和歌山県日高川町にある道成寺の念仏堂
24日目:和歌山県みなべ町〜和歌山県日高川町
走行距離 47.6Km
今日も時折、雪がちらつく天気でした。ただし、波が落ち着いてきたことから海を観に行ったあと、道成寺を参拝しました。
 
うめ振興館の前のエノキです。夕日に映えてきれいなので写真を撮りましたが、よく見るとヤドリギが付いているように見えますね。駆除しないと枯れてしまうんですよね。
 
ここの道の駅の夜は、ものすごく明るいライトが点灯します。昨晩泊まったのは自分と、もう1台秋田ナンバーの方でした。バーデンの向こう側に駐まっています。
 
そして、朝です。
 
晴れたと思ったのですが、出発と同時に雪が降ってきました。
 
前回、海沿いの道を走ったので山の中の道を走って移動することにしました。
 
途中、印南町にあるみはらし峠に立ち寄りました。
 
みはらし峠と言っても見えるのは風力発電のプロペラばかりなりけり
 
これは瓜渓石ではないかと思います。ノジュールではないので、瓜渓層と呼ばれる泥岩層かもしれません。とても脆かったです。
 
山の中をひた走り、美浜町にある煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)に着きました。ここは、以前温泉の中で一緒になった方におすすめの場所として教えていただいたところです。
 
しかし、何がよくて勧めていただいたのか覚えていないので、
 
ただの浜にしか見えませんでした。見どころが他にあるのかもしれません。
 
砂岩の小石ばかりでした。雪が舞う天気でした。風がまったくなかったので良かったのですが、少しでも吹くととても寒いところでした。公衆トイレもあるので車中泊をしようと思えばできるところではないかと思います。
御坊市にあるスーパーデリシャスヒロ 御坊店で食材を調達しました。ここはエバーグリーンの系列店ではないかと思います。
 
日高川町にある道成寺(どうじょうじ)を参拝しました。ここは、和歌山県最古のお寺になります。車は、道成寺駐車場に駐めさせてもらいました。バス専用駐車場と入口に書いてあるものの駐めても良いらしいとネットに書いてあったので行ってみました。引いてある白線は乗用車の大きさだったので、乗用車も駐車可なのだろうと思い駐めました。
ここ道成寺は境内拝観無料なのですが、宝物殿は拝観料700円が必要になります。よって、宝物殿以外を拝観させていただきました。
 
広い境内です。
 
仁王門です。
 
立派な仁王様がいらっしゃいました。
 
ここの石段の脇のスペースは、上に行くにしたがって幅が広くなっているとのことでした。石段が短く見えるようにとの配慮だそうです。
 
この右側の石畳の部分です。目で見ただけでは、まったくわからないのですが、計測アプリで測ったところ、上と下で60cmも違いがありました。
 
ここのお寺は、御本尊、本堂、門、参道が一直線に並んで造られているのだそうです。通常は、わざと一直線にならないように設計されているものなので珍しいと思います。
 
三重塔です。青岸渡寺の三重塔のようにくびれがありませんね。これが普通の三重塔なんですよね。
 
三重だけが扇垂木になっています。この造りはよくありますが、自分としては新海三社神社のように初重(最下部層)のみが扇垂木のほうが美しいと思います。
 
本堂です。
 
 
千手観音が祀られていました。
この本堂の裏には、33年に一度だけご開帳される秘仏千手観音像が祀られているらしいです。次のご開帳は令和20年(2038年)とのことでした。
 
念仏堂です。
 
五劫思惟阿弥陀如来(ごこうしいあみだにょらい)が祀られていました。頭がアフロみたいになっているのは、阿弥陀如来が若い頃、すべての人が救われる道を求めて瞑想をお続けになり、その間に髪が伸び放題になったお姿を表しているのだそうです。
 
ここ道成寺は安珍と清姫の悲恋物語の舞台となったお寺でもあります。住職さんの絵とき物語を聞くことができるようです。
 
今日のお昼は、御坊市にあるニューふくすけでいただきました。
 
チャンポン710円です。
 
麺は細めで、非常にとろみのある醤油味のスープが特徴的です。ご満悦おばさんのご評価はあんかけ焼きそばとしては完璧な味だそうです。(あんかけ焼きそばじゃないんですけどね)
他にも美味しそうなものがたくさんありました。他の人が頼んでいるものを見ると、唐揚げ、五目そば、ハンバーグ、天ぷらなどを注文されていましたが、チャンポンが人気のようです。隣の人はトルコライスを頼んでいましたが、見た感じでは長崎のトルコライスの方が美味しそうに見えました。(見た感じです)
 
今日のお風呂は、日高川町にある川辺温泉きさくの湯700円です。
 
所感:ここは町内の75歳以上の方々は無料だったのですが、入湯税150円がかかるようになっていました。露天は、非常にぬるくいつまで入っていてものぼせることがありません。そのため、地元の方とずっと話をしていました。教えていただいた北海道旭川のおすすめのお店は、ネットで調べましたがありませんでした。浴室は、グレーの大きめのタイルを使用しているために、コンクリート打ちっぱなしのように見えて最小限の板が質素な雰囲気を醸し出しています。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー炭酸水素塩温泉(低張性 弱アルカリ性 低温泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 あり、pH8.3、源泉温度25.2℃、メタけい酸 20.2mg、炭酸水素イオン 677.3mg、内湯1(2m x 4m)、露天1(6㎡)、洗い場8ヶ所、とろみ度 前回は★☆☆☆☆でしたがなしになっていました、気泡なし
 
日高川町にある道の駅 SanPin中津です。今日はここに泊まります。4度目の車中泊になります。落ち着けるところです。
では、また明日。
 
											 
							
							
							
															 
							
							
							
															 
							
							
							
															 
										
					 
									 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	