旅レポート

大洲城、少彦名神社、参籠殿

愛媛県大洲市にある大洲城

本日のサマリー

17日目:愛媛県内子町〜愛媛県八幡浜市

走行距離:34.8Km

今日行った大洲城は天守内部の木組がすごく美しい城でした。また、少彦名神社の参籠殿は立派な懸造でした。

今朝の道の駅 内子フレッシュパークからりの朝です。

天気は良さそうなのですが、この後雪がちらついてきました。今日は今までで一番寒いような気がします。

今日は、まず大洲市にあるWASHハウス 大洲東大洲店で洗濯をしました。この前、洗濯をしたばかりだと思っていたのですが…。

その後、大洲市にある大洲城を観に行きました。車は市営第一観光駐車場(無料)に駐めました。三連休中日だからか、すでに車がたくさん駐まっていました。

まずは、大洲城のパンフレットを入手するために、大洲観光総合案内所に行きました。ここに来たのは2年ぶりになります。

その後、大洲の町を歩きながら大洲城に向かいました。

大洲城の駐車場がありました。ここは有料で、最初の1時間まで160円で、それ以降30分ごとに80円です。自分が駐めた市営第一観光駐車場からは、ここまで歩いて10分なので、そちらが空いていれば、そちらに駐めたほうがいいと思います。

櫓下御門(二の丸大手門)跡です。二の丸の表門にあたる櫓門で、門前の石垣で囲まれた部分だけでなく、堀に架かる土橋の先まで、塀で囲った形を持つ点が特徴でした。

二の丸御殿跡です。

打込み接ぎですね。隅石が算木積みになっていないので1600年以前に造られた石垣だと思います。

大洲城は、戦国時代以降、戸田勝隆、藤堂高虎、脇坂安治が相次いで城主となり、この頃四層四階の天守間を中心にした、本格的な近世城郭に整備されたといわれています。現在の天守閣は平成16年(2004年)に復元完了し、オープンしました。

天守に到る最後の城門である暗り門跡です。城内でももっとも大きな櫓門でした。

左から、高欄櫓(現存)、大洲城天守(復元天守)、台所櫓(現存)です。

入ってすぐのところに復元天守の木組雛形と有名人の色紙などが飾ってありました。

台所櫓から入って天守に向かいます。

石垣の石を採掘している現場のジオラマが飾ってありました。なかなか大変な作業だったことが伺えます(笑)

高欄櫓1階です。

高欄櫓2階から天守が見えます。

天守1階です。加藤家の菩提寺である如法寺から調達した心柱が1階から2階にかけて立っています。

木組がすごく美しいです。

2階です。奥に見える3階への階段がすごく急なのがわかります。

3階です。4階にあがる階段も急でした。

4階(最上階)です。

天守最上階からの眺めです。肱川(ひじかわ)が見えます。

天井の木組が芸術的です。ハの字になっている木に機能美を感じます。

大洲城天守は、明治21年(1888年)に取り壊されましたが、明治期の古写真や天守雛形と呼ばれる江戸期の木組模型などの史料が残っており比較的忠実に再現することが出来たようです。

木組が美しい天守でした。入り口の木組雛形の構造をもう少し、よく観てくればよかったと思いました。復元天守ではあるものの、今まで観た天守の中で一番内部が美しいお城だと思いました。

いつも、あれ何だったっけとなる火灯窓(かとうまど)です。中世に禅宗などとともに中国から伝えられた建築様式のひとつで、近世になって天守の成立とともに、その窓の意匠として取り入れられました。火灯窓は、加藤家の城を意味しているのかもしれませんね。

よく見ると、いたるところに加藤家の家紋の「蛇の目」が使われています。

今日のお昼は、前回と同じ大洲市の分油屋でいただきました。

ランプシェードが印象的なお店です。

指先が冷たくて、温かいものが食べたかったので、天そば1,500円にしました。関東風のおつゆを少し甘くした感じの味です。天ぷらが美味しかったです。

ご満悦おばさんは、天せいろ1,500円です。天ぷらをお塩でいただきたくて、天せいろにされました。天ぷらは自分と同じで、海老2匹、茄子、スナップエンドウ2本、舞茸でした。お蕎麦は、それほどでもないというのが、二人の感想です。

大洲市にある少彦名神社(すくなひこじんじゃ)に参拝しました。県道沿いに駐車場があります。

入り口の鳥居は工事している最中で無くなっていました。

参籠殿(さんろうでん)です。

参籠殿は、昭和9年(1934年)臥龍山荘を建築した中野虎雄の甥・中野文俊によって設計され、神社の参道途中の傾斜面に懸造で建築された建造物です。その懸造は、後で拝見するとして先に神社にお参りしました。

少彦名神社の拝殿です。

本殿です。

ここの神社の横から梁瀬山(やなぜやま)の山頂まで行くことが出来ますが、ガイドなしで行ってはいけないと観光案内所の方から言われました。ここを掃除されている方によると遭難した人がいるらしいです。この石段の先は藪になっているようです。しかし、2月の末に大勢で登るイベントがあるらしいです。ここの山の上には少彦名命のお墓があります。ここ少彦名神社は全国でも珍しい「神様終焉の地」として建立されました。

さきほどの参籠殿に戻ります。上から見ると入母屋破風、比翼千鳥破風、唐破風向拝がよく見えてとても美しいです。

少名彦の「少」ですね。

横から見ると懸造がよくわかります。

凄い懸造ですね。建物の9割が張り出した構造になっています。

駐車場に戻ってきました。ここの肱川は4年前に氾濫して多くの方が無くなったそうです。今は護岸工事をやっている最中でした。

今日のお風呂は、大洲市にある臥龍の湯650円です。

所感:グレーを基調にした標準的なデザインです。成分表がなく、お湯も本当に温泉なのだろうかと思うような無色透明無臭のお湯でした。

温泉諸元 泉質:成分表なし、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 あり、内湯1(2.5m x 7m ジェットバス 2)、露天2(4m x 4m)、サウナ1、水風呂1、洗い場31ヶ所、とろみ度 なし 、気泡 なし

その後、八幡浜市にあるパンメゾン 本店でご満悦おばさんが塩パンをお買い上げになりました。ここは以前も来たことがある塩パン発祥のお店です。おばさんいわく、「ここの塩パンが一番美味しい」とのことでした。しかし、車に戻ってくるなり、がぶりといったおばさんの一言は「もういいかな」でした(笑)

多くの方が買い求めに来られていました。

その後、八幡浜市にあるみなとオアシス 八幡浜みなっとに着きました。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。

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