旅レポート

興国寺城跡、穂見神社、かんなみ仏の里美術館

静岡県函南町にある道の駅 伊豆ゲートウェイ函南から見た富士山

本日のサマリー

67日目:山梨県中央市〜静岡県函南町

走行距離 117.3Km

地元に戻ってきました。近くでも知らないところが、まだまだあるのだなぁと思いました。

道の駅 とよとみの朝です。天気がいいです。しかし、寒いです。

静岡県に入りました。朝霧高原から見た富士山です。

移動途中、精進湖近くの駐車場を通り過ぎる時に砂袋のようなものが落ちていました。よく見ると子鹿でした。丸まっていたので鹿には見えなかったのです。

5分ほど走ると、今度は道路に大きな親鹿が座っていました。怪我をしているのか車で近寄っても逃げません。こんなところにいると車に引かれるぞと思ったもののどうしようもありませんでした。ここは何度も通っているのですが、鹿を見たのは初めてです。鹿に注意の標識がありました。

静岡県沼津市にある興国寺城駐車場に車を駐めました。この駐車場は本丸に相当するところにあります。

ここは、北条早雲が初めて城主となった城です。早雲は、はじめ伊勢新九郎長氏と称し、駿河守護今川義忠の側室であった妹を頼って今川家に身を寄せていましたが、義忠の急死後、今川家の相続争いをまとめた功績によりこの城を与えられたそうです。その後、城主が目まぐるしく変わりますが、今川義元が小規模な構造の城であった興国寺城を普請し、城地を拡大しました。

本丸内にある穂見神社です。御祭神は保食神(うけもちのかみ)です。

関が原の合戦後には、三河三奉行の一人である天野三郎兵衛康景が城主となりましたが、盗みをはたらいた天領の農民を殺害した足軽を庇って城を捨て行方をくらましたため廃城となりました。

右が北条早雲の碑で左が最後の城主である康景の碑です。

根古屋の力石です。110Kgあり、村人が肩まで担いて力くらべをした石と書いてありましたので持ち上げてみました。びくともしませんでした。

よく見ると、コンクリートで固定してありました。もっとも、固定していなくても持ち上げられなかったと思いますが…。

天守台に上っていきます。

途中石垣がありました。野面積みですね。

本丸の土塁は大きな土塁でした。

天守台です。

とても大きな土塁で出来ていました。

南を見ると駿河湾

北を見ると富士山が見えます。

助手「天下取ったど〜って言わないの?」

隊長「そうだった。写真撮ったど〜」

助手「…」

この天守台は、かなり高いところにあるのですが、写真ではまったくわかりません。すぐ下に自分の影が映っている(写真中央下)のですが、遠いのでかなり小さいです。

天守台からは発掘調査によって2棟の建物の基礎石が検出されました。これがその基礎石だと思います。天守があったわけではないようです。

本丸土塁を降りて

下の大空堀に行きました。

そして、本丸の隣の北曲輪に上ってみました。

整備工事中のようで入れませんでした。「また、くるわ」と行って曲輪を降りました。助手が呆れてました。

下の駐車場に移動しました。ここは三ノ丸にあたります。

こちらは二ノ丸です。

小さいけれども、なかなか楽しめた城跡でした。このような城跡が沼津にあるとは知りませんでした。

今日のお昼は、沼津市にあるさわやか 沼津学園通り店でいただきました。開店15分後に行ったため20分待ちでした。待っている間に後から来る人の待ち時間は1時間にまで伸びました。駐車場には、熊本など他府県ナンバーがたくさん駐まっていました。

げんこつハンバーグランチ、ライス、スープ 1,760円です。さわやかのハンバーグは、ソースではなく塩コショウでいただくのが美味しいです。最近は、塩コショウでいただく人が増えてきたとお店の人が言っていました。

5年くらい前の話ですが

自分「(娘に対して)さわやかのハンバーグは塩コショウで食べると美味しいよ」

娘「お父さんもやっと、それに気づいたね」

娘たちは、沼津にさわやかができる前から食べていたのでよく知っていたのです。

ご満悦おばさんも同じものです(ただしパン)。美味しいを何度も何度も言いながら召し上がっておられました。ご満悦を通り越して10満悦おばさんになられていました。静岡に帰ってきた感じがしました。

沼津市にあるフードストアあおき沼津店で食材を調達し、函南町にあるかんなみ仏の里美術館300円(JAF本人のみ200円)に行きました。ここは写真撮影禁止です。

この十二神将が大好きなのです。3回行ってますけれど、ヤマトべディアに書いたことないから行こうと言って行きました。しかし、近くまで行って書いたことがあることに気づきした。まあ、また観たいからいいかと4度目の訪問になりました。美術館の人も驚いていました。

この十二神将は地元の人が真っ白に塗っていたものを文化庁の予算を充ててもらって落とした上で展示したということ、招杜羅大将の顔が東大寺の仁王像にそっくりであること、因達羅大将の顔だけ鬼っぽくなく人の顔であること、鎌倉時代頃の十二神将ですべて揃っているのは東日本ではここだけであることなど、今まで知らなかったことを教えてもらいました。

何度観ても、いいものはいいと感じたところでした。

かんなみ仏の里美術館今日は、静岡県函南町にあるかんなみ仏の里美術館に行ってきました。ここには、自分が仏像などに興味を持つきっかけとなった十二神将立像がありま...

最後に、庭を拝見して出発しました。

今日のお風呂は、函南町にある富士見館600円(2時間まで)です。

所感:主浴槽が33℃の温泉です。町の銭湯のような浴室です。入り方は33℃の主浴槽に長く入るのだそうです。冷たいようであれば中温に入った後、主浴槽に入るらしいです。

温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 低温泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH8.7、源泉温度 29.5℃、メタけい酸 30.1mg、炭酸水素イオン 69.8mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯32m x 5m 33℃ ジェットバス 、1.5m x 2m 38℃ ジェットバス、1.5m x 2m 41℃ ジェットバス)、洗い場4ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし

33℃の主浴槽に長く浸かると良いというアドバイスにしたがって入ってみました。体が芯まで冷えて、しばらくしても暖かくなってきませんでした(笑)

函南町にある道の駅 伊豆ゲートウェイ函南に着きました。

今日は家に帰るのだろうと思っていた人の予想を裏切って、ここに泊まります。

では、また明日。

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