旅レポート

伊古奈比咩命神社(白濱神社)、大淀小淀、橋立吊橋、対島の滝、伊東市立木下杢太郎記念館

静岡県伊東市にある大淀小淀から観た風景

本日のサマリー

73日目:静岡県下田市〜静岡県伊東市

走行距離 55.5Km

何度行っても良いところは良いと思った1日でした。

道の駅 開国下田みなとの朝です。今日もいい天気です。

今日の朝ご飯は、道の駅の正面にある金目亭でいただきました。

ここに来るのは久しぶりになります。朝食は、三品しかやっていないようです。

店内には大漁旗が飾ってありました。

朝定食アジのたたき丼770円です。さすが漁港にあるお店だけあって鯵が美味しいです。スーパーで買う鯵とはまったく違いました。自分の朝ごはんにしては、ご飯の量が多いです。お腹いっぱいになりました。

うまく写っていませんが、漁港の風景を観ながら食べることができるなんて、高いお金を払って泊まるホテルの朝食より贅沢なことだと思います。(もっとも、そんな高いお金を払って泊まるホテルには泊まったことがないので想像ですが…)

下田市にある白濱神社 参拝者駐車場に車を駐めました。ここは参拝者であれば1時間無料で駐めることができます。

これまでに、少なくとも2度来たことがあるのですが、覚えていないと自慢する人がいるもので参拝することにしました。まずは、海岸にある鳥居を参拝します。

潮が満ちていて鳥居の近くまでは行けませんでしたが神々しい鳥居を拝むことができました。

境内です。正直申し上げますと前回参拝に来た時には、まだ社殿の美しさなどに関して、ほとんど興味がありませんでしたので、あまり記憶には残っておりませんでした。

今見るとなかなか立派な社殿であることに気づきました。瓦葺千鳥破風付き唐破風向拝の入母屋造です。

立派な彫り物ですね。

ん。

むむむ。

これは。

間違いない。石田半兵衛の作ではありませんか。この波の独特な掘り方は石田半兵衛に間違いありません。

そう思って調べてみました。やはり、石田半兵衛が59歳の時の作で、彫刻大工になった5人の子のうち、長男と一緒に作ったもののようです。

左の脇障子です。右は観ることができませんでした。本殿も観えないと思っていたところ、

ここは、拝殿の横からさらに上に登る石段があり、その上に本殿があるのでした。

その前に、その本殿入口の左側に境内社である二十六社神社がありました。

ここは、大正10年(1921年)の遷宮に際し、境内社26社を1社に合祀したもので、少彦名命神社、御子神社、応神神社、須佐之男命神社、天児屋根命神社、天水分命神社、天照皇大神社、級長戸辺神社、木花開耶姫命神社、瀬織津姫命神社、倉稲魂命神社、豊宇気姫命神社、経津主神社、熊野神社、海津見神社、海津豊玉彦神社、大年神社、石長比売命神社、若宮八幡宮、亥神社、大雷神社、高皇産霊神社、金山毘古命神社、金山比売命神社、大山祇神社、豊受大神宮を合祀した神社です。

ここは、本殿に行くまでに、いろいろな言葉が書いてあり、それを読みながら参拝します。前回来た時とは文言が変わっていました。

本殿です。

主祭神は、伊古奈比咩命(いこなひめのみこと:三嶋大明神の后神)で、相殿神は、三嶋大明神(みしまだいみょうじん:伊豆国一宮の三嶋大社(静岡県三島市)祭神。別名を事代主命(ことしろぬしのみこと)といいます)、見目(みめ、見目大神:女神。三嶋大明神の随神)、若宮(わかみや、若宮大神:男神。三嶋大明神の随神)、剣の御子(つるぎのみこ、劔御子大神:男神。三嶋大明神の随神)の4柱です。

前回参拝した時とは違った魅力を感じることができました。

伊東市にある橋立観光駐車場に車を駐めました。戻ってきた人から話を聞いて、よし行くぞと

この道を見た瞬間、ふたりとも「あっ、ここ来たじゃん」と思い出しました。来たことがあるところでした。やまとペディアには、載ってないし行くことにしました。

大淀小淀です。これは、柱状節理の上の部分ですね。

前回来た時には、景色を観て、「すげー」で終わっていたのだろうと思います。今は、この地形の成り立ちなどに思いが行くようになりました。自分が思うに、ここは玄武岩の柱状節理なので、海底火山のマグマが時間をかけて冷えて固まり、それがフィリピン海プレートに載ってやってきたのだと思います。

