旅レポート

新庄城跡、戸澤神社、新荘天満宮、新庄ふるさと歴史センター、雪の里情報館、金山大堰、岩井堂洞窟

山形県新庄市にある新庄ふるさと歴史センター
新庄まつりの山車

本日のサマリー

21日目:山形県尾花沢市〜秋田県湯沢市

走行距離 66.9Km

今日は、新庄城跡をじっくり観ることから始めようと思っていたのですが、遺構はほとんどなく、神社になっていました。新庄ふるさと歴史センターでは、新庄まつりという祭りについて知りました。毎年、祭りのために山車を20台作るようですが、それがとても精巧に出来ておりびっくりしました。東北の祭りは、すごいですね。また、このあたりは昨年豪雨で被害にあっていたようで、まだその影響が残っていました。

出発

山形県尾花沢市 道の駅 尾花沢 花笠の里ねまる

朝です。晴れました。ここも含めて山形の道の駅には地元の方々が作られたお惣菜が置いてあるところが少ない気がします。無添加で手作り感のある食べ物が食べたいのです。トイレは、お店に向かって左側にありました。車は少し離れた右側に駐めました。

車中泊をした人は少なかったです。

道の駅の名前に付いている「ねまる」とは何だろうと思っていたのですが、尾花沢の方言で「くつろぐ」という意味の言葉なのだそうです。

その名のとおりくつろげました。

訪問先

山形県新庄市 新庄城跡・戸澤神社・新荘天満宮

新庄市にある最上公園の駐車場に駐めました。新庄城跡・戸澤神社の敷地内にあります。

まずは、新庄城跡を拝見して、そのあとに戸澤神社に参拝しようと思っていたのですが、新庄城跡が戸澤神社になっていました。

新庄城は、寛永2年(1625年)、新庄城初代藩主戸澤 政盛が築いた城だと書いてあります。

表御門跡です。この石垣を土台にした櫓門でした。

この石垣は、ザ・切込み接ぎと言わんばかりの石垣で継ぎ目がほとんど見えません。

正面に戻って、御城に入るための土橋です。

お掘りの右側と

左側です。

築城主であり新庄藩初代藩主である戸澤政盛公の像がありました。

戸澤神社です。

境内です。

庭園もあります。

拝殿です。

権現造りです。御祭神は、始祖 戸澤衡盛(ひらもり)、初代藩主 戸澤政盛、第11代藩主 戸澤政實(まさざね)です。武将を祀る神社は権現造りであることが多いです。権現の権は、「仮の」という意味があって、権現とは、「仮の姿として現れた」という意味があります。

池です。当時の姿はどんな姿だったのでしょうね。

駐車場の脇にあった新荘天満宮にも参拝しました。

御祭神が書いてありませんが、天満宮なので菅原道真公だと思います。

天満宮なので牛ですね。

拝殿は茅葺きで三間社の入母屋造です。

本殿は、茅葺きの一間社流造りですね。

ここは、もみじが紅葉した時に来るといいでしょうね。

城跡の裏側にも行ってみました。

睡蓮の花が咲いていました。

よく見るとプラスチックで作った造花のような花ですね。

あまり、遺構は残っていませんでしたが、お掘りは当時の姿を残しているのかもしれません。

山形県新庄市 新庄ふるさと歴史センター

新庄ふるさと歴史センターの前に駐車場がありました。

ここは、入館料が300円のはずなのですが、昨年の豪雨で地下が浸水してしまい、今は観ることが出来ないので無料とのことでした。

ただし、新庄まつりの山車(ここでは、やたいと言ってました)は観ることができるとのことでした。

新庄城跡と神輿渡御行列のジオラマです。先ほど観てきた新庄城跡の昔の状態がよく分かるジオラマでした。大手門前には土橋がありましたが、木橋ですね。ここは木橋のほうがいいのになぁと思っていたのです。

新庄まつりの山車が展示してありました。

最初に新庄まつりに関しての映像を拝見しました。

物語部門の最優秀山車だそうです。かなり大きいです。1年前から構想を練り始め、3ヶ月前から製作に入り、最後の1週間は朝から晩まで山車小屋に入りっぱなしで作るのだそうです。しかも、まつりが終わるとすべての山車20台のうち、これらの最優秀に選ばれた2台以外は解体されるのだそうです。

