旅レポート

石原岳堡塁跡、大島大橋公園、崎戸島特設見張所聴音所跡、北緯33度線展望台、アラカブのバス停、中浦ジュリアン記念公園、外海の大野集落、外海歴史民俗資料館、ド・ロ神父記念館

長崎県西海市にある佐世保要塞 石原岳堡塁跡

道の駅 さいかいの朝です。時折、雨が降る天気です。

ここの道の駅の下にある(道の駅の)駐車場です。Toy’s Boxの人が車中泊してました。こちらの駐車場であれば、お声掛けしたのですが離れて駐められていましたので遠慮しました。

斜め前にあるヤマザキショップです。朝ごはんを見に行こうと思っていたのですが、閉まっていました。(7時にオープンしました)

売店前の駐車場は少ししか駐められません。生産者の方々が来られたら下の駐車場に移動しようと思っていました。

ところが、生産者の方々は真向かいの直売所の方に納品に来られてました。こちらの売店の方には納品に来られる方はいらっしゃいませんでした。

今日は、西海市にある石原岳森林公園に行きました。車は石原岳森林公園 駐車場に駐めました。ここには、佐世保要塞 石原岳堡塁跡(いしはらだけほうるいあと)があります。

歴史を感じるなかなか凄いところでした。この中は、

こんな感じなのですが、実際の目で見ると真っ暗でほとんど見えません。

中から外を見たところです。

洞窟がありました。20分で電気が消えると書いてあります。

人感センサーが作動して真っ暗だった洞窟に明かりが灯りました。すごく長いです。

奥まで行くと左右に分かれていました。

左側に行くとこのような部屋がありました。奥は小部屋があって行き止まりでした。

右の方も対称で同じ部屋がありました。真中の窓の上の方にゲジゲジの大きなやつが居ます。これがサササッと動き出して入口の方に向かっています。こいつの下を通って帰るのは勘弁してほしいと思い、先に出ることにしました。

すると、まだ写真を撮っていた助手が「う”わぁ〜。何か飛んできた〜〜」と絶叫するではありませんか。振り返ると何か飛んでいます。

コウモリでした。もう一匹(写真のぬし)は寝たふりをしていました。子供の拳くらいの大きさなのですが、羽を広げると大きいです。飛び回っていたコウモリは、一枚上の写真にある丸い穴に入ったり出たりしていましたが、そのうち出てこなくなりました。動画に撮りました(笑)

いやぁー、なかなか楽しめるところでした。歴史的な遺構としては、まったく観ていないことに気づきました。すみません。

移動の途中、西海市にある琵琶石の鼻展望台に立ち寄りました。

大島大橋を撮りたかったからです。天気が悪くて、まったく映えません。

大島造船所ですね。

大島大橋です。暗い!

近くで船に石を積み込んでいました。

西海市にある大島大橋公園にも立ち寄りました。

青空だったら全然違っていたでしょうね。

西海市にある崎戸島特設見張所聴音所跡を観に行きました。

車は、曹亜鋼国際芸術交流センターの駐車場に駐めました。

歩きだすとすぐに岬の先にある展望台と崎戸防備衛所聴音所跡が見えました。

近くまで歩いていきました。

北緯33度線展望台です。

とりあえず写真に収めましたが、何だこれはという写真になりました。

ダメですね。

崎戸防備衛所聴音所跡です。永年の間に草に覆われてしまったのですね。

ここの海はきれいです。

北緯33度線が各国のどのあたりに相当するのかが書いてありました。

崎戸防備衛所聴音所跡の中には入ることは出来ないのですが、隙間から中の写真を撮ることが出来ました。この建物は、旧日本海軍佐世保鎮守府の特設見張所の中の聴音所として昭和13年(1938年)に建築され、終戦までの7年間、海底のスクリュー音等をキャッチするための施設でした。

