京都府南丹市にある園部城跡の巽櫓
53日目:京都府京丹波町〜福井県小浜市
走行距離 99.3Km
今日は、日本最後の築城と言われる城跡と、日本最古の天満宮と、若狭最大級の城と言われていた城跡に行きました。毎度のことながら、へとへとになりました。
道の駅 丹波マーケスの朝です。今日は、曇りです。
ここには、広〜い駐車場があります。建物の向こう側ですが、誰もいません。
南丹市にある園部総合公園駐車場に車を駐めました。駐車場の写真を撮り忘れたのですが、すぐ横にこの写真の園部公園があります。紅葉がきれいだったので、行ってみました。後ろに写っている城のような建物が最初の目的地かと思いましたが違う建物でした。
最初の目的地は園部城跡です。助手の話によると学校にあるというのです。行ってみると園部城跡と書いてはあるものの園部高等学校の正門のようでした。
学校の先生が立っておられたので、聞くと「この正門があるところがそうです」と教えて下さいました。
櫓門です。
この櫓門から学校の中に入っても良いとのことでしたので、櫓門の横にある二層の巽櫓と番所を拝見しました。先生から「日本最後の築城であることを知っていて来たんですよね」と聞かれました。まったく知らないで来たので、びっくりしました。
先生から、江戸時代には築城の許可がでず、明治になって明治天皇が有事に避難されるところと言う名目で、ようやく許可が出たという話などを教えていただきました。天守を建てたかったのだけれど、そこまでは出来なかったのだそうです。
ここは櫓門脇にある番所です。通常は取り壊されるので残っているのは珍しいのだそうです。確かに門の横に番所があるのはあまり見たことがありません。
藩主の小出家の小の文字を象った鬼瓦です。この瓦は当時のものではなく改修後のものだそうです。
事前によく調べずに行くものだから、凄いところであることを知らないで観終わるところでした。
南丹市にある生身天満宮です。車は、この写真の鳥居の向かいにある参拝者専用駐車場に駐めました。
絵馬殿です。
絵馬が飾ってありました。
ここは境内社が多いです。写真の左は厳島神社、右は稲荷神社、これ以外にもいくつかありました。
生身(いきみ)天満宮です。日本全国に1万2千社ある天満宮のうち菅原道真公が行きておられる時からお祀りされたのは唯一この生身天満宮だけです。それが生身(いきみ)の由来だそうです。
菅原道真公が大宰府に左遷を命ぜられた際に、八男をかくまい育てるように頼まれた武部源蔵は、ひそかに祠を建て自ら彫った道真公の御木像を祀ります。ところが道真公は大宰府でなくなります。そして、その祠がこの生身天満宮の始まりになるのだそうです。
舞殿のようですが、拝殿でした。
一間社流造りの本殿です。
本殿にお参りした後、本殿の周りにある回廊を時計回りに3回回って、ふたたびお祈りをするのが正式な参拝の仕方だそうです。
本殿の周りの回廊です。
珍しいですよね。
本殿は、檜の樹皮を密に重ねて屋根を葺く檜皮葺になっていました。
南丹市にある道の駅 京都新光悦村に立ち寄りました。ダメかと思っていたWiMAX +5Gが入りました。
次に、南丹市にある道の駅 スプリングスひよしに立ち寄りました。ここは、お風呂があるし、
駐車場は広いし、WiMAX +5Gも入るし車中泊をするのに良いところですね。残念ながら、開店前でお店を見ることが出来ませんでした。
すぐ近くに日吉ダムがあって、大きそうなので行ってみました。堤高 67.4m、堤頂長 438.0mの重力式コンクリートダムです。横に長いダムですね。
福井県おおい町にある道の駅 名田庄です。ここはWiMAX +5Gが入りませんが、道の駅のWi-Fiスポットが使えそうです。お惣菜はありませんでした。
小浜市にある後瀬山城跡 駐車場に車を駐めました。
ここから後瀬山(のちせやま)城跡を観に行きます。
鳥居を過ぎて約10分間は、きつい上りだと聞いていました。
確かに急です。
上り始める前に鳥居の横にある神社に参拝しました。愛宕神社でしょうか。
金海山大恩教寺 釈迦院の3,333段を攻略するために編み出したポレポレ登坂法で登ったので難なく最初の10分をクリアしました(笑) その後緩やかな坂道になりました。
この城は、大永2年(1522年)、若狭国守護・武田元光(発心寺殿)によって築城された山城です。天正元年(1573年)、織田信長の家臣・丹羽長秀が入城し石垣を構築するなど、安土桃山時代の豪壮な城として大規模に改築されました。
写真右にある道を歩いていくのですが、左は切り立った切岸になっていました。
小さな曲輪が縦に連なった山城でした。
若狭湾が見えるのですが、木があって全貌を望むことは出来ません。
本丸前の石段です。
こんな高いところにある山城でも鏡石があるんですね。こんな大きな石を、よくここまで担ぎ上げたものだと思いました。
石垣を抱きかかえるように生えている木が歴史を物語っています。
左の切岸を少し下ったところから石垣が見えそうなのですが、コケたら下まで落ちて、ご満悦おばさんの笑いが止まらなそうでしたのでやめました。ビビっていたわけではありません。
本丸に着きました。
愛宕神社です。右が拝殿で、左が本殿ですね。いつ頃からここにあったのでしょうか。
石垣などを一通り観て、
本丸を後にしました。あっ、山城に行ったら、よく言ってる「天下取ったどー」を言うの忘れてました(笑)
所要時間は約50分です。
今日のお昼は、小浜市にあるやまと寿し本店で久しぶりのお寿司です。
キングサーモン600円
ブリ500円です。
厚みがあって美味しいのですが、この調子で食べてると一体いくらになるのだろうと思ったので、
寿司定食 お寿司7巻、
茶そばと赤だし付にしました。美味しいお寿司屋さんでした。
今日のお風呂は、小浜市にある御食国若狭おばま 濱の湯650円です。以前来た時にはJAF割引があったのですが、無くなっていました。
所感:温泉ではありませんが入浴剤が使用されており、いいお湯です。サウナ、水風呂ともに適温で良いです。
浴場諸元 泉質:人工温泉と思われます。内湯2(4.5m x 4m、3.6m x 1.7m ジェットバス3基 ジャグジー2基)、外湯2(2.5m x 1.7m 薬草風呂、17㎡ 薬用海草湯 とろみ度★★★☆☆)、サウナ1(8人 3段 ドライ)、水風呂1、洗い場19ヶ所
小浜市にある若狭フィッシャーマンズ・ワーフに行きました。
小鯛ささ漬を買うためです。これ好きなんですよね。
小浜市にあるコインランドリー Laundry room LANAで洗濯をしました。AQUAはハンカチがくしゃくしゃにならないのが凄いと、いつも思います。
その後、小浜市にあるママーストアー おばまショッピングセンター店で食材を調達し、小浜市にある道の駅 若狭おばまに着きました。ここは2年前に泊まったことがあるのですが、まったく記憶にありません。新しいので改装したのかもしれないと思い、前回の写真を観たのですが、変わっていませんでした。ボケたみたいです。元からかも。
今日は、ここに泊まります。
では、また明日。