旅レポート

無事帰宅(九州の旅 2024)、丹那断層公園、熊野神社(韮山城守護神社)、韮山城跡

静岡県伊豆の国市にある韮山城跡

本日のサマリー

74日目:静岡県伊東市〜静岡県沼津市

走行距離 57.9Km

丹那断層が動いた跡と城跡を観て、無事自宅にたどり着きました。

道の駅 伊東マリンタウンの朝です。

これまで14回も泊まっているのに、こんなに車が少ないのは初めてです。それもそのはず、これまでは働いていたので、平日に泊まるのは今回が初めてだったのです。

ここマリンタウンは、ヨットハーバーがあります。

ヨットを見ながら、ここでラジオ体操をしました。

ラジオ体操をしている最中に太陽が登ってきました。それほど寒くもない気持ちのいい朝でした。

最初の目的地である熱海市の下多賀神社に行きました。ところが直前の道が狭くてスパロンでは入れませんでした。参拝は断念しました。

函南町にある丹那断層公園前の観光駐車場に車を駐めました。車を降りてびっくりしました。気温が3℃しかなく、すごく寒かったです。先ほどまで暖かいところにいたので、すごく寒く感じました。

今いるところは、この黄色い線である丹那断層の真上です。

これまでの断層の活動で、それまでつながっていたAとA’、BとB’が約1Kmもずれてしまったのだそうです。これまでの発掘調査で、過去8000年間に9回の地震があったことがわかり、700~1000年に1回程度の間隔で大地震を発生させてきたことが判明しました。

そこで気になるのが前回の大地震はいつだったのだろうかということですが、昭和5年(1930年)11月26日の北伊豆地震(マグニチュード7.3)です。この地震では、断層に沿って、場所によっては2mをこえる横ずれが生じました。この地震は、丹那トンネルの掘削工事をも直撃し、水抜き用の副トンネルが2mずれてしまったのだそうです。

起きたばかりのようなので、しばらくは次の地震が起きそうもありませんが、次に来た時には丹那トンネルが寸断されるのでしょうね。もっとも、700〜1,000年後の話で、その時に人類が生存しているのかも、まったくわからない状況ですが…。

ここ丹那断層公園では、北伊豆地震で生じた断層のズレを観ることができます。写真の上から下まで一直線に作られていた石垣は、中央から上が左側にずれているのがわかります。左横ずれというタイプの断層なのだそうです。

この水路も縦一直線だったものが、同じようにずれています。

中央に丸く石で囲まれたゴミ捨て場があったようですが、同じようにずれています。

断層の地下の状態を観察することができる地下断層観察室が設けられていました。

ちょっとわかりにくいのですが、中央に断層が走っているのがわかります。

この断層は、この方向にずっと伸びています。

次に伊豆の国市の江川邸の前にある駐車場に車を駐めました。江川って誰?という方は、こちらを参照ください。

江川太郎左衛門英龍(ひでたつ)概要 江川太郎左衛門英龍(ひでたつ)は平安時代から38代にわたって代官を勤めてきた江川家の36代目当主です。担庵(たんあん、たんなん)...

 

城池親水公園の横を通り、

韮山城跡入口に着きました。

この写真にある三ノ丸は韮山高校のテニスコートに、御座敷は高校の校舎およびグラウンドになっていました。権現曲輪、二ノ丸、本丸を観に行きます。(この地図はクリックで大きくすることができます)

熊野神社(韮山城守護神社)の鳥居が見えてきました。この鳥居のあるところは、

権現曲輪跡です。

この神社は、後北条の初代伊勢宗瑞(北条早雲)が韮山城を築いた時に、城の守護神として伊邪那美命を祀り創建しました。

拝殿です。

本殿も一体化した造りでした。

権現曲輪からさらに進むと

二ノ丸がありました。

二ノ丸の先に見えるのが本丸です。

本丸入口です。

本丸です。

本丸から先の土塁は崩壊の危険性があり立入禁止でした。

富士山と三島市が見えます。

権現曲輪から二ノ丸、本丸にかけては保存状態がよく、楽しめる城跡でした。

その後、三島市にある伊豆・村の駅と清水町にあるサントムーン柿田川で食材を調達しました。

今日のお昼は、サントムーン柿田川にある鶏白湯麺田ぶし サントムーン店でいただきました。

鶏白湯らーめん930円です。濃厚スープは、こってりしているものの脂っこくなく美味しいスープでした。

今日のご満悦おばさんは、肉野菜あんかけチャーハン890円です。どうしてこうも、毎日毎日すごい量の食事をされるのかなーと思いました。これ以上食べると本当にアンパンマンでは済まなくなりそうなので、味見と言うことで4口いただきました。自分がアンパンマンになりそうなくらいお腹いっぱいになりました。しかし、いい味でした。

その後、無事、自宅に帰り着きました。

今回の旅も、とても有意義な旅になりました。少し時間をいただいてまとめようと思います。

ここまでお付き合いくださいましたみなさま、ありがとうございます。

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