旅レポート

郡司鋳造所遺構広場、萩城跡、志都岐山神社、旧厚狭毛利家萩屋敷長屋、半田弁天湧泉、別府弁天池

山口県祢市にある別府弁天池

本日のサマリー

9日目:山口県阿武町〜山口県美祢市

走行距離 60.4Km

今日は萩市にある萩城跡を見て回りました。天守が残っていたらなぁと思わせる石垣とお掘りからなる城跡でした。

道の駅 阿武町の夜です。とても静かです。お風呂もありますし、ここはいい道の駅です。ちなみに、道の駅 阿武町は日本で最初に道の駅として登録されたところだそうです。すごいなと思って調べたところ、第1号は103駅あるそうです。まあ、そりゃそうですよね。

そして朝です。

今日も天気は良さそうです。昨日、温泉で知り合いになったDarwinのオーナーの方と少し話をして出発しました。いつか、どこかでまた会えたらいいなと思います。

萩市にある松陰神社駐車場に車を駐めました。

この絵にあるように幕末に長州藩が大砲を作っていた郡司鋳造所遺構広場を観に行くためです。

助手に、よくここを見つけたねと言ってはみたものの、前回松陰神社に参拝した時に、なぜここにも来なかったのだろうと思ってみたりもしています。

これまで、どのような方法で大砲を作っていたのか、わからなかったらしいのですが、平成12年(2000年)に山口県埋蔵文化財センターが行った発掘調査で巨大な石組みの大砲鋳造遺構が確認され、また実際に使われた鋳型も多数発見されたそうです。

その結果、ここでは、3つのこしき炉を用いた大がかりな鋳造を行っていたと考えられています。

大砲の鋳型ですね。

ここで作られていた大砲のレプリカです。

ここで鋳造した大砲は、現在、ほとんどが行方不明になっているそうです。その最大の原因は、下関戦争の時、連合艦隊の報復攻撃を受け、各砲台を壊滅させられ、残った大砲は戦利品として持ち帰ったか、破壊し去ったためと考えられています。ここで作った大砲は欧米にも僅かな数しか残っていないそうです。

その後、萩市にあるWLコインランドリーで洗濯をして、同じ敷地にあるサンリブ萩で食材を調達しました。

以前、北海道で食べた美味しいタコがあって、それはミョウバンを使っていないからではないかと思っていました。いろいろなところで探しておりましたが、ありました。ミョウバンを使っていないタコです。ミョウバンを使っていないので色は悪いのですが、味はいいはずです。今夜いただいて、明日レポートします。

萩市にある指月第一駐車場(無料)に車を駐めました。ここから萩城跡を観て回ります。

萩城は慶長9年(1604年)に毛利輝元が指月山麓に築城したことから、別名指月城(しづきじょう)とも呼ばれ、山麓の平城と山頂の山城とを合わせた平山城となっています。

乱積みの打ち込み接ぎで、算木積みが用いられています。鏡石と思われる石もあります。そもそも、一つひとつの石が大きいです。

縦になっている石がありました。初めてみました。算木積みが用いられるようになる頃の最初の時代の築城なので、いろいろ試してみたかったのでしょうか。

ここのお掘りは大きくて立派です。ここから先は有料で萩城跡と旧厚狭毛利家萩屋敷長屋との共通券が220円(JAF120円)です。

武者走りにも上がれるようになっていました。

これは川ではありません。お掘りです。

お掘りの内側の石垣の内側はこの様になっていました。何ででしょう???

高さ14.4mの五層の天守がありましたが、明治7年(1874年)に解体され今は天守台しか残っていませんでした。

天守台を登るための石段です。

玄武岩ですね。

ん。ひとつだけ緑色の石があります。緑色片岩ですね。

あれ、これは花崗岩です。山口県なので石灰岩を多用しているのかなと思っていたのですが、まったく違っていました。どこから調達したのでしょう?

本当にお掘りの美しいお城です。

ここから山城のあった指月山に登れるのですが20分かかるそうで、行っても期待したものは残ってなさそうだし、何よりも暑いので行くのはやめました。

花江茶亭です。藩主の別邸にあった茶室を明治20年頃に移築したものだそうです。

有料でお茶をいただけるようになっていました。

萩城跡にある志都岐山神社(しづきやまじんじゃ)を参拝しました。

舞殿だと思っていたら拝殿でした。

拝殿だと思っていたら、本殿でした。御祭神は、毛利元就・隆元・輝元・敬親・元徳の5柱です。

東園跡です。

それにしても、大きなお掘りです。

旧厚狭毛利家萩屋敷長屋も拝見しました。

確かに長屋でした。それにしても長い。

萩城のジオラマが展示してありました。当時は立派な城だったのだろうと改めて思いました。

萩八景遊覧船も運行されていました。

今日のお昼は、萩市にあるどんどん土原店でいただきました。どんどんというお店をよく見かける気がしたので、これは美味しいに違いないと思っていきました。店内に入ると行列が出来ていました。かなり期待できます。

肉天うどん730円です。汁は甘めの味付けで、とても美味しいです。
うどんは柔らかく、汁を吸っていて、味のあるうどんになってます。海老は巨大に見えますが尻尾を入れて8cmくらいしかありませんでした。肉のダブルにすればよかったと思いました。

18cmくらいのすり鉢にネギがいっぱい入ったものが各テーブルに置いてあります。お代わりできると書いてありました。このネギを全部入れるのではないかと思うくらいの勢いで入れてる人もいました。とても美味しいうどん屋さんでした。

今日のご満悦おばさんは、肉ごぼう天うどん(3本)690円。福岡で食べた某うどんチェーンのうどんより美味しかったらしいです。ご満悦でした。

自分たちのお気に入りのお店になりました。

美祢市にある半田弁天湧泉に飲料水をいただきに行きました。3台分の駐車場があり、人が次々と来ていました。

美祢市にある弁天池駐車場に車を駐めました。ここは以前来たことがあるのですが、通り道ということもあって再訪問しました。

別府弁天池です。今日は、天気がいいので青く見えるだろうと思っていたのですが、その通りでした。

ここにも名水百選給水所があります。

美祢市にある道の駅 おふくに着きました。早めに着いて、総裁選を観たかったのです。結果が発表されると同時にふたりとも、ひっくり返りました。

日本がひっくり返らなければいいのだけれど。冗談です。日本のために頑張っていただきたいです。

ここの道の駅には、お刺身なども売っていました。

隣にJAの販売所もあります。

今日のお風呂は、ここの道の駅にある於福温泉500円(JAF400円)です。

所感:白タイルを基調にした温泉です。全て源泉掛け流しです。サウナが塩なのは良いのですが温度が低く、かつ水風呂の代わりに源泉加温なしの浴槽なので整いませんでした。でも、いい温泉だと思います。

温泉諸元 泉質:単純温泉(低張性 弱アルカリ性 低温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH8.2、源泉温度 25.7℃、メタけい酸 16.8mg、炭酸水素イオン 71.3mg、ラドン 3.1x 10^-10Ci/kg、内湯37㎡ ジェットバス4基付き(エステ1、ローリング2、浮き1)、15㎡、源泉加温なし 4㎡)、露天27㎡ 温め、打たせ湯)、サウナ1(塩 9人)、水風呂なし、洗い場18ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし

目の前には広大な田んぼが広がっています。いいところです。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。

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