旅レポート

福知山城跡、大原神社、大原の産屋、質志鐘乳洞公園

京都府福知山市にある福知山城跡

本日のサマリー

52日目:兵庫県養父市〜京都府京丹波町

走行距離 88.4Km

質志鍾乳洞は、ちょっぴりスリルを味わえるところでした。

道の駅 ようか但馬蔵の朝です。車中泊をした車は7,8台といったところでしょうか。

今日は、移動途中に京都府福知山市にある道の駅 農匠の郷やくのに立ち寄りました。ここは以前泊まったことがあります。残念ながら時間が早くてお店は開いていませんでした。

福知山市にある福知山城公園観光駐車場に車を駐めました。

ここから歩いて福知山城天守に行きます。

布積みの切込接ぎの石垣ですが、これは当時のものではないでしょうね。

この野面積みは、当時のものが残っているのだと思います。穴太積みだと書いてありました。

福知山天守です。昭和61年(1986年)に有馬豊氏から松平忠房の頃の絵図資料を参考に建てられた外観復元天守になります。

桜が咲いている時期に来るといいのでしょうね。

石垣には、転用石と言って五輪塔や宝篋印塔を始め、石仏、石臼、灯籠などの石造物が大量に使用されていました。

三重四階の望楼型の大天守と二重二階の小天守がつながったものになっています。

内部は資料館になっていました。令和4年(2022年)に行われた竜王戦の会場となった場所です。藤井聡太さんの対局時の写真が飾ってありました。実際に座って写真撮影することが出来るようになっていました。

明智光秀に関するビデオ上映があり、両方とも観ました。

明智光秀というと本能寺の変で織田信長に対するクーデターを起こした悪いイメージしかないのですが、領主が田畠や屋敷地などに課した地代である地子銭(ちしせん)を免除したり、城下町を整備したりと言った功績があったことを知りました。

最上階です。

最上階は、城の周りに出ることは出来ませんでした。窓から見た景色になります。明智光秀について、少しだけ知識が増えました。

福知山市にあるバザールタウン 福知山で食材を調達した後、今日のお昼は、ふじの実 福知山店でいただきました。

メニューを見るなり「うわぁー、安い」と感極まったご満悦おばさんは、牛とじ丼ランチ990円をオーダーされました。牛肉が柔らかく美味しかったとのことでした。最近、面白いことが起きるお昼でしたが、今日は普通のお昼でした。

ご満悦おばさんの「安い」という言葉を聞いて、安いのには何か理由があるに違いないと思っていたのですが、自分が注文した寿司昼御膳(デザート付)1,243円は、値段の割には満足の行くものでした。どんどん人が入ってくる人気のお店のようで、薄利多売でやっているお店なのだろうと思いました。

器に残った海老天の衣の小さなかけらを口に入れたご満悦おばさんは、「サクサクだ」とご満悦のご様子でした。人の残した食べ物でも、ご満悦になれる面白いお方なのでありました。

食事を終えると福知山市にある大原神社(おおばらじんじゃ)を参拝しました。10台くらい駐められる駐車場があります。

神社に近い方に、もう2箇所、駐車場がありました。

京都府指定有形文化財の絵馬殿です。

絵馬が展示されていました。

なんと、ここの境内まで車で上がってこれたようです。駐車場がありました。

唐破風向拝付きの三間社入母屋造の拝殿です。

向拝下の龍の彫り物がなかなかのものでした。

本殿です。御祭神は伊弉諾尊、天照大神、月弓尊です。

摂社の火神神社本殿にも参拝しました。京都府指定重要文化財です。

覆屋に一間社流造の社殿が収められていました。

川を挟んで反対側に大原の産屋がありました。京都府指定有形民俗文化財です。

茅葺、切妻造をそのまま地面に伏せたような造りを天地根元造(てんちこんげんづくり)というのだそうです。

出産の時に7日間、この中にこもって出産していました。この習慣は昭和23年(1948年)頃まで続いていたそうです。

川合川に面した家は、それぞれが川に降りるための石段を有していました。川をよく利用されていたのですね。

京丹波町にある質志(しずし)鐘乳洞公園の駐車場に車を駐めました。

ここから歩道橋を渡り、

坂を登っていくと、

入場券販売所があるものの、人がいなくて、事務所まで行くように書いてありました。

さらに登っていきます。ここはキャンプ場もやっています。

ここで入園料530円を払って、

さらに150m登っていきます。

入口についた時には、くたくたになっていました。

ここが質志鐘乳洞の入口です。

すぐに下に降りるようになっていました。

鍾乳洞の雰囲気が少しある洞窟と言った感じです。

ほぼ垂直に降りる階段があります。ご満悦おばさんは、ここでご満悦になられ、「ここでまってる」宣言をされました。「この先の結果はやまとペディアを観る」と、図々しいことをおっしゃっています。

手すりを持って降りるのですが、手すりが冷たくツルツル滑るので足を滑らしたら下まで落ちそうです。しかし、周りに柵があるからか、まったく不安感がありません。

階段を降りて、少し行くと終点でした。なんと、ここには◯✕△□がありました。ということで、何があったかは、実際に行ってのお楽しみということで、

ふたたび、折り返して外に出ました。

面白いもので人は恐怖を感じた後は、おしゃべりになるようです。

「よくまぁ、次から次へと話す人だ」と感心するくらいおしゃべりになっている人がいました。すごく、ご満悦なんでしょうね。

京丹波町にある道の駅 丹波マーケスに着きました。ここは、スーパーや、いろんなお店がある賑やかな道の駅です。今日は、ここに泊まります。

えっ、鍾乳洞の最後は、どうなっていたかですって?

しょうがないですね。

実は、なんと、そこには小銭がざくざくと落ちていました。みんな投げていくのでしょうね。みなさんは実際に行って見てください。垂直の階段はスリル満点ですよ。軍手があったほうがいいと思います。

では、今日は、この辺で。

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