三重県伊勢市にある朝熊岳金剛證寺
9日目:三重県伊勢市〜三重県志摩市
走行距離 44.0Km
今日は、伊勢神宮参拝最後のお寺である朝熊岳金剛證寺を参拝し、朝熊山頂展望台から360°の眺望を楽しみ、鳥羽城を拝見しました。昨日に続き伊勢うどんをいただくことができたこともよかったです。
朝熊山麓公園 駐車場 P1の夜です。ここはスポーツ公園の中にあり民家と少し離れている駐車場なので、夜は寂しい感じです。泊まった人は自分たちしかいませんでした。街灯もなく真っ暗になりますが、トイレの明かりがぼんやりと点いていますので、本当の真っ暗にはなりません。トイレに入ると人を検知してさらに明るくなります。寂しいところではありますが、車の中に入れば、まったく問題ないところだと思いました。(治安の判断は自己責任でお願いします)
そして朝です。運動公園なので広大な芝生があります。ラジオ体操は、ここを貸し切りでやりました。気分だけ壮大なラジオ体操になりました。
ご覧のように駐車場には誰もいません。明るくなるにしたがって人が増えてきました。
遠くの山の上には忍者村の安土城が見えます。本物もこのような感じだったのでしょうね。光秀は火をつけるなんて、よっぽど信長が憎かったのだろうなぁ。残念!
伊勢志摩スカイライン1,270円(JAF1,020円)に入り、最初の展望台である一宇田展望台です。
眺めの良い展望台です。
ちなみに、伊勢志摩スカイラインは、令和4年(2022年)11月に日産自動車が命名権を獲得したことによって「伊勢志摩 e-POWER ROAD」に変わったみたいですね。でも、看板などは、ほとんどが伊勢志摩スカイラインのままでした。日産だったらスカイラインでもよかったような気もしますが…。
伊勢市にある金剛證寺・駐車場に車を駐めました。拝観時間は9:00からでしたが、御朱印をいただくわけではないので、8:30に参拝させていただきました。
まずは、駐車場の入口にある門です。
全体を俯瞰した絵です。(クリックで大きく出来ます)
仁王門です。中の柱に二手先の斗栱が使ってあるのは、珍しい気がします。
連間の池です。
鐘楼です。
矢負地蔵尊です。
ローアングルで撮ったところ、三重塔が本物みたいな写真になってしまいました。
実際には、この写真の中央にある小さなオブジェでした。
この説明書きを斜め読みをした結果、
これが国宝なのだと勘違いして、まじまじと見てしまいました。国宝にしては扱いが雑だなぁとは思ったのですが。今、よく見ると国宝ではないですね。
金剛證寺本堂です。
伊勢神宮の鬼門除けのために明星天子を祀り鎮護している明星堂です。
奥之院の入口にある極楽門です。ここを通り、大きな塔婆がたくさん並んだ道を歩いていくと、
奥之院に着きました。本堂から歩いて10分もかかりませんでした。ただし、気温が低いことに加え、風が強くてとても寒かったです。
奥之院を参拝し、来た道を戻りました。
開山堂の横を抜けると駐車所に着きました。
金剛證寺を出て、さらに登っていくと朝熊山頂展望台・駐車場に着きました。ここも風が強かったです。
眺望はいいところです。
家族連れが何かやっていますね。
行ってみると、足湯がありました。
家族連れの方々に勧められて、やってみました。こんな景色を見ながら足湯に入れるなんて最高ですね。ただし、足はぽかぽかで気持ちがいいのですが、風が冷たくて寒いです。
かんらん岩ですかね。このあたりは蛇紋岩(←かんらん岩が水と反応して出来る)質の土壌なので、それを好む植物が生えると書いてありました。ここ朝熊山(あさまさん)は古生代下部の御荷鉾層(みかぶそう)からなるらしいです。
天気がよくて良かったです。
天空のポストがありました。このポストを入れて撮った写真が売店に展示してありました。それにしても、郵便屋さんはこんな山の上の郵便物まで取りに来られるんですね。すごいです。
さんぽ道を通って、勘吉台展望台に行ってみました。5分くらいで着きました
こちらからは、伊勢神宮側の景色を観ることが出来ました。
鳥羽市にある鳥羽城跡を観に行きました。鳥羽城本丸の近くにあるのですが、道が狭くスパロンでは行けそうもありません。今日は土曜日で市役所が休みであることから、鳥羽城家老屋敷跡の西側にある市役所の駐車場に駐めさせていただきました。
ここ鳥羽城は、九鬼嘉隆が文禄3年(1594年)に築城した海城です。今では周りが市街地になっていますが、もともとは海に囲まれていた水軍の城でした。
鳥羽城家老屋敷跡です。今は何もありませんでした。
城山公園には、写真映えするものがあり、カップルが写真を撮っていました。TOSHIBAを連想するのは自分だけでしょうか(笑)
本丸の石垣です。
ここの石垣はかんらん岩と千枚岩を使用していると書いてありました。
千枚岩とは、これですね。結晶片岩だと思っていたのですが千枚岩だそうです。千枚岩は、粘板岩と結晶片岩(片岩)の中間の変成度を持つそうなので、結晶片岩の成りかけみたいなものでしょうね。
この石垣の手前は駐車場になっていました。自分が思っていた道とは違う道があったので、車で登ってこれたのかもしれません。
本丸跡から鳥羽湾がよく見えます。
ここの本丸跡は明治時代以降に削平されており、調査をしても天守の遺構は残っていなかったようですが、延宝8年に作成された鳥羽城の財産目録に、三重三層の天守があったことが記載されていたそうです。
この井戸は、ここを運動場にする際に蓋をされていたらしいのですが、今は調査の後、埋められてしまったようです。
この本丸の東側中央の斜面にある石垣がすごいです。人の高さくらいの段々になっていました。どうやって攻めるんだろうなどと考えるのが楽しいです。
今日のお昼は、鳥羽市にある七越茶屋でいただきました。
天ぷら伊勢うどん 935円です。昨日いただいた伊勢うどんが美味しくて、またまた伊勢うどんにしてしまいました。
この美味しさは、このうどんの食感があってのものだろうなと思いながらいただきました。
今日のご満悦おばさんは、カキフライと手ごねずし 伊勢うどん二段弁当1,760円です。カキフライが美味しいと見るからにご満悦のご様子でした。
江戸時代から鳥羽城下町の玄関口である船着場として機能していた唐人門跡です。
妙慶川(みょうけいがわ)にかかる相橋(あいはし)です。ここは武士たちが城に上がる際に使った橋で、「相橋門」といわれる城門があったそうです。
ここから大山祇神社を参拝しました。
拝殿です。
本殿です。コンクリート製の白い神明造りです。御祭神は、由緒がありませんでしたが、大山祇命だと思います。木花咲耶姫命と磐長姫命の父神ですね。
その後、鳥羽市にあるぎゅーとら 鳥羽店で食材を調達し、志摩市にあるコインランドリー むぅ~ 磯部駅前店で洗濯をしました。
志摩市にある道の駅 伊勢志摩です。4年ぶりに来ました。日本中で買っていますが、ここのあおさが一番美味しいと思います。今日は、ここに泊まります。3度めの宿泊になります。
では、また明日。