すごく精巧に作られています。

五重塔や神社などもよく出来ています。

こちらは歌舞伎部門の最優秀山車だそうです。

斗栱がよく出来ています。これ壊すんですよ。

こちらの五重塔も壊すんです。信じられません。

最優秀に選ばれた各年の2台の山車の写真が展示されていました。

20組の地域の人たちが毎年新しく山車を作ると知って驚きました。

こちらに詳しく書いてあります。

今年は、新庄まつりが始まって270年になるそうで、どの組もいつもより早く(3ヶ月前から)製作に入っているとのことでした。まつりは、毎年、8月24,25,26日と決まっているのだそうです。今年は、いつもより素晴らしい山車がたくさん出そうです。観たいのですが、ちょっと厳しいですね。

洪水の被害を逃れた民具が展示されていました。

洪水での被害の復旧が済んで元の展示館に戻ることを願っています。

山形県新庄市 雪の里情報館

駐車場は情報館の前にありました。

入館料は無料でした。

これ何だろうと思いました。わからなくて尋ねると、雪室でした。ガラスの下は15cmくらいしかないと思っていたのですが、よく見るとその下に部屋がありました。展示用の雪室だそうです。本物の雪室は、藁に包んだ野菜などを雪の中に入れて保存するのだそうです。ただ単に長期保存するだけではなく、そうすることによって野菜に甘みが出るのだそうです。

先ほど昨年の豪雨で地下が浸水してしまった新庄ふるさと歴史センターの被害状況についての説明がありました。大変だったようです。のちほどギャラリー形式で掲載します。

ここの建物は旧農林省 積雪地方農村経済調査所の建物を利用していました。2階です。

屋根が鋭角なので、それほど雪が積もらないと見えて組み木が簡素に出来ていました。

出窓部分も鋭角にできていました。

外から見ると、こんな外観をしています。

目に留まった資料などをギャラリー形式で掲載します。

雪国の人たちは大変だなぁと思いました。

山形県金山町 金山大堰 「全国疏水百選認定」

金山町にある金山町役場駐車場に車を駐めました。観光客は駐車可能なようですが、今日は、土曜日のため役場の人たちもお休みなのだと思います。

金山町の街並みの地図です。

少し歩いて、金山大堰 「全国疏水百選認定」を観に行きました。

街の中に、このような場所を作るのは素晴らしいと思いながら拝見しました。

夜は明かりが水路を薄っすらと照らして、いい感じなのでしょうね。

秋田県湯沢市 岩井堂洞窟

お風呂に入ろうと思っていたら、近くに縄文人が住んでいたところがあるらしいというので、観に行きました。

道路脇の駐車場から歩いて3分くらいで洞窟に着きます。

この林の中に第1、第2洞窟があるらしいです。蜘蛛の巣がたくさんあって、棒でかき分けながら進んでいきました。

何かありそうです。

溶結凝灰岩の岩の中に出来た洞窟がありました。かなり埋もれているようでした。

ここに縄文人がいたのですね。

第4洞窟です。こちらも埋もれてしまっていますね。

でも、ロマンがありますね。

お昼ごはん

山形県金山町 お好み食堂 金多楼

今日のお昼は、こちらでいただきました。開店5分前に並び1番で入りました。

スーラータンメン玉子とじ900円です。酸っぱすぎず、ラー油は辛すぎず、ちょうどよい味でした。

麺は太麺です。

食べ終わる頃には、満席になりました。地元の方々に人気のお店のようです。今回は一番人気のスーラータンメン玉子とじをいただきましたが、他にも美味しそうなメニューがありました。

食材調達

秋田県湯沢市 バザール 横堀店

初めて利用させていただくスーパーです。焼き魚が少し多めにあることと、添加物が少ないお惣菜がちょっとだけあるスーパーでした。ご満悦おばさんはお気に召されたようです。

お風呂

秋田県湯沢市 リフレッシュ交流センターほっと館

入浴料は、500円です。

所感:グレー色をした普通の浴室です。浴槽の循環がイマイチなのか浮いている異物などが多い気がしました。

温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH9.3、源泉温度 29.9℃、メタけい酸 38.2mg、炭酸水素イオン 27.4mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯2(15㎡、6㎡ ジャグジー付き)、サウナ1(ドライ 1段 4人)、水風呂1、洗い場7ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし

到着

秋田県湯沢市 道の駅 おがち

ここは、以前泊まったことがあります。お惣菜はありませんが、隣の農産物直売所にあります。ただし、僕らが到着したのが遅かったために、ほとんど残っていませんでした。

この道の駅の詳細は、明日レポートします。

では、本日は、この辺で。

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