写真は塩で作った大黒天(赤穂市立海洋科学館の展示物)
今日は、午後から雨の予報です。そのため午前中に洗濯をし午後は博物館系に行く計画としました。
相生市にあるマックスバリュ 相生南店に併設されているコインランドリーブーケ 南相生店で洗濯物をセットして、その間にマックスバリュで食材を調達しました。
その後、赤穂市にある赤穂海浜公園の有料駐車場(500円)に車を駐めて、海浜公園内にある赤穂市立海洋科学館・塩の国 200円に行きました。ここでは、塩づくりの体験学習ができます。
海水の塩分濃度(通常は3%)を後に説明する流下式塩田で18%まで高めたもの(かん水と言います)を入れた土鍋です。
これを火にかけて水分を蒸発させていきます。
竹ベラで勢いよく混ぜます。
水分がなくなってくると塩が跳ねたりしますので、うまく混ぜる必要があります。
その後、火から下ろし土鍋の余熱で塩をサラサラにしていきます。
サラッサラの塩ができました。ナトリウムやマグネシウムを含んだ美味しい塩の出来上がりです。
これは、今日の夜の焼肉にかけていただきます。
ここではこれまでの塩田の進化を観ることができます。
明治時代末期まで行われていた揚浜式塩田です。海水を組み上げて塩田に巻く必要があるため厳しい肉体労働を要求されていました。
江戸時代に瀬戸内海沿岸を中心に発展した入浜式塩田です。その方法は潮の満ち引きを利用して海水を取り入れるやり方となりました。
さらにそれを発展させて枝条架(しじょうか)と言われる枝状のものの上からポンプで組み上げた海水を流すことにより風の流れを利用して水分を蒸発させるやり方と地面に設けられた流下板の上を海水を流すことにより太陽光で蒸発させる流下式塩田が用いられるようになりました。
その後、現在のイオン交換膜法に代わりました。
赤穂市立海洋科学館に入ります。
塩で作ったオブジェが飾ってありました。これはゴジラですね。
博物館としても珍しいものが展示されていました。これは、4億900万年〜3億7000万年前のオウムガイの仲間の化石です。4億年前と言われても想像できないくらい昔の生き物がこうやって見られるというのは不思議な気がします。
塩田がイオン交換膜法に代わると、それまでの広大な塩田は必要なくなりました。その敷地は、ここ赤穂海浜公園や工場へと代わりました。赤穂海浜公園はとてつもなく広大でした。
このような難破船を模した遊具などがあり、小さい子供を連れてきて1日遊ぶことができるところです。
遊園地や動物園もありました。
お昼は赤穂市にある天馬らぁめん 赤穂総本店で天馬とんこつラーメン 765円(税込)をいただきました。赤穂の塩の味を楽しむはずが、ごまや海苔やニンニクの薬味などを入れてしまったがために味がよくわからなくなってしまいました(笑)
その後、赤穂市にある赤穂市立歴史博物館 200円(写真撮影不可)に行きました。赤穂義士の展示を見たかったからです。今は赤穂浪士ではなく赤穂義士と呼ぶようにしているようです。
その後、岡山県備前市 五味の市、海の駅しおじに立ち寄った後、道の駅 黒井山グリーンパークがどんな感じの道の駅かを見て、本日の宿泊予定地である道の駅 一本松展望園に到着しました。この辺りは高額な温泉を除き入浴施設がありません。よって今日はお風呂なしです。
これから焼いたお肉に自分たちで作った赤穂の塩をつけていただきます。
では。