自分は、シャワーを浴びる時、途中で水にして体を十分冷やしてから上がるようにしています。最近、この水を浴びるという行為は精神鍛錬にもなるのではないだろうかと思うようになりました。それは、体が引き締まった感じがするのと同時に気持ちも引き締まる感じがするからです。
最初から水でもよいのですが、体の汚れを落とすためにはお湯の方がよさそうなので最初はお湯で途中から水にしています。
特に、ここに書いたようにシャンプーや石鹸を使わない派の自分の場合はお湯でないとダメなようです。
途中でお湯から水に変えて、しばらくの間は体に気合を入れていますが、すぐに慣れてきて心地よい感覚とともに遠い昔の記憶が蘇ってきます。
それは、子供の頃に長い時間プールで遊んでいて体が芯まで冷え切り唇は紫になってしまうといったあの時の感覚を思い出すのです。
もちろん、そうなる前に水を浴び続けるのをやめます。体に過度の負担がかからないようにするためです。
おかげさまで、血圧もそれほど高くなることもなく健康を維持できていると思っています。
どうせやるのであれば、本当に体のためになるのだと信じ切って水を浴びるのがよいだろうと思っています。
自宅だけれど「滝行」と信じ切って水シャワーを浴びる
これがすごくよいのではないかと思うようになりました。
Wikipediaには、
鎌田東二は滝行の定義を「滝行とは、滝場に顕現する神仏や諸霊への畏怖・畏敬の念に基づき、滝の水流を全身に受けることにより、 ある目的(解脱・霊験・法力・活力を得る、 悩みの解除・祓い、 武道やスポーツの技量の向上など)を達成すべく、 心身を鍛錬する日本の伝統的な身体技法である」としている。
と書かれています。
ただ単に水シャワーを浴びるのも、それはそれで気持ちいいのですが、それだけでなく心身鍛錬の場としてうまく活用してみるのもよいと思います。
機会があったら、本物の「滝行」を経験してみたいと思います。
「他企業」じゃないですからね(笑)