旅レポート

旧石戸谷家住宅(堀越城跡ガイダンス施設)、堀越城跡

青森県弘前市にある堀越城跡ガイダンス施設

本日のサマリー

29日目:青森県平川市〜弘前市

走行距離 22.6Km

朝起きた時点での計画とは、まったく違う内容になった今日の1日でした。堀越城跡ガイダンス施設の方が旧石戸谷家住宅と堀越城跡を、とても丁寧に説明してくださいました。説明してもらわなければ気づかない、わからないことがたくさんあるものだと思いました。いろいろと勉強になって良かったのですが、その後の計画は、すべてなくなり後日ということになりました。車中泊の旅だからこそ、できることですね。

出発

青森県平川市 道の駅いかりがせき 津軽関の庄

道の駅の施設案内図です。

情報館Bの近くに駐めると道の駅のFree Wi-Fiを使用することができます。

入口には、ゴミ箱が置いてあります。

中には、コンセントの付いたテーブルが置いてありパソコンなどの情報機器を使用できるようになっています。

道の駅の裏には、昨日入った温泉施設Dがあります。その手前に足湯もあります。

北海道が近くなってきたからか、キャンピングカーが多いです。

温泉もあるし、道の駅もきれいだし、ゴミ箱はあるし、みなさんここを利用されるのですね。

そうそう、今日は晴れました。

今日の朝ご飯は、いつもの納豆ではなく、これです。秋田に来ると(ここはすでに青森ですが)毎年食べている冷やし中華です。具はないのですが、コンパクトで量も200gと朝ご飯に適していると思います。これを見ると東北に来たという感じがします。

朝食をいただきながら、外を見ていると

助手
助手

すごい大きなゴミ袋を持って歩いている人がいる

隊長
隊長

あんな量を捨てたら、ゴミ箱の半分を占めるでしょ
ちがうんじゃない

助手
助手

きっと、ゴミだよ

隊長
隊長

そうだ、温泉に行くんじゃない
こんな早くからやってるのかな

助手
助手

そうか
って、違うでしょ!

しばらくして、開いた口が塞がらないふたりがいました。

ずっと捨てるところがなかったのでしょうね(笑)

でも、ここはいい道の駅です。いつまでも、利用できるように協力していきたいものですね。

訪問先

青森県弘前市 道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ

途中、こちらに立ち寄りました。お魚屋さんがあります。

お店は小さめでお惣菜は少ししかありません。

青森県弘前市 堀越城跡ガイダンス施設

当初の計画では、石川城跡(大仏ヶ鼻城跡)を観に行く予定だったのですが、出発直前になって堀越城跡を見つけた助手が、こっちに行ったほうがいいのではないかと言い出し、夫婦喧嘩に、いや、予定変更になりました。

堀越城跡を観る前に堀越城跡ガイダンス施設で勉強してから行くことにしました。

堀越城跡ガイダンス施設は、旧石戸谷家住宅のウマヤ部分を整備して、津軽為信と堀越城に関する資料を展示したところです。

最初に堀越城に関する映像(5分)を拝見しました。

ここから、ここのガイダンス施設の方が細かく説明してくださいました。「堀越」の名前が文献に登場するのは、建武4年(1337年)のことで、それ以降、江戸時代の始めまで城内に関する資料は皆無に等しかったのだそうです。記録に残る縄張り図は、堀越城が廃城になったあとのものであり、当時の構造を知るものはありませんでした。

昭和49年(1974年)に国道7号バイパスが堀越城内を通過することが判明し約2年かけた発掘調査が行われました。その結果、為信の城としての明確な痕跡が発見されることになりました。

ここからは、ガイダンス施設に掲示されていた資料をギャラリー形式で掲載します。

青森県弘前市 旧石戸谷家住宅

旧石戸谷家(いしどやけ)住宅は、弘前市街地北西の浜の町に所在した津軽を代表する豪農の住宅を、ここへ移築したものです。

津軽地方には大石武学流と呼ばれる独特の庭園文化があり、ここ旧石戸谷家住宅の庭園も、それに基づいた庭園になっていました。大石武学流は、庭の空間構成や構造物について一定のパターンを持っており、定型化されているのが特徴であることを、部分ごとに説明していただきました。

ここでは、その空間構成や構成要素などの詳細を説明することはしませんが、説明していただいたおかげで、そのような庭園文化が津軽地方にあったということを記載するに留めます。詳しくお知りになりたい方はネットなどで知ることができますので、そちらを参照ください。(手抜きじゃないよ)

青森県弘前市 堀越城跡

堀越城は、弘前藩の初代藩主である津軽為信が、最後の居城とした城です。為信が大浦城から居城を移した文禄3年(1594年)から二代藩主信枚が、高岡城へ居城を移すまでの約17年間、津軽の中心として機能しました。

城跡は、曲輪やお堀などが残っていますが、発掘調査に基づき復元された場所、その後、畑となった際に道路が新たに作られた場所など、いろいろあり、説明をしたもらわなければ、当時の形を正しく知ることは出来なかったと思います。また、掘立柱建物跡などが残っていますが、それらはすべて、保存のために埋めてしまった跡の上に礎石や柱跡が構築されたものでした。

説明を聞きながらの拝見のため、詳細な遺構のコメントなどは割愛させていただいた形でギャラリー形式で掲載します。

この時点でお昼となり、午後の予定をこなした上で予定していた道の駅に行くことは不可能と判断し、予定を変更することにしました。

お昼ごはん

青森県平川市 弘前いちろ

今日のお昼は、こちらでいただきました。

白胡麻坦々パイコー麺1,200円です。麺よりスープの方が減りが早いラーメンでした。つまり、スープが白ごま味で、味わい深いラーメンでした。

麺は、平太麺です。カロリーが高いだろうなと思いながら完食しました。

今日のご満悦おばさんは、肉もやしそば1,000円です。食べたことのないスープの味だと感激しながら召し上がっておられましたが、お店を出てから、担々麺を食べるのは、生まれて初めてであることに気づかれ、白ごまを使った担々麺の美味しさに目覚められた今日のお昼ごはんなのでありました。

食材調達

青森県弘前市 魚や 海次郎

道の駅 ひろさきにあるお魚屋さんです。

開店まで待って入りました。

中トロ1,000円と水ダコ700円です。夜のおつまみを調達できました。

お風呂

青森県平川市 天然温泉 花の湯

入浴料は、480円です。

所感:黄色と茶色を基調にした温泉です。場所取り爺さんが多数います。温泉に入ったあと休憩室で涼んでのんびり過ごそうと思っていたのですが、休憩室のご利用は、お一人様3時間900円という恐ろしい温泉でした。キャー

温泉諸元 泉質:単純温泉(低張性 中性 低温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH7.0、源泉温度 33.4℃、メタけい酸 106.7mg、炭酸水素イオン 74.0mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯4(3m x 5m x2、2m x 2m 電気風呂4、2m x 3m ぬる湯)、露天3(2m x 3m、甕湯2)、サウナ1(ドライ 2段 8人)、水風呂1、洗い場38ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし

到着

青森県弘前市 道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ

先へ進むのをやめて、先ほどの道の駅に戻ってきました。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。

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