それにしても、美しい風景ですね。対島の滝が見えます。

海も青いです。

橋立吊橋です。

城ヶ崎の吊り橋に似ていますね。まったく怖くありません。

対島の滝展望台です。先ほどの大淀小淀から観た方がいい感じに見えました。

伊東市にある伊東の漁港の駐車場に車を駐めました。今まではGoogleマップにも載っていなかったので隠れた無料駐車場だったのですが、今ではGoogleマップにも載っています。きっと満車に違いないと思ったのですが平日のためか、かろうじて駐めることができました。いつも、ここに駐めて伊東市の散策をしていました。

東海館です。

そのまま、商店街を抜けて歩きました。人が少ないです。

シャッターが降りているお店がたくさんありました。

今日のお昼は、いつもの伊豆鮮魚商 まるたかでいただきました。

うずわ定食1,280円です。食べ方の説明を読みます。

食べ方のその2です。

食べ方のその3です。その2が一番美味しくいただけると自分は思います。

今日のご満悦おばさんは、うずわ定食はいつもいただいているとのことで、海鮮みぞれ丼1,580円になさいました。

今日の朝ご飯のことは、すっかり忘れて同じようなものをオーダーなさいました。写真映えはしそうですね。卵を溶いて、これをいただいた後に、

なんと、別にお茶漬けが来ます。お腹いっぱいで苦しそうでした。最近、アンパンマンみたいになって来た顔がますます丸くなるのではないでしょうか。

満腹になったお腹を抱えて、伊東市立木下杢太郎記念館100円に行きました。

この杢太郎さんという方、すごい人です。

文人としての木下杢太郎について記載がありました。樋口一葉、与謝野晶子、谷崎潤一郎、高村光太郎など幅広い付き合いがあり、夏目漱石は英語の先生、石川啄木はライバルで、なんという人だと思いました。

ちょっと話がそれますが、樋口一葉の髪を降ろしたお姿は始めてみました。

絵画の展示もあり、画家としての才能に驚いていると、病原性真菌の分野を開拓したのが太田正雄(=木下杢太郎の本名)と医学の分野でもすごい人であることを知りました。他にも劇作家、翻訳家、美術史・切支丹史研究家などの肩書があるようです。

奥に木下杢太郎の生家が保存されていました。

この部屋で杢太郎は生まれたのだそうです。

すごい人がいたものだと思いました。

駐車場に戻る途中、旧東郷家別邸(伊東東郷記念館)の前を通りました。日曜日しか開館していません。以前行ったことがありますが、一度は行っても良いところだと思います。200円です。

その後、フードストアあおき伊東店で食材を調達した後、

伊東市にある道の駅 伊東マリンタウンに着きました。

変わっていませんね。

今日は、ここの道の駅にある朝日の湯1,000円に入りました。高いと思っていた温泉が、もっと高くなっていました。伊東の町中にある温泉も200〜250円だったのが、400円になっているようです。懐かしいので今日は、ここの朝日の湯に入りました。

所感:海に面している温泉です。塀があるので浸かりながら見ることはできません。グレーを基調にした温泉です。高くみても800円くらいが妥当な値段だと思う温泉です。

温泉諸元 泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉(低張性 アルカリ性 温泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH8.8、源泉温度 38.1℃、メタけい酸 30.0mg、炭酸水素イオン 3.7mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯4(2.2m x 8m X2、2.5㎡ ジャグジー、打たせ湯 2)、露天1(8㎡)、サウナ1(10〜12人 2段 ドライ)、水風呂1、洗い場14ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし

今日は、ここに泊まるのですが、ここに泊まるのは、15回目、4年9ヶ月ぶりになります。

最初に泊まった道の駅が、ここの道の駅になります。たくさんのキャンピングカーにわくわくした覚えがあります。今日は、キャンピングカーがほとんどいませんね。

ここで年を越したこともありますし、アクセルとブレーキを間違えた車が暴走しフェンスを越えて近くのハイエースに激突したこともありました。いろんな思い出がある道の駅です。

すべてが懐かしい思い出です。そんな思い出話をしながら今日はここに泊まります。

それでは、また明日。

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