広島県福山市にある福山自動車時計博物館
道の駅 山陽道やかげ宿の朝です。明け方、雨が降っていましたが、今はやんでいます。
今日は天気が悪いので先へは進まないことにしました。その前提で助手が作成した本日の計画では笠岡市の名所を散策する予定でしたが、出発直前に変更し福山市を見ることにしました。福山城周辺に見どころがありそうであると気づいたからです。
まずは、広島県福山市にある福山自動車時計博物館です。駐車場の隅に無料で観ることができるまちづくり博物館という建物がありました。
中には、チロップ館を彷彿とさせる物品がたくさんありました。
まちづくり博物館を出ると道路の向こう側に、福山自動車時計博物館 900円（JAF700円）がありました。
入るとすぐに江戸時代後期の時計がものすごくたくさん飾ってありました。ここにあるコレクションは、80歳になられる館長が20代の頃から集められたものだそうです。
壁にかかっているのが尺時計で手前にあるのが櫓時計です。
驚いたことに、この櫓時計の大部分は動いています。
これはランタン時計と言われるもので、櫓時計のもとにされたヨーロッパの時計です。
そのランタン時計をもとに作られた櫓時計です。江戸時代の時間は夜と昼（明るい星が見えなくなる時と見え始める時）をそれぞれ６分割していましたので、時期によって時間の間隔が違っていました。（不定時法と言います）ヨーロッパは、１日を等間隔で分割していました（定時法）ので、日本の時計は昼と夜で刻み方を変える必要がありました。上部の鐘の下についてる天符と言われる振り子にぶら下がっている分銅の位置を変えることによって、それを実現していました。
昼と夜とで分銅の位置を変える手間を防ぐために、昼用と夜用の天符が２つ付いていて自動で切り替わるようにしたものがこの時計です。すごいものを作る人がいたものだと思いました。
こちらの尺時計は、箱の中に徐々に下降する錘が入っており、それに取り付けられた指針が示す文字板の目盛りを読むことによって時刻を知るようになっていました。不定時法に対応するために文字板上の目盛りの位置を移動できるように作られているものや、目盛りの間隔が時期によって変えてあるものなどがありました。とても感動しました。
ここに飾ってある車には、座席に座ることが出来るものもありました。
この手の施設でよく見るものがありました。上部に目盛りが刻まれた容器が付いていました。想像するに上部にある容器の目盛りを見ながら給油するガソリンを上部に溜め込み、必要量になったところで、上部に溜めたガソリンをホースを使って給油するのだろうと思います。
この飛行機にも乗り込めるようになっていました。
展示してあるだけでなく触ってみることが出来るところがいいです。
このスカイラインには乗れませんでした。
時計台などで使われている大きな機械がたくさんおいてありました。
コンロですね。
勉強になりましたし、非常に楽しめるところでした。
福山市にある福山城公園駐車場（博物館を利用する場合は１時間無料）に車を駐めて、広島県立歴史博物館（ふくやま草戸千軒ミュージアム）290円を観に行きました。
一つひとつ、質問形式で展示物を理解できるような工夫がされていました。
草戸千軒（くさどせんげん）は、福山の市街地西側を流れる芦田川河口近くの川底に理もれた中世（鎌倉～室町時代）の代表的な集落跡です。ここには、室町時代前期（南北朝時代）のある初夏の黄昏時の町の一角を実物大で再現した展示がありました。
職人さんの家です。
当時の雰囲気を感じ取ることが出来る展示でした。
その後、福山城跡などを観る予定だったのですが雨が降ってきたために、またの機会にすることにしました。
雨のため、福山市にあるゆめタウン福山に行きました。今日のお昼はリンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん（麺少量）840円です。地元の美味しいものを食べようと思っているものの、なかなか良いお店を見つけることが出来ません。これからの長旅のことも考えて野菜を食べておこうと思いました。
おばさんは、冷やしちゃんぽん麻婆茄子890円です。野菜がたっぷり入っていて美味しいとご満悦でした。
今日のお風呂は、福山市にある美福620円です。
所感：白タイルを基調とした公衆浴場とスーパー銭湯を足して2で割ったような感じの浴場です。2階があって、おそらくサウナがあるものと思われます。小さく区切ったいろんな浴槽があるのが面白いです。
浴場諸元 泉質:沸かし湯など、内湯 多数（ジャグジー8、イベント湯（ひのき）、ヘルツなど）、外湯3（炭酸、薬用、普通）、サウナ たぶんあり、水風呂 不明、洗い場23ヶ所
福山市にある道の駅 アリストぬまくまに着きました。ここは以前泊まったことがあります。
ここにあるレストランでお昼をいただいたこともあります。懐かしいです。
今日は、ここに泊まります。
では、また明日。
