旅レポート

名寄市北国博物館、美深町郷土資料室、エコミュージアムおさしまセンター

北海道音威子府村にあるエコミュージアムおさしまセンター

道の駅 もち米の里・なよろの朝です。霧雨が降っています。

ここの洗面所は昨年、鹿児島の方と知り合いになった思い出の場所です。その後、いろんなところで再会し親しくなりました。今度、鹿児島に行ったら会いたいと思っています。

今日の最初の訪問先は、名寄市にある東風連駅跡です。何もありませんでした。ただし、ここに倒れている自転車が写っています。この自転車はグーグルマップのストリートビューで、この場所に停めてあった自転車であることが確認できました(笑)

全国で名寄にしかないSL排雪列車「キマロキ編成」です。キマロキは、機関車・マックレー車・ロータリー車・機関車の順に連結された排雪列車の頭文字をとって名づけられました。雪の多い北海道内陸部、東北、北陸地方では線路両側に高い雪の壁ができ、普通のラッセル式では除雪が困難なためにこの編成の出動となりました

羽根で雪を遠くに飛ばすロータリー車です。

最後尾にはD51が連結されていました。

名寄市にある名寄市北国博物館220円です。

明日7月17日は道民の日で、ここは休館日となるため今日が無料となりました。無料と聞いた途端、無料に目がない某おばさんは、ご満悦になられていました。鳥肌が立ったらしいです。

ここに次のような説明がありました。「アイヌ文化の最初のころより、全属製品など主な生活用具は交易による移入品で…」

やはり、アイヌは金属加工技術を持っていないことが明確になってきました。

また、次のような記述もありました。

「本州からは当時の蝦夷地の政治経済の中心地・松前にアイヌにとっては必需品の金属製品や添塗の容器類が和人商人によりもたらされました」

博物館によっては、アイヌ民族が作ったように展示されていたこれらの漆器は交易品だったのです。金属加工技術同様、漆器の技術もなかったことがはっきりしてきました。

ここは、220円とは思えないくらいの充実した内容でした。北国・名寄の歴史(11分)、北交響〜星・雪きらめき 緑の里なよろ〜(12分)のビデオも鑑賞しました。北海道の人たちは、苦労されてきたのだなと思いました。日本政府は北海道のことをもう少し考えるべきだと思います。

西條 名寄店で食材を調達した後、ここにあるファミリーレストラン ペリカン 名寄店でお昼をいただくことにしました。

寿司と天ぷらとそばがセットになっている御膳を食べたかったのですがカロリーの摂り過ぎのため、ぐっと我慢をし冷やし中華750円にしました。今まで食べてきた冷やし中華の中で一番冷たい冷やし中華でした。

某おばさんも同じものを召し上がっておられましたが「私の心の方が冷たい」と言っておられました。一応、自覚はされているようです(笑)

美深町にある美深町 文化会館 COM100に行きました。ここに郷土資料室があるのだろうかと思う入り口を入っていきました。(実は、裏口だったようです)

中は立派なホールになっており、フロアーマップを見て資料室を探しました。

美深町郷土資料室(無料)です。

ここでも、アイヌ関連の資料を中心に見てきました。

美深町にある道の駅 びふかです。よく知っている道の駅なのですが、名前とここの道の駅であることが一致していませんでした。

音威子府村にある道の駅 おといねっぷです。前回、そばをいただくために並んだ記憶があります。

音威子府村にあるエコミュージアムおさしまセンター300円に行きました。

ここは、彫刻家・砂澤ビッキ(昭和6年(1931年)ー平成元年(1989年))が、昭和53年(1978年)から平成元年(1989年)に亡くなるまで創作活動の拠点としていた旧筬島小学校「アトリエ・サンモア」を復元したものです。

ここには、砂澤ビッキの作品が多数展示されています。

床は、チップが敷き詰められていました。

素晴らしい作品が多数展示されていました。

ギャラリーでは、おおもり たまさんの個展が開かれていました。岩絵の具とシルクスクリーンを使い、古典的な雰囲気がありながらも新しく、ユーモアのある作品を制作される方です。

コーヒーなどをいただけるカウンターもありました。

第2アトリエです。

名誉館長と言われる方がお仕事をされていました。

お仕事をされていたところを撮影させていただきました。

その後、ビッキについていろいろ話をしてくださいました。ビッキがここに引っ越してくる前からのお付き合いだそうです。もうビッキと親しかった人は、この方だけになったのだそうです。

今日のお風呂は、中川町にあるポンピラ・アクア・リズイング400円です。

所感:2回目の利用になります。前回同様、強塩冷鉱泉であるものの、それほど塩っぱく感じませんでした。湧水量を補うために加水されているのですが、かなりの量の加水をされているものと推察します。

温泉諸元 泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物強塩冷鉱泉(高張性 中性 冷鉱泉)、加水 あり、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 あり、pH7.4、源泉温度 21.2℃、メタけい酸 2.5mg、炭酸水素イオン 88.3mg、内湯320㎡、2m x 2m2m x 2m かわり湯 ラベンダー)、サウナ1、水風呂1、洗い場13ヶ所

中川町にある道の駅 なかがわに着きました。以前泊まったことがあります。

ドッグランもあります。

では、今日は、この辺で。

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