資料は写真撮影禁止でしたので、雰囲気だけ撮りました。それほど大きな施設ではありません。

浅井長政は元服し賢政を名乗っていましたが、長政を名乗るようになります。この長政の「長」は織田信長の「長」という説があるようです。長政を名乗り始めた時期ははっきりしないものの、信長の妹であるお市の方を嫁にもらう頃と思われるとのことでした。

浅井長政は、朝倉義景と盟友とは言っても、なぜ織田信長との同盟を破棄してまで朝倉側に着いたのだろうと思っていたのですが、長政が信長と同盟を結ぶ時の条件に義景を攻めないというものがあるにも関わらず、信長が義景を攻めたことによるらしいことを知りました。ただし、これは表向きで、実際には武田軍の信長包囲網に加わりたかったからではないかという見方もあるようです。

いずれにしても29歳での自刃に至るまでの長政の人生ってすごいものがありますし、妻となったお市の方、娘たち三姉妹の波乱万丈の人生が凄すぎます。

歴史通の方からすれば、「そんなの常識だろ」というレベルなのでしょうけれど、日本史が嫌いだった夫婦が旅を通して学んでおりますので、少し長い目で見てください。

ここ浅井歴史民俗資料館には、あと３つ建物があります。一つは、七りん館と呼ばれる昔の道具を展示した古民家です。

よくある昔の道具が展示されていました。

今日のお昼は、ここ七りん館でいただきました。

冗談です。ご満悦おばさんが好きそうなものばかり並んでいました。江戸時代に生まれればよかったんじゃないのと思いました。

次に鍛冶部屋です。

鍛冶屋についての展示がありました。中でも収穫だった点は、近江地方の製鉄が出雲（島根県）や吉備（岡山県）の砂鉄を原料としたものとは異なり、鉄鉱石を原料としていたことを知ることができたことです。鉄鉱石でも、たたら製鉄というのですね。

こちらの古民家は蚕から生糸を生産する過程を展示していました。

養蚕については、これまでもいろいろなところで観てきましたので詳細は割愛します。

浅井長政と浅井三姉妹について勉強することが出来た施設でした。ちなみに浅井は、あざいと読むようです。

そのあと、昨日泊まった道の駅 浅井三姉妹の郷に戻ってきました。

ここで、お味噌汁に入れる乾燥野菜を買い足しました。今朝使って良かったからです。

そして、今日のお昼は、ここの道の駅 浅井三姉妹の郷にある自然薯茶屋 浅井家でいただきました。月替わり定食880円（唐揚げ定食、とんかつ定食、サバ煮定食、牡蠣フライ定食から選択）を頂きました。

どれにしようか迷った挙げ句、無難な選択で唐揚げ定食880円です。

もも肉を使用している点は柔らかくてよいのですが、自分には衣がちょっと硬かったです。満点を10点とし「中津からあげ 総本家もり山 三光本店」を9点とする唐揚げ採点基準に基づけば5点（良くもなく、悪くもない）と言ったところでしょうか。

今日のご満悦おばさんは、牡蠣フライにしようかと迷われた結果、とんかつ定食880円になさいました。

 

 

どうしても、美味しいことを共有したいらしく、とんかつ一切れと、唐揚げ半分を交換してあげようかと申し出てこられましたので、その申し出を受けました。

確かに柔らかくて、衣が薄くて肉厚の美味しいとんかつでした。こっちにすればよかったと思った時点で、悔しがらせる策略に引っかかっていることに気づきました。

 

 

食事を終えると長浜市にある血原公園 駐車場に車を駐めました。

ここは、織田・徳川軍と朝倉・浅井軍が戦った姉川古戦場跡になります。

土手に上がって姉川をみましたが少ししか見えませんでした。

今も、この川の川岸が広大な平地になっていました。ここで三千余命の兵が命を落としたと言われています。そのため、血原、血川という地名が残っています。

米原市にある大原観音寺 駐車場P1に車を駐めました。

石田三成 水汲みの井戸です。ここ観音寺は秀吉が鷹狩で立ち寄った際、小僧であった石田三成が茶を献じた寺です。その時に三成が水を汲んだ井戸です。

その観音寺がこのお寺です。

ここで秀吉と三成が出会ったんですね。すごいところです。

ここから横山城に登れるようです。今回は行きません。

その後、米原市にあるフレンドマート 山東店で食材を調達し、

米原市にあるグリーンパーク山東600円に行きました。

所感：美肌の湯となっているのですが温泉ではなくナトリウムイオンを含む軟水だそうです。そのため成分表はありません。狭いながらも、少し高級感を感じさせるデザインの浴室です。サウナと水風呂の温度加減がとてもいい具合です。

浴場諸元 泉質:沸かし湯、内湯1（5㎡）、露天1（6㎡）、サウナ1（ドライ 2段 4人）、水風呂1、洗い場16ヶ所（内13 外3）

米原市にある道の駅 伊吹の里 旬彩の森に着きました。

ここは、その名の通り伊吹山がすぐ近くに見えます。

今日は、ここの道の駅に泊まります。

ここは落ち着ける道の駅だと思います。

では、また明日。