柵の中に手を伸ばして写真を撮りました。草茫々ですね。

アラジンと魔法のランプに出てきそうな雲がありました。

西海市にあるアラカブのバス停です。アラカブとは、カサゴの九州地方の呼び名です。

面白いバス停です。

このあたりの海はすごくきれいなのですが、天気が悪くて写真を撮っても美しく写りません。

大島大橋も美しいので、帰りに写真を撮りました。(撮影:助手)

西海市にあるマミーズ 大島店で食材を調達した後、中浦ジュリアン関連の施設を訪問しました。ますは、中浦ジュリアン顕彰の碑です。

中浦ジュリアン記念公園です。

天正遣欧少年使節といわれる日本人で初めての遣欧使節が天正10年(1582年)2月長崎を出港しました。中浦ジュリアンは、そのうちの一人で、ローマ法王、スペイン国王に調見し、ヨーロッパの各地で大歓迎を受けました。帰国後はキリスト教禁教の中、65歳で殉教するまで神父として布教に努めました。

中には壁画などがありました。

屋上は展望台となっているだけでなく、

さまざまな資料が貼ってありました。

西海市にある雪浦道路公園に車を駐めました。沖にある変わった島が気になったからです。後に学ぶことになる池島炭鉱がある池島です。

雪浦海浜公園が見えます。

長崎市にある外海の大野集落(世界遺産)を観に行きました。車は市営外海大野地区駐車場(無料)に駐めました。

石段が結晶片岩を積み上げて作られていました。美しいですね。

駐車場から200mほど坂道を登っていくと、大野教会がありました。

ド・ロ神父が伝えたと言われる玄武岩を積み上げて作る方法で作られていました。

器用に積み上げられています。

角は、算木積みに近いものがありますね。

窓の上部の円弧状のところはレンガが使われていました。内部は窓から覗くことが出来ますが写真撮影は禁止でした。

玄武岩の鉄分が酸化して赤くなっているものがありました。歴史を感じますね。

お昼は、駐車場の近くにあったcafe OZIMOCでいただきました。

洒落た内装でした。

窓からは島々を眺めることが出来ます。

ポークビンダルーカレー サラダ アイスコーヒー付き 1,400円です。ビンダルーカレーを初めていただきました。酢を使った酸味と辛味のあるカレーです。香辛料が粉ではなく粒の状態でも入っていて、なかなかのお味でした。サラダには人参のピクルスなどが入っていて、とても美味しかったです。

塊のお肉がゴロゴロ入っていました。

ご満悦おばさんは、ランチセット ケークサレ、サラダドリンク付き1,250円です。メニューから消されていたキッシュが食べたかったのだそうです。珍しく写真がうまく撮れています。

後で知りましたけれども、ここのお店は築120年の建物をオーナー夫婦がこつこつと時間をかけてリノベーションされたのだそうです。いい感じのお店でした。もし、来ることがあれば、また寄らせていただきます。

長崎市にある外海歴史民俗資料館(そとめ)310円(ドロ神父記念館との共通券)です。ここは、写真撮影禁止でした。昔使っていた道具の展示と、潜伏キリシタン、池島炭鉱に関する展示がありました。潜伏キリシタンに関しては、春日集落で聞いた話と微妙に違っていました。その集落ごとに違いがあるようです。先ほど、海の向こうに見えた池島炭鉱は昭和45年(1970年)には、日本で一番人口密度の高い島となるくらいの人たちがいたそうです。炭鉱は、平成13年(2001年)11月まで稼働していました。

ドロ神父記念館です。このあたりは、道が狭いだけでなく急斜面です。運転に慣れない人は外海歴史民俗資料館に車を置いて徒歩で回ったほうがいいと思います。

内部はこのような感じでした。潜伏キリシタン関係は、それほど深掘りしなくてもいいかなと言う気になってきました。

長崎市にある道の駅 夕陽が丘そとめに着きました。

天気が良ければ眺望の良いところだと思います。

すぐ下に遠藤周作文学館があります。

先ほど行った外海の石積み集落が見えます。斜面にびっしりですね。

ここは、WiMAX +5Gの電波は入るのですが、スピードが遅かったり戻ったりしています。

では、また明日。

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