のと里山里海ミュージアム
道の駅 能登食祭市場の朝です。雨です。
朝のうちだけ雨なので、その間に七尾市にあるランドリー君七尾店で洗濯をしました。洗濯を終える頃には青空が見えていました。その後、七尾市にある氣多本宮（けたほんぐう）、能登生国玉比古神社（のといくくにたまひこじんじゃ）、本宮神社を参拝する予定だったのですが駐車場を見つけることができず断念しました。参道横に駐車場があるものの何も書いてないことと、既に満車に違い状態でしたので参拝者用とは違うと判断しました。
七尾市にある花嫁のれん館550円（JAF500円）です。花嫁のれん館駐車場という広い駐車場があります。
ここでは、能登、加賀、越中の一部の地域で受け継がれている婚礼文化を展示しています。
これは合わせ水と言って両家の水をかわらけに注ぎ、それを花嫁が飲んだ後、かわらけを土間に投げて割ります。二度ともと（生家）には戻らないという意味があります。
これが花嫁のれんです。数十万円から高いものは百万円ほどするそうです。
花嫁は実家の家紋を入れた花嫁のれんを婚家の仏間の入り口にかけます。それをくぐりご先祖様へのお参りをすることにより結婚式が始まります。この儀式は花婿さんがいない時に済まされるそうです。ちなみにこののれんは結婚式の時の1週間くらいかけられてあとはタンスに仕舞われるのが一般的なのだそうです。
ここには、花嫁のれんだけでなく和服も展示してありました。
ここから、花嫁のれんの移り変わりを少し紹介します。
タイトル：鶴亀、技法：藍染、生地：木綿、年代：明治
タイトル：おしどりと梅、技法：加賀染、生地：羽二重、年代：明治
タイトル：富士に鶴、年代：大正
タイトル：孔雀に梅と牡丹、技法：加賀染、生地：羽二重、年代：大正
タイトル：くす玉、生地：綸子（絹織物の一種）、年代：大正
タイトル：松に御所車、技法：加賀友禅、生地：羽二重、年代：昭和
タイトル：富士と鷹、技法：加賀友禅、生地：綸子、年代：昭和
これは養子に行く時の花婿のれん
タイトル：貝桶、技法：加賀友禅、生地：ちりめん、年代：昭和
タイトル：宝船、生地：綸子、年代：昭和
タイトル：おしどりと梅、技法：加賀友禅、生地：ちりめん、年代：平成
これらの花嫁（花婿）のれんがこのように展示してありました。係の方の説明を聴きながら花嫁のれんを観ることができました。
完全に晴れました。朝の雨が嘘のようです。次は七尾市にあるナッピィモールで食材を調達した後、七尾市にあるのと里山里海ミュージアム（無料）に行きました。
ここは七尾市の良さと故郷のありがたさを思い出させてくれる施設です。とても無料とは思えませんでした。400円くらいの価値がある展示内容です。近くに来られたら立ち寄られることをお勧めします。
この模型は大きく見えるかもしれませんが、1mくらいしかありません（笑）
ここの入り口にも花嫁のれんがありました。
里山里海シアターでは約10分かけて七尾の美しい四季の風景や祭りを紹介していました。なかなか良かったです。
七尾市の歴史の説明です。
展望台に登ることができます。
まだ造成中でこれから素晴らしい公演になるものと思います。
お昼は中能登町にある道の駅 織姫の里・なかのとの「おり姫」でいただきました。
能登ふぐの白子と身を天ぷらにして特製ダレをかけた能登ふぐ天丼1,000円です。フグの白子の天ぷら3つ、ふぐの身の天ぷら3つとボリーム満点でした。しかも、右上の小鉢はふぐのたたきでした。フグの刺身は食べたことがありますが、このような厚みが7〜8mmはあるふぐの刺身が3切れ、しかもたたきは初めて食べました。とても美味しかったです。期間限定と書いてありました。能登ふぐの旬は4〜6月なので今だけの食べ物だと思います。ここで食べて良かったです。ここを見つけたのは助手で、たまにはいい仕事をするものだと思いました。
そして、本日のお風呂は羽咋市にあるユーフォリア千里浜460円です。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉（低張性 中性 高温泉）、pH7.2、メタケイ酸 143.7mg、内湯2（3.5m x 10m ジェットバス2基付き 寝湯3 座り湯5、7㎡ ジャグジー付き）、外湯1（6㎡）、サウナ1、水風呂1、洗い場22ヶ所
これは自分のまったくの推測ですが、成分分析した時（平成20年）と泉質が変わっていると思います。分析した当時はとろみがあったのではないでしょうか。今はまったくありません。
そして、今日は羽咋市にある道の駅 のと千里浜に泊まります。2016年登録のきれいな道の駅でスイーツが多いです。
砂の造形がありました。どんな意味があるものかはわかりませんでした。
では、また明日